
久々の更新です・・・
書けないことをやってたもので・・・

別に世間に恥ずかしいことや後ろめたいことはないですよ
今日はM号FDの納車へ

「便に走らせましょうか?」とのあり難いお言葉

ダイナパック上ではかなり走らせてるけど、なんせ前回の時は1周目でブローした

のでやっぱり実走行での確認はした上で完全に納車という認識でいたので、段取りが良くて助かりました
エンジン組み上げてからセッティングまでと、セッティングから今日までと、かなりいろんなテスト&評価をしてたので前回の瞬殺

の原因は明確になってる

一つはブーストのデューティ設定の値が異常(いつ?誰?なんで?)という人為的な要因、もう一つは、燃料やエンジンの消耗部品の問題(実際は問題は全くないけど性格が変化してる)で、その対策もさまざまな方法でしっかりとってる
あとはその確認のみだけど、やはり多少緊張はする・・・
いざ、サーキットへ到着すると、トランスポーターがズラ~っと・・・今週末スーパー耐久だったんですね

(実際にはあんまり興味ないけど

)
しっかし、S耐って最近じゃ、ぎゃぁしゃが多いですね・・・
”あうでぇ” やら ”べんべぇ” やら ”フェラあり” やら・・・スゲェェェェェ

そういや、こーげ氏のレースガレージでもS耐マシンの作業やってたな・・・
なんと、会員枠だから、今日はこんなS耐マシンとの混走かよ

コースインして、エンジン音ヨシ

(実は濃すぎて湿っぽい

)、アクセルのツキヨシ

、ブーストコントロールヨシ

、水温&油温ヨシ

、サスペンション&ブレーキヨシ

、タイヤ・・・見てねぇけど多分ヨシ

、ノックレベル・・・表示しちゃいけんな

・・・こんな感じで一つ一つ確認しながらアウトラップを走行
おっとZぉ

・・・「どうぞどうぞ」 ヒュー、べんべぇ

・・・「どうぞどうぞ」・・・まるでダチョウ倶楽部バリの「どうぞどうぞ」
だってぇ・・・あの人たちね、スリックだしぃ、ブレーキいつまで経っても踏まないしぃ、コーナーなんてぇ、メッチャ速いんだよぉ

(今日のココロは乙女です

)
結局、アウトラップでタイヤを一切暖めないまま、2週目の1コーナー・・・ブレーキ効きすぎっていうか、クルマのグリップがありすぎて進入速度が速いから、減速しすぎ

それでもOSクロスの3速でパワーバンドに入ってる車速

続いて2コーナー・・・エンジンの調子見ながらコーナーリングしようとしてるのに、こちらも速度が(僕の感覚より)速すぎてパワーバンドキープで、パワーだけでスライドしそうなトルクとレスポンス

モスエスの立ち上がりで5速に入りそうなのでモニターはメインストレート以来何も見てない
これじゃ確認の為に僕がドライブしてる意味ねぇが

と一人ボケ突っ込みしてたら、ヤツが近づいてきました・・・そう、赤い跳ね馬・・・正直、このS耐走ってる跳ね馬がどんなモデルなんか僕は知らない・・・
でもこの幅広の跳ね馬とかけっこしたい衝動に駆られ、モニター放置(もう見ようとしても見れないところに・・・

)やっぱり跳ね馬への強い憧れが僕にはあるようです

コーナーの中で抜かれたんじゃつまらんからコーナーも奮闘(といってもやっぱり進入はカメ

車速の感覚とタイミングのズレは簡単ニャ補正できんのですっ)アトウッドの立ち上がりでアウトいっぱいを使うぐらい早くから全開にして加速

それでもスリックタイヤの跳ね馬レースカーのコーナー速度は圧巻で、進入ではかなり離れてたけど、3速吹けきり付近でほぼ横並び・・・4速にシフトアップ・・・抜かれない、まだすぐ横におるぞぉ、なんだかわからんけど、どっちも速ぇぞぉ



至福のひと時をほんのひと時でも味わえた

でも、前方の会員さんのホンダ車(市販車)が一気に近づいた(そのクルマが遅いわけじゃないと思う、この幅広の2台が速すぎかと・・・)ストレートとはいえレースでもないのに3台並ぶ瞬間があるのは危険だし、どうせヘアピン進入では跳ね馬がブレーキなかなか踏みゃぁせんと思うので、アクセルを緩めた・・・
次のラップもそのままの勢いで、慎重にペースを上げてみた・・・やはり、アウトラップの加速は吸気温度が低かったせいでしょうね・・・、3ラップ目には吸気温度も上がってるから、逆に乗りやすくなった

