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サイドポート魔人のブログ一覧

2010年05月26日 イイね!

久しぶりにムチャなポートにしてみました・・・

久しぶりにムチャなポートにしてみました・・・競技専用車両なんで久しぶりにおっきめのポートにしてみましたわーい(嬉しい顔)
街乗りはないから、負圧領域を無視し、アイドリング負圧も気にしないで冷や汗どーーんと広げてみました手(チョキ)排ガス検査合格にはほど遠いけど、クローズドコース専用車ですからねぇあっかんべー写真はプライマリーポートです。でっかくなっちゃってますが、最大サイズではありません。以前デモカーなどで採用してたSIDEMAXポートはまだまだデカイものでした。外側、内側、上側ともまだまだイケます晴れ実は限界値を探るため、過去に2回は組んでエンジンかけた瞬間にコーナーシールのインシュレータ部が中で転がるトラブル(世間ではこれをブローといいますげっそり)に見舞われましたふらふら拡大の仕方にコツがあるんですが、セカンダリーポートはもろにそのコツがバレてしまうからプライマリーの写真にしましたるんるん
EXポートとの組み合わせとなるけど、MAXポートだと負圧-300mmhgクラス(ブリッジは確実に-200~-250前後)となります。そうすることで、ピークパワーと上の伸びもスゴイことになってきますが、タービンを含めた排気系パーツの傷みが酷くなるのと、補機類をある程度選ぶようになります。んで、ブーストも高めにセットする前提となってくるので、今回の目的はローブーストでピックアップ重視ですから、こういう形状にしました。

基本的には外側方向に拡大すると開き始めが早く、上側方向に拡大すると閉じ終わりが遅くなります。リフト量に相当するのはどっちもということになります。開き始めは上下方向、閉じ終わりでは左右方向が広い方がリフト量が大きいという感じになります。バルタイが理解されている方なら、このポートを見ただけで意図が読み取れますよねexclamation&question

最終的にどうセットするかはレシプロみたいに後からバルタイ調整ができないロータリーでは、エンジンのトルク特性(充填効率カーブ)を用途に合わせてどう持っていくか、タービンとの組み合わせで排圧がどれくらいで、ブースト立ち上がり(インターセプト)がどれくらいで、上でどれくらい抜けるかを予め理解したうえで、どう排圧をかけていくか検討してポート形状を決めていきます。つまり、キャブにせよ、インジェクションにせよ、エンジンコントロール(燃調・点火)セッティングを自身でやる人でないとポート形状も決められないわけです。また、ダイナパックなどのシャシダイでトルクカーブや、基本燃料噴射マップグラフも確認できない状況では判断を誤る可能性があるので、前提知識は感覚じゃなしに、こういう設備でやったセッティングの経験値だけが前提知識といえると思いますウィンク

Posted at 2010/05/27 01:46:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロータリー | 日記
2010年05月24日 イイね!

ポート形状公開!

ポート形状公開!とりあえず、一番重要な排気ポートの形状決めからやってみました晴れ
ローブースト設定だとしても、タービンレスポンス(エンジンレスポンスじゃないっすよるんるん)を上げて、コーナーの立ち上がり加速を特に狙った形状ですひらめきまだ、完全に形が整ってませんけど冷や汗
当然、チューナーさんやプライベーターさんで各々考え方が通り一辺倒じゃないから、いろんな意見があって然りですが、徹底的にいろんな形状を試しまくった僕の経験による見解ですんで冷や汗

でもこういう形を性格の違うタービンと組み合わせると世にも恐ろしいことが起こります・・・爆弾だから結局なんの参考にもならないし、「へ~~」って流しといてください。

レシプロのECUセッティングではバルタイを数パターン試すので、REのポートについてもエンジントルク特性・充填効率・オーバーラップ量がどこをどう拡大すれば変化するか、変化したらどういう特性になるか、理屈として理解できるようになりました手(チョキ)REも完全に4サイクルエンジンですから、REについてというより、4サイクルガソリン内燃機関として考えると、全くレシプロエンジンと同じですよexclamationただターボチューンはエンジン特性だけじゃなくて、組み合わせるタービンの特性をあらかじめ理解し、エンジンとの相性(排圧特性)によってポート形状を考える必要がありますねわーい(嬉しい顔)
例えばEXポートは下側が開き始め、上側が閉じ終わり、横方向はカムでいうならリフト量に相当します。どこをどう削ったって排圧は上がります。パワーはポートを大きくすればその分パワーが上がるというものでもありません。排気のさせ方でタービンの仕事量をコントロールして、タービンの仕事具合によってエンジンの吸排気のガス交換効率が決まるという流れになります。
この排気の要素にオーバーラップは吸気も直接排気に影響を与えるからEXポートとINポートはセットで決める必要があるんですよるんるん

