
今日は、M号FDの検討再開・・・
今日は完全に没頭するはずだったけど、休みの底なしRの対応をする羽目に・・・
エンジンの始動から始動直後の安定性がよくないことがあると・・・
この辺は何度も何度も冷間時を再現するしか手はないけど、僕が今まで再現したときには正常なんだけど、本人がやるとおかしいことがあると・・・
まさかの設定変更で、始動領域だけじゃなく、全域のトルクが改善されてしまった

この状態でパワーチェックしといたらよかった・・・
そうこうしながらも、FDの補機類・・・特に、今回は燃料系が原因になってるのは間違いないと考えてるから、徹底的にその辺りをチェック・・・
結論からいえば、特に異常な箇所は見当たらなかった・・・それでも、セカンダリーのトップフィードインジェクター周辺に滲みはあったから、Oリング・インシュレータをしつこく確認したけど、切れや変形もない・・・滲み自体良くないのは当然だけど、JECSの10.5サイズのデリバリーにデンソーの11.0サイズインジェクターを入れても滲みはあるから、ある程度仕方がないし、ANフィッティングを外して取り外したので純粋な滲み分がどれだけっていうのも分からない・・・ただ、フロントもリアも同じような状態なので、一応Oリングとインシュレータは交換して組む・・・ですね。
それと毎回やってるインジェクターテスト・・・プライマリー550ccもセカンダリーのトップフィードも噴射量・噴射パターンともバラツキなし・・・
一応、前日までのA/F濃い目・燃圧バッチリに振ってたから、やっぱり機能的な原因ではなさそう・・・
対応方法はマイカーFDで分かってる・・・あとはどの程度の性能を確保して、リスクを回避するための手段をとるか・・・
性能面は、ハプニング当日とほぼ同レベルの全開加速を維持しながら、立ち上がり付近でのピックアップをマージン分として少しマイルド方向に振る・・・といっても実際は全開時のマージンをたっぷりとって立ち上がり付近は小変更にとどめておく予定・・・(実験の結果)
それでも、立ち上がり付近のちょっとした変化の違いは誰でも敏感に感じ取ってしまうけど、全開加速の変化の違いは結構わかりにくいし、少々のことじゃ大きな違いにはなりにくい・・・特にT45のようなタービンでは
それから、原因の一つとも考えてるデンソー製のレーシングプラグをNGKに交換しようかと・・・前にも書いたように、低速の安定性、耐失火性は非常に優れたプラグ(結果的にパワー的にも有利)・・・でも、あの日のほかの要素との組み合わせでは、燃焼温度の異常上昇を誘発してしまった可能性がかなり高いと考えてる・・・
他に、必要的ではないけど、よりリスクを回避できるものとしてプライマリーインジェクターの大容量化とハイブースト対応の圧力センサーに交換しとこうかと・・・
実際、現状で足りてるけど、余力はあまりない・・・エンジン保護のために危険な条件が揃うシチュエーションではパワーロスさせる必要があるけど、現状ではマップの行が足りないし、インジェクターの使用率も既に一杯に近い・・・
それ以外にも制御系での対策や、機械的なものなど、万全を期してやりたい・・・
そのために、今は時間をかけて分析・検討することがなにより重要

Posted at 2011/06/21 01:08:43 | |
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ロータリー | 日記