
昨日、タービンassyを降ろすときにコンプレッサー側のセンターナットを摘んでラジアル方向のガタが大きく感じたけど、よく考えたら、底なしRのエンジンを最後にかけてから既に3週間・・・
タービン内のオイルはリターンされてるから、新品タービンのガタと同じように判断しないといけない・・・
と気づいて、タービン自体を分解する前にもう一度、アクチュエータの動作タイミングとスイングバルブ開度を確認してみた・・・
当然アクチュエータの動作タイミングは同時に見える・・・
で、アウトレットを純正を使うので、最初に組む前に、フロントに比べてリア側のスイングバルブがアウトレット内壁にすぐぶつかる形状になっているので、アクチュエータ最大伸長時にギリ当たるかどうかの調整になってたのを確認して、フロント側はリアと同じ長さにロッド調整してあったので、前オーナーはしっかり調整されてたんだろうと思い込んでフロント側は確認せずに組んでた・・・
とりあえず、どっちにしてもタービンハウジングは外してブレードとハウジングの変形まで今回は確認するつもりなので、フロント側のアクチュエータロッドをスイングバルブと切り離した・・・
・・・ん

テンションがじぇんじぇん違いますけど・・・

距離にして3mm以上違う・・・ ほぇ~~~

アクチュエータステーの変形か、コンプレッサーハウジングの形状違いか、スイングバルブロッド角度の違いかは分からんけど、とにかく距離が違う・・・
アクチュエータの作動量は同じで、ロッドの長さも同じ・・・でも単純に始点の位置が違うんだから、当然全開時の開度が違う・・・アクチュエータのロッドの作動量での3mm分はスイングバルブの角度にしたらエライ違いじゃないんか

それにアクチュエータの中のスプリングは同じだからテンション(プリロード)が違っても動き出すのは同時だわな

(動くスピードが違うはず・・・)
最初にそこまで確認してなかったのは、恥ずべきことだろうけど、シングルターボなら、どうゆう状態であれ、なりに使える・・・ツインの場合は、2個のタービンの状態を同じにしてないと同調がとれないことを思い知らされた

特に2個それぞれにスイングバルブが装着される(普通そうだけど)構造の場合、状態の違いが排圧まで変化がおきるから、症状としてメチャクチャになる

分かりきってるといえばそれまでだけど・・・新品で買って新品時は当然アクチュエータのロッド調整やって、取り付けて、オーバーホールも同時にするから、バランスをとる(確認する)って工程をそもそも意識する必要もない・・・
中古の場合、確認しようにも、極論でいうなら、タービンの全分解してみないと同調がとれる状態かどうか分からない・・・でもそれって完全にオーバーホール工程だから、そうするぐらいなら新品買う方がヘタすりゃ安い・・・だから中古の場合、前使われてた状態が正常だと信じてそのまま使うのが一般的じゃないかな・・・(完全に言い訳モード


)
写真みても分かるとおり、センターカートリッジだけはまるで焼けてない・・・この見た目とガタの状態を見てこのタービンは状態がいいと思って、底なしRに今回装着したわけだけど、勝手に想像すると・・・
・・・前オーナーはなんかの影響でオーバーホールして、ロッドの長さで調整した挙句、今回の底なしRと同じ状態になって、すぐ外したんじゃないかな・・・と・・・
ってーことは、このロマンタービンはこのまま使えちゃったりするんでしゅか

いやいや、もうちょいちゃんと確認してみて相談のうえ、判断すっか

再度確認してみて、やっぱりアウトレットは純正はマズイ気がするなぁ・・・いろんな意味でスイングバルブの開度は大きく取れる方がいい

それにあんだけ内部形状が前後で違うのもねぇ・・・
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ターボチューン | 日記
Posted at
2011/01/14 00:49:26