
今日もまだ、材料が届かないので、先に耐熱処理や導風パネルに着手・・・
あまりに地味な内容なので写真ではほぼ進捗状況が見えない・・・まず、ヒーターホースとタービンオイルリターンホースの耐熱処理をして、ヒーターホースをタービンハウジングと振動でもほぼ接触しないように、ボディに沿わすためのブラケットを作ったり・・・
それから、導風パネルの土台になる底面パネルを現物合わせで、形状を整え、今回はパネルとしてだけじゃなく土台としても使うからカッチリ固定するために固定用のブラケットを溶接などで作り、・・・
更に、タービンの位置が大分上がったので、底面より高い位置(小型のエアクリのすぐ下)にもう一枚底面パネルを作って底面を二階建て構造にするためのステーを数種類パイプから製作

エビちゃんナットをカシメて順番に組み立てしやすいようにしといた

わざわざ二階建てにしたのは電動ファンの風を流速を落とさずにマニやタービンに直接当てたいのと、流速を落とさないから最低面の下側に負圧ができ、負圧を利用して外部の風を直にマニに当てるような配管が生きてくる
これもパワー面からいえば、温度を下げずに排気をタービンにぶつける方が有利なのは明白だけど、連続周回ではアダににることを散々思い知らされたから、可能な限りマニとタービンは冷やしたい

もちろん、いいことだけじゃない・・・今回、タービン脱着してみて、フロントパイプガスケット(タービン出口ガスケット)がハウジングに溶着したような形になっててタービンハウジングのスタッドボルトが1本は折れて、1本は伸びてた

さらにタービンの後ろ側のパーツ(クラッチマスターなど)の熱害も懸念される・・・結局、風で冷やすことで、タービン後方や上方部分にさまざまな熱害が発生しやすくなる

車検付きのクルマなどなら、熱害対策優先でバンデージ巻いて、今回のような風での冷却はやらないという方向もあるけど、サーキットマシンのようにエンジンパフォーマンスとエンジン保護を両立させるには、地味な作業が必要になる・・・しかもこういうメタルタービンってボールベアリングタービンよりも熱に強いと思われてるけど、水を回さないからサーキットで実用的に使えるサイズのものなら案外熱に弱く、熱でメインメタルやスラストメタルが壊れたり、シャフトが熱で溶けて折れたりしやすいんです

僕が仕様変更する前のM号FDはTO4Eタービンだったけど、シャフトが折れてた

普通なら間違いなくエンジンブローするところだけど、1㌔以下のブーストだったこと、タービンの風量が小さいことでアペックスシールの破損は免れたんだと思われる・・・(その代わりにローターが凹んで、ローターハウジングの傷みはハイブースト使用のものぐらいだった)
うんちく

ヘリクツ

が長くなったのでこの辺で・・・
あと、底なしRのテストを少々・・・どうもパーツ交換などで、症状が改善の方向へ進んでるような感じ・・・
まだ中速域がシャクってる感じみたいだけど、これは別の要素も影響してると思えてきたので、明日また別のテスト&確認をやってみようかと・・・
ちなみに今日はEXのバルタイを一旦98°に振ってみた・・・エンジンのかかりも少し悪く、負圧は-200mmhgぐらいだった・・・やはりバルタイのズレもないとある意味確信した

・・・で、キーOFFでエンジンがレスポンスよく止まるようになった(通常当たり前のこと)

メインECUをパワーFCに交換したから

今、I/Oの為だけにパワーFC、制御は全てVプロと超ゴージャスな仕様になった

Posted at 2011/02/20 00:45:45 | |
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ターボチューン | 日記