
昨日の体力勝負仕事で、今日は疲れが抜けてないし、体がイタイ

体力にはソコソコ自信はあったけど、やっぱり落ちてますね
なんとかオイルクーラーの敷設はほぼ完成し、アンダーカバーの加工も完了(あっ、ちょびっと気になる部分が残ってた・・・)、ラジエターなども取り付けできた

その他、ブレーキのエア抜きなども、ちょこちょこやって、あとちょっとかな・・・
いろいろ外してる便で、折角なので不良在庫のエアクリーナーをついでに交換しときましょうかね・・・
フロントパイプも今回進呈(ゴミになりそうな中古品、でも競技用だったので効率は結構アップ

)したので給排気のファインチューニングを・・・
でも不良在庫なので、FCにピッタリじゃありません・・・とりあえず、口径を合わせて使えそうだけど、唯一、エアポンプ用のニップルは付けておくので買ってもらうことにしましょう
あとは、こういった小加工とアライメントと点検ぐらいになりそうです
ついでに、車高短オヤジくんへ、例のエロい本を送っときました
それと今日は底なしRのカムが帰ってきました

メーカーの開発部の作業確認書と一緒に・・・
前回、同じプーリーで純正カムとこのカムのクラセンのキーの向きを同じように確認してた・・・
この確認は確かにアバウトなものだけど、前回ノーマルよりもクランクアングルで8°は遅れてると判断してた・・・
で、底なしRはバルタイ106°でイニシャル点火時期が15°までしか進まなかった・・・もっといえば、このカムは購入して最初に付けた時は純正よりも数十度進んでて、メーカーに送って純正と全く同じ向きに修正してかえってきたもの・・・
今回メーカーに送って、「やっぱりクランクアングルで6°遅れてました」と・・・でも「当社基準値内ですから、このまま使ってください」と・・・
さらにこのメーカーで同じ32Rで確認したら「イニシャル点火時期はバルタイ106~138°で調整できます」と・・・
ほんでキーの突き出し量が純正よりも0.5mm飛び出してたのを問うと「純正と全く同じ突き出しでした」と・・・
メーカーの測定に使用した環境、工具、時具、方法、ECUなど全部確認してテストスケールに誤差がないこと、測定方法の違いなどによる錯誤がないことを確認したけど、底なしRと測定値が一致しない・・・けど、「カムは正常です」の一点張り・・・
最終的には、底なしRを完成させる義務が僕にはあるので、「キーを入れなおしたら、ズレないと言い切れるのなら今回のカムの状態から10°進んだ位置に圧入しなおす」ことで合意して帰ってきたってわけ・・・
・・・で、作業確認書には「純正カムより1°(クランクで2°)進んだ位置でいれなおした」と書いてある・・・
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純正より5°ぐらい進んでるっしょ
っま、部品レベルではこれでざっくりとした計算上(あくまで僕の勝手な計算)は111~146°で使えるカムが98~133°で使えるカムになって戻ってきたってことで、恐らく解決したと思える・・・
今日帰ってきたカムのキーの突き出しは純正とほぼ同じだったから、前回の圧入作業が全然ダメだったことが証明された・・・
本当に開発の対応には呆れた・・・言ってることが全てデタラメ

そりゃウチみたいに小さな、他府県では全く無名のお店なんて適当にあしらっとけって発想をしてしまうのも仕方ないかもしれない・・・
でも損得じゃない

きちんとパーツやクルマの状態を見極め、必要に応じて対策することこそがチューニングに携わる者の役割

そのためには、不具合があるなら、そこを認め、まずはきちんと機能させることが、チューニングカーとそのオーナーへの誠意であり、それが明確な仕事であるはず

それを認めることで上司に怒られるとか、弁償しないといけないとか・・・そんなつまらんことで仕事の誇りを自ら汚すことはあまりに情けない
商売としては、市販のキットを取り説どおり(基準値どおりに)組むだけのアッセンブリー屋でないと、これから先はやってけないのかと思ってしまう・・・
Posted at 2011/06/06 00:09:03 | |
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ロータリー | 日記