
朝っぱらから、昨日の事故状況や当事者などをまとめた報告を作成し、とりあえず、いつもお世話になってる保険代理店さんに報告&相談・・・
裁判になる可能性が高い案件とのこと・・・やっぱり・・・
ここでマメ知識・・・事故の過失など、いわゆる相手方の不法行為に対する民事裁判は自ら訴えを起すより、訴えられるほうが得

という考えもできます。通常債務不履行などによる損害賠償請求などでは請求された側が債務の不履行がなかった事実を証明しなければならないけど、不法行為による損害賠償請求は請求する側に相手の不法行為の事実を証明する責任があるんです。相手にとって不利な事実を証明することは、自分にとって有利な事実を証明するより厄介ですね・・・
だからこの事故の対応をどうするか、こういうことも踏まえて行動を決めていきます・・・
昼過ぎまでこの件で、かかってしまい、ホントに今日は作業はちょびっとだけ・・・

鈴鹿GP観戦の為、さらに作業時間が削られてしまった

でもカムイ選手には楽しませてもらった

シリーズを戦うレースでは、一度のオーバーテイクが持つ意味は大きいんです。それは、安易にイン側を閉めてブロックしても抑えられないドライバーというイメージが染み付いてしまうから

当然、コースやクルマの状況に変化があれば、各車の速いとこと遅いとこが刻々と変わるけど、仕掛けられる可能性があるコーナーでどういうアプローチを後ろから仕掛けてくるか予測できなければ、ブロックも難しいし、ブロックに気をとられてミスが生まれる確率が何倍にも増えてしまう・・・結果的に何戦か・何年か先のレースでオーバーテイクするための種まきになるってことですね

晩年のアラン・プロストの前ではみんな自滅してしまうといわれたのも、この原理ですね・・・プロフェサーという異名を付けられて、他のドライバーからも「学者的な正確さ」で後ろから仕掛けてくるというイメージが出来てしまってるから、ブロックドライバーはミスを犯してしまう・・・
もう一つテクニック(スタイル

)として、カムイ選手の凄いのはブロックラインを変えられないタイミング(前車がハードブレーキング中)にスッと横に並ぶあの間合いですね。エグイ飛込みに見えて、ターンインまでの間では恐らくクラッシュの確率は低いでしょうね・・・(もっともクリップから立ち上がりにかけては超接近のはずだから危険だけど・・・)その間合いで飛び込むためのテクニックとして、縦方向のグリップと横方向のグリップを別々に使い分けてること、ブレーキングの開始ポイントを単に遅らせてるんじゃなく減速比率をコントロールしてること、前車のドライバーの操作を冷静に判断し、正確に予測していることがあげるんじゃないかと思います。その辺りが琢磨選手と大きく異なるところかと・・・F1は最高峰ドライバーの競演だからシビレますねぇ

(といいながら今日はちょびっと居眠り

)
なにはともあれ、カムイ選手の今後が楽しみです

来年タイヤがもしミシュランのワンメイクになったとしたらどうこの天才が対応するのかも個人的には楽しみです・・・
ノってる関西人は脅威ですね・・・
で、底なしRBのエンジンを少しだけやったけど、それはまた改めて・・・
外道先生がデカイタービン見せろっていうから、出して大笑いされてた・・・最高速でもやるんかぐらいの勢いで・・・底なしライダーと外道先生がTO4Rと不明タービンを見比べてクスクス言うてたけど、底なし君がタービンブレードの高さが違うって言い出したので、RBはほったらかして、タービンをまた分解

EXブレードの外径は同じなのは確認してたけど、高さをノギスで簡易に測ってみたら、ありゃま

確かに1mm程度高い

んでもって、羽根の湾曲の角度・・・ぱっと見同じかと思ってたけど、不明タービンの方がRが緩く、羽根が立ってるような形状・・・カットバックもTO4Rのカットバック(カスタム加工)と同等かそれ以上・・・
前回、ブログでEX側に対してコンプレッサー側が大きすぎるからバランスが悪いんじゃないかとコメントしてたけど、分からなくなってきた・・・というのもEXの羽根が立ってて、カットバックも大きいってことは、抜け重視だからトルクの立ち上がりは緩やかになるけど、パワーも出るし、大きめのコンプレッサーとも組み合わせやすくなる

さらに、羽根の高さが高いってことはサージングが起きにくくなるからEX側なら最後の最後まで抜いてくれるし、コンプレッサー側ならブーストが上でタレにくいっていう症状となる・・・。やはりこのタービン、ちゃんとメーカーが考えて作ったものなんだなぁと改めて感心

ちょっぴり、このタービン使ってみようって気になってきた

でもインジェクター、どんだけいるんじゃろ
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ターボチューン | 日記
Posted at
2010/10/11 00:53:02