
今日はM号FDのエンジンを回しながら、底なしライダーRB26のヘッド分解・・・腰下は全バラにしてしまったし、この際、バルブのアタリを確認して、スラッジがステム付近にも溜まってるようならステムシールも交換しようと思ってバラしてみた・・・
見んといたらよかった

アタリが良くないしアタリ幅も広い・・・通常ならシートカットをすることを勧める状態・・・でも本人は「まっ

しょうがなかろう

」と・・・そのまま組めと言わんばかり・・・
というのも、作業待ち期間が長かったおかげ

で、少し予算に余裕が出来たからブレーキとかに回さずに、
VCAM
仕様に決定

40万程度当初予算からアップするために、他の部分は必要最小限の出費に留めときたい

だからメタルは悪い箇所のみの交換、ピストンリングも合い口確認(基準値の小さい方程度のクリアランスだった)して再使用することに、結局、ウォーターポンプ、タイベル&アイドラ&テンショナー、ステムシール・オイルシール類、ガスケット類の交換に抑えとく・・・

その代わりにバルブの擦りあわせだけで気密性を保持できるようになんとかやってみようってことに・・・
そうと決まれば、ヘッドをゴシゴシブラシで粗洗いして、ポート内壁をすこぉしだけサラって洗浄液にドボン

一日二日浸け置きしてもう一度洗浄することに・・・あと、ピストンやカムホルダーなども粗洗いして今日の業務終了・・・カンカンカン
メニューの詳細は、改めて紹介するとして、基本はノーマルエンジンでノーマルタービンからのステップアップ(ノーマルタービンのリビルド感覚)っていうのがコンセプト

だからバルタイでRB26本来のポテンシャルを発揮させようと考えてたわけです。今回使うVCAMはノーマルピストン用のタイプAで30度可変タイプ・・・もちろん50度動かせる方が中速も高速も有利なのは分かりきってるけど、ノーマルの26本来のポテンシャルっていうのが目的で、VCAMを採用することで、マップでバルタイを動かし、可能な限り全領域で充填効率を高めてやりたい

下がないといわれるロマンタービンを固定カムのバルタイでどの程度ワイドバンドで使いやすく出来るか個人的に興味もあるけど、逆にいえばVCAMで立ち上がりバルタイを決めれば固定カムのIN側のバルブクローズタイミングが計算できるから、やっぱりVCAMが使う人にとってもセッティングする側にとってももありがたいものだといえますね
店の前の国道を大型トラックなどもひっきりなしに通るから、普段なら必要なときはサイレンサーなどを追加してエンジンをかけ続けても騒音迷惑になりにくい立地だけど、昨日はホントに昼間も静か(全くってほどトラックも走ってなかった)だったせいで、M号も外道号もエンジン回してなかったけど、今日は大型トラクター?など農耕用機の整備などでご近所さんもエンジンかけっぱ・・・これ幸いとウチもM号のエンジン始動・・・とりあえず、負荷をかけるまであと数時間回しときたい・・・
今日は写真撮ってないので、こないだ撮ってた外道号FD

カーボンパネルはその下にあるエアクリに、ボンネットダクトから水が直接かからないようにするためのもの・・・以前大量にエアクリから雨水を吸い込んでインタークーラーまでタップタプになってたクルマを整備しててできるだけ、こういう風にパネルを作って、エアクリーナー前方に雨水が落ちるようにしてる・・・オーナーさんには保管時の留意点として伝えてあったけど、板金屋さんに預けてる最中などにこういうことがあると、車両で対策するのが望ましいってことですね
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レシプロエンジン | 日記
Posted at
2010/09/13 00:41:38