それでも1コーナーや最終などクリップからベタ踏みしたら出口付近で暴れそうな感じもあるし、ダブルヘアピンは思わずドリフト&振り返しまで続いてしまった

(アクセルワークはちゃんとしてたんだけど・・・)
このラップのコントロールラインを通過して、クーリングしてピットインすることに・・・
いろんな確認はモニター使ってはやってないけど、結構なレーシングペース(進入はドンガメだけど、僕のベストに近いタイムじゃないかと・・・)で走って確認できたので、問題ない確信もあり、ガソリンがE線に

ピットインまでにリアル確認とピーク確認などできることを全てやっとこうと・・・ピークブースト1.04K(大体走行中0.98Kぐらい)であれだけのトルクはスバラシイ(自画自賛)、水温は夏場とは思えない90度未満で油温は100度未満で、ストレート1本のクーリングで油温は5~10℃、水温は2~5℃程度下がる

これはオイルクーラー導風加工のタマモノです(超自画自賛)、ノッキング表示のピークは・・・なぁんも見えん

、クラッチ切ってアイドリング音&負圧・・・走行前と変化なし(プライマリーに850ccなんか使ってたら判断できませんよ

M号は判断できます

)
あと、ちょうどクーリング中のS耐のFDと一緒になったけど、あのクルマと同じくらいM号FDも濃いんだろうって感じ・・・エンジンの音が湿っぽい(艶っぽい)感じで黒煙吹くほどじゃない(当たり前じゃけど)
ピットイン後にも、コレクタータンクなのであと2ラップはできそうなので、ドライバーチェンジしました
ホントにホッとしたのと楽しかった

セッティングは安全マージンにマージンを二重に上乗せするぐらいだから、走り続けていくうちに少しずつ詰めていける

実はパーツの変化に対して何処まで許容するか破壊テストでもしないと分からないけど、そんな無謀なテストやる余力が僕にはないから、安全なことを確認しながら詰めていくことにしたいと・・・それにしてはなかなかの加速をしてくれます(最近見つけた安全マージンたっぷりデータでも速くする秘訣を注入)
ちなみにあの跳ね馬ってF430って490馬力のマシンなんですね・・・だから僕がアクセル緩めなくってもシフトアップの度に抜かれてたでしょうね

でも3速4速の中間加速は十二分に競争になるわけだから、ダイナパックでの412馬力(ブースト1K時:今のデータだともう少し出てるはず)って大したモンでしょ

(実際には加速力っていうのは馬力じゃなくてトルクの値とカーブなんですよね、馬力は4速5速とかの伸びね

だからサーキットじゃ馬力は気にしたってしょうがないって僕がそういう意味で言ってるわけです)
あと、気づいたのは夏でこのトルク感とパワーバンドのレスポンスだと、冬は危険なコーナーが数箇所あるでしょうね・・・トルクでタイヤグリップを失いそうなところが・・・さらにハイブーストだとクルマがいうこと聞かなくなる気が・・・
もう一つはグリップレベルが高すぎてコーナーもホント速い

でもその高い次元の中でやはり、リアの最後のもう一粘りが足りなく感じるところ・・・多分アクセルワークが丁寧な人は感じないかもしれないけど、M号FDにA050履いた状態で乗るのは僕は初めてだったけど、ベッタベタにグリップするんだけど、更にタイヤを荷重で押え付けたりすると、リアは最後の最後までロールを受け止めてくれる反面、対地キャンバーがやはり不足気味な感じがある・・・でも、クルマ全体が巻き込み感があって、ラインは進入から出口まで狙ったとおりにトレースできるし、フルロール中でも曲がりながら加速できるっていう攻めれるセットアップ

だから余計に出口でリアの粘りがもうチョイ欲しいと感じるんだろうけど・・・
調整式のリアスタビも前回入れてレートが一番上がる設定にしてるのに・・・あとはダンパー・サスの調整ぐらいが現実的な線かな・・・
ただ、今のこのクルマのセットだと、パワー生かす方向じゃなくてコーナーでのタイム削るような乗り方の方が速いコーナーもあるから、敢えて変えないのも一つの手かも・・・
一応、どのコーナーを立ち上がり優先でどこがコーナーリング優先かはお伝えしました・・・クルマによって違いますからね・・・もうMさんは乗り方をコーナーごとに乗り分けるスキルがあるんで

(バトル中のメンタルコントロールの課題は別で

)