世の中の大半の人はわけ分からんでしょexclamation&questionでも、同じエンジン・同じタービンでもバルタイ(REの場合はポート)の違いだけで驚くほどフィーリングもパワーもドキドキ感目がハートも違うってことを体感しちゃうとメチャおもろいわけですよ揺れるハートRBなんかもバルタイだけでブーストの立ち上がりを超シャープにすることもできてしまうんですよわーい(嬉しい顔)んでもってパワーもはねあがってしまうんですようれしい顔ドキドキワクワク感はそりゃぁもう・・・黒ハート
Posted at 2010/05/25 02:31:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロータリー | 日記
2010年05月23日 イイね!

なんくるないさぁ~

なんくるないさぁ~昨日降ろした沖縄で5年くらい前に製作されたFDのエンジン揺れるハート
ワクワクしながら補機類外しから作業開始ウィンク 「おぉ~、ここをこんな風にしてるのかぁ」、「やっぱり、ここはこうしてるのかぁ」と感心&納得しながら着々と進んで、ついにショートエンジンとご対面目がハート
同士よぉexclamationやはり思った通りポート加工してたのかぁ、サイドポートの削り方も雰囲気あるね~ハートたち(複数ハート)EXポートも「TO4E用のあまり大きく加工しないほうがフィーリングがイイのは分かるけど、それでも加工しててくれ」と願ってご開帳うれしい顔一見ノーマルかと思ったが、おぉ、ブラザーグッド(上向き矢印)やはり加工せずにはいられなかったかひらめきグッジョブ指でOK
TO4E 57Tで元々車検付き車両に搭載するエンジンだったから、極めていい選択だと思うムードしかも、強化バッフルプレートが取り付けてあり、エンジンのねじれを抑制グッド(上向き矢印)ポイントを押さえてチューニングされたいいエンジンを久しぶりに見た気がするわーい(嬉しい顔)
恐らくメタルの選定やポート設定、エンジン保護の方法など、僕と考え方に共通する部分が多い人が組まれたエンジンだと思う。更にサーキットのストレートを生かすエンジン&ターボチューンが僕の真骨頂だけど、沖縄のアニキ(名も顔も知らないけどあえてそう呼ぶ)はもっとハイパワーのチューニングをより知ってるんだろうと推測するぴかぴか(新しい)

今回エンジンを開けてみて、タービンシャフトが折れるというトラブルでコンプレッサーブレード3枚が欠損し、そいつが原因だろうとは思うけど、F側のアペックスシール溝のクリアランスが少しおかしくなってて、ローターハウジングもR側よりF側はアペックスの打痕が目に付く・・・でもそれ以外になんの不具合も見つからないほっとした顔一見すると何も異常がないかと思うほど・・・サイドハウジングも恐らく新品か相当のものを使われてたようで、歪みやコーナーシール傷の深さも街乗りだけ大人しく乗られたエンジンかと思うほど。
しっかり沖縄のアニキのエンジンはまだ生きてますexclamation×2T45Sをパワー狙いじゃなく、ピックアップ最優先のフィーリングにこのエンジンを継承させていただきますうれしい顔

T45Sでピックアップって言うなら、「他のタービン使やよかろうが」と思う人も多いと思う・・・でも、13Bの本来のパワー・フィーリング・トルク感は市販化するために封印されてるところが(レシプロのカム・バルタイ設定もそう)あって、本来のエンジンの味を発揮して、そのエンジンパフォーマンスを発揮できるタービンが組み合わされることで、速さと五感に訴えるドラマチックな加速フィーリングがドライブするのをホントに楽しくさせると考えてます手(チョキ)
そんなタービンってあまりないし、人はそれをドッカンというかもしれないし、最近のタービンとはフィーリングが大分違う気もする・・・
それでも速さだけじゃなく、気持ちいい・楽しいと感じられるロングライフなエンジンを造りたいんです目がハート
クローズドコース専用車だからそれが可能じゃないかと思ってるんですグッド(上向き矢印)

めずらしく、アツくなってしまったがな冷や汗
Posted at 2010/05/23 23:00:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロータリー | 日記
2010年05月20日 イイね!

