
梅雨のおかげで、肩・膝はほんのりイタイです
燃える男(燃えた男)から久しぶりに電話があり、無事生きてるようなのでホッとした

損害はかなりのものみたいだけど、ヤツのところは財閥?ブルジョア?だから平気なんじゃろうね
今日はMさん来店

真紅のカブリオレで登場

やっぱりなんともスポーティです

エグくなく、それでいてシュッとしてもない・・・やっぱりエアロが似合うクルマなんですね
・・・で、現状の確認を・・・といっても、大分出来上がって来てます
サスのセットについて。
今回、サーキットの練習用に、グリップが高まる方向のセットにしました。
では、ドリフトとグリップでサスセットがどう変わるのか・・・先日、ラジドリ(ラジコンドリフト)に目覚めた底なし君の質問もあり、ザックリまとめましょう

ラジコンも実車と同じような変化になるようなので
まずはアライメント編・・・
ドリフトと一言でいっても、①進入(つまりアクセルオフ状態)でアングル維持して立ち上がりではトラクションで巻き込ますパターン(進入ドリフトと略します(例:備北上コースの1コーナーなど))と②立ち上がり(つまりアクセルオン状態)でアングル維持して加速するパターン(加速ドリフトと略します(例:中山のスタンド前など))で、セットの方向も異なります。
当然グリップでも、NAのようにハンドル切りっぱなしで曲がりながら加速するパターンとハイパワー2WDのように曲がり終えて加速するパターンとでセット方向は異なりますが・・・
今回はFC3Sの話で・・・
基本的はステア特性はグリップの場合、弱アンダー~ニュートラル、ドリフト仕様の場合はアンダーが基本

グリップとドリフトとの大きな違いはリアキャンバー

グリップの場合、タイヤやロール量にもよるけど、ネガティブ方向に大き目のキャンバーがないとトラクションが得られにくいけど、ドリフトの場合、ニュートラルまでは難しいと思うけど、できるだけキャンバーを戻す方向が先決

ドリフトで尚、内巻きする場合はリアのトーを若干アウト気味に(ロールすることでイン方向に動く)
フロントはグリップと加速ドリフトの場合はセットの仕方はあまり変わらない。若干トーインから若干トーアウトでキャンバーもクルマの角度がどうであれ、リアタイヤのグリップ状態がどうであれ、できるだけ進行方向に対して真っ直ぐ加速できるなりのキャンバー(強いネガティブにはならないはず)。FCはフロントの接地感が乏しいからニュートラル~わずかにトーアウトがいいかな