
今日は予定通りゲートバルブのシート面修正・・・(マニ側)
まずは、歪みの程度をチェック・・・薄っぺらのゲージをはさんで光明丹でアタリを確認・・・

ひ、歪みのスケールが思ってた100分のいくらじゃなく、10分の○ってぐらい・・・
もう一度ちゃんとアタリ確認したら、やっぱりフランジ溶接したあとに、パイプをプレスで潰して、マニの溶接面との形状を合わせたから、引っ張られてフランジが曲がってると断定

チキショー

ステンブロックからの削りだしのフランジがそんな簡単に曲がるわけなかろうが

と思い込んでたけど・・・なんにしてもこんなスケールの歪みをバルブシート面だけで手直しできるわけがない・・・
マズイ・・・ これはもう・・・・・・
いや後戻りできねーんだよ

あなた(フランジ)の心のゆがみを矯正してみせましょう

アイヤーーー

おほっ

ちょっと戻った

さらにアイヤァーーーーー タァーーー
なんじゃこのステンフランジは

いとも簡単に曲がるではないか

そうか

チタンほどじゃないけどステンの熱による歪みはかなりひどいから、SUS304みたいにカッチカチに硬いけど歪み大なモンだとゲートのバルブシートには使えんってことなんじゃなかろうか・・・だから熱による歪みが少なくて、その分軟らかいステンレス材(合金?)ってことじゃないかと・・・
・・・で、気合入れて何やったかというと、プレスでフランジに溶接したパイプ(フランジから80mmも離れた部分)を押さえて潰したことで引っ張られて曲がったようなので、ギアプーラーで反対側から引っ張ったった

これでかなり戻ったから、あとはバルブシート面で修正・・・平面じゃないからココはエアリューターにペーパーコーンを付けて慎重且つ大胆にウィィーーーンってなぞっては手でペーパーがけして、ゲートケースを固定してバルブを押し付けてアタリを確認・・・とにかくこれの繰り返し

写真は恐らく30回ぐらいやった時の光明丹でアタリ確認したところ・・・基本的にアタリはもう出てる

他のフランジ変換アダプターでアタリを見てみると、十分同等のアタリが出てる・・・少し気になってたのがアタリ面。エンジンのヘッドのバルブのアタリ幅はできれば面圧と気密性を高めるために細アタリがイイ(シートカットしないと無理かな・・・)けど、元々ゲートのバルブ傘の幅と殆ど全アタリに近い面アタリだったことが判明して安心した
排気漏れはもう直ってるけど、明日は念のためバルブの擦り合わせをもう一発やって、やっとエンジン慣らしに入れるかな
・・・よく考えたら30代半ば以上の人しかホイコーロー先生って知らんわな
ブログ一覧 |
ターボチューン | 日記
Posted at
2010/09/09 01:18:48