湿気はキライ・・・

湿気はキライ・・・とりあえずAさんFDはエンジンラッピングに入れるよう、バッテリーとクロモリレーシングナット、水量センサー、他をオーダーして一旦終了。
続いて、M号の作業に着手すべくリフトで上げようとすると、①エアロでかい②ロアブレスバー着脱のためフレームにかけれない③車高も低い④ついでにワイドボディ・・・
結局、リフトアップのための冶具を作るところからスタートし、左右の位置を1cm以内ぐらいの差で真ん中にクルマを持っていくのに20回ぐらい前後にちょこちょこ動かしてやっとリフトに上がったのが12時から始めて2時半過ぎ泣き顔ジメジメするし、あっついし、地べた這いつくばってクルマの位置を調整して既に僕の湿度は100%げっそり
エアロ外せればよかったけど、ワイドボディのエアロがリベット止めでエアロとエアロが重なってるからどんだけ外すことになるか・・・昔、当時のD1走ってたFC(エアロの地上高0cm)をリフトに上げて作業したが、これはエアロが超簡単に外れるシステムexclamation&questionになってたからM号より大分ラクにリフトアップできた・・・

今回もロアブレスバー、メンバーブレスバー+ロールバーが装着されている・・・サーキット専用車だからボディの剛性アップは必須だけど、こういった横方向を繋いでつっぱらかすと、個人的にはフィーリング良くない感じが強い冷や汗2コーナー出口で最大限トラクション方向にグリップ使おうとするとかえってブレークする動きに感じる(実際に砕ける)んですバッド(下向き矢印)これはサスペンションとボディのバランスが崩れることが原因だと推測するけど、そこから別のところを補強して・・・てな具合に進めていくとどんどん深みにはまっていったクルマを何台か見てきたふらふら

今は街乗りの人にはこういう補強パーツもいいんじゃない?って勧めることもあるけど(ボディの緩みや修復暦の状態がいいクルマに限ってその状態を永く維持するため)、スポーツ走行目的の場合は、クルマの動きがおかしくならないように、別の補強方法を薦めてます。

でも、今回のクルマは付いてるパーツを外すのも一般的にオーナー心理からすると嫌なモンだろうし、ダンパーがクァンタムなんで、ガス圧が低くて初期の入力に対して過敏にレスポンスしてクルマが動くってわけでもないから、このままでも案外悪くないかもしれんし・・・やっぱり自分でドライブしてみんと判断しにくいわな・・・冷や汗2
いかんせん、ロアブレスバー(バルクヘッドも繋ぐ大げさなタワーバーも)は横を繋ぐだけの剛性はテキメンに上がるし、人間の実感では横方向の剛性アップしか大半の人は実感しにくいみたいだから、ええもんじゃろけど・・・作業性悪すぎてメンテが億劫になる爆弾
僕個人は、チューニングカーやレースカーはメンテ性はエンジン・サス・ブレーキ・デフ・・・それらのバランス取りと同等かそれ以上の高い要素として位置づけてます手(チョキ)作りこみは一時的なものであって、オーナーの道具としてきちんとオーナードライブで機能させるための調整や未然のトラブル回避のための点検はクルマのスペック以上に重要なことだと思うなぁわーい(嬉しい顔)
Posted at 2010/05/21 02:13:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロータリー | 日記
2010年05月16日 イイね!

もう、飲まにゃやれん・・・

もう、飲まにゃやれん・・・夜はしばらく飲まんとこうと思ったのに、もうやれんがく~(落胆した顔)

・・・それは今日、予定通りAさんのエンジンに火を入れた・・・が、アイドリングの音が少しおかしいexclamation&questionまるでオーバーラップサイドみたいなアイドリング・・・それに白煙の量も多い・・・一旦エンジン止めて、確認ついでにBBタービン専用のオイルラインを外して専用オイルフィルター洗浄したりして補機類も一応点検→異常ないなぁ冷や汗2
A/F計見て、燃調や点火・インジェクター設定などを散々いじくりたおしてみたものの改善しないexclamation&question将来的にガス検査に通るようにエンジンはノーマルと言っていいほど・・・やっぱりおかしい冷や汗2
すぐさまR側からコンプレッションチェック→プラグびっしゃ(びしょびしょという意味)じゃがなふらふらでもコンプレッションはアイドリングおかしいわりに正常・・・あれexclamation&question次にF側・・・こっちもびっしゃじゃがなexclamation&questionでこっちもコンプレッションは正常・・・白煙+びっしゃ+アイドリングと低回転の異常(というほどでもないがノーマルにしてはガサツな感じ)・・・・・・・・・ひらめき・・・・いや、まさか・・・ありえんじゃろ・・・でも、ちゃんとしてあると思って点検してない・・・

一応、了解もらって点検・・・ふぉっexclamation×2やっぱし、そのまさかじゃないのexclamation×2

実は元々ブーストが上がりすぎって不調で点検依頼を受けたのが、始まり・・・でゲートや配管類、ブーコンなどお決まりの点検からスタートして、当初からレーシングでもオーバーラップサイドっぽくないのにアイドル調整や低速域がサイドポートっぽい症状があってずっとおかしいとは思ってたけど、Aさんから気合の入ったサイドポートにしてもらってると聞いてたから、こういうフィーリングになる加工もあるんかなぁ(個人的にサイドはかなりいろんな形状を試したけどこうはならない気がしてた・・・でもプライマリー850ccインジェクターだから低速域のA/Fもまともにはならないし低速のアクセルレスポンスもバッチリ決まらないし、組み合わせでその症状になってるんかと気にもとめてなかったがく~(落胆した顔))最終的にブーストトラブルはタービン加工、EXマニ変更、ゲート変更、など殆ど全て替えることになってなんとかゲートのスプリング圧までブーストが下がってダイナパックでセッティング(セッティング中もタービン・マニが真っ赤っ赤になってた)終了したあと、トラブルに見舞われたバッド(下向き矢印)しかもそれはなんの前触れもなく突然・・・経験上必ず前兆(変化)があってから最悪のトラブルが発生するが、この時は本当に何の前触れもなかった・・・

以上の経緯と症状から原因が推測できた人は優秀なメカニックぴかぴか(新しい)ですよ。
そう、FDのプライマリーにセカンダリー用の850ccを突っ込むにはOリングの位置合わせをする必要があります。本来なら我々のような店で施工する場合、デリバリー自体をフライス加工して奥までインジェクターが沈み込むようにしてOリングの位置違いを適正化すべきだけど、僕自身、サーキット専用車のユーザーカーはデリバリー加工無しでOリング位置合わせだけで組んだ車両も過去にはあるから、その施工自体いいも悪いも思わない・・・けど、位置合わせも施工しないで組むと燃焼室にガソリンがダダ漏れになるんですyo爆弾純正の550ccのインジェクターのOリング位置と比較すると一目瞭然exclamation×2もちろん、位置合わせをちゃちゃっとやってからは、いい音でアイドリングしてます晴れ

ホントに悲しい気分になりましたバッド(下向き矢印)わざわざ新品の850ccを位置合わせしないで組みつけられてるのもどうかと思うけど、新品インジェクターをまさかそんな風に組んでないじゃろと決め付けて確認してなかった自分が恥ずかしいふらふらブーストの問題とは直結しないと思うけど、当初から違和感を感じながら・・・サージタンク外して点検や追加作業をやったにもかかわらず、なんでインジェクター確認しなかったのかexclamation×2
これは避けることができたトラブルかもしれない(もちろん当初預かった時点でエンジンにダメージがあった可能性も大きい<P-FCではノーマル圧力センサーだから1.15Kしか表示できないけど実際1.4K以上かかっててP-FCマップでオーバースケールエラー状態だった>)と思うと飲まにゃやれん泣き顔

結局、将来のガス検査も見越して、またこのFDはノーマル圧力センサーだし、燃料回りの加工もやってるから660ccかノーマルの550ccでいくかも視野に入れて再検討する方がいい気がする・・・
Posted at 2010/05/16 23:30:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロータリー | 日記

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「RCAの不思議・・・ http://cvw.jp/vpQsr
何シテル?   02/08 16:07
サイドポート魔人です。よろしくお願いします。片田舎でお店をしています。得意分野はターボチューン、REチューン、ECUチューン、バルタイなどエンジン調整・・・et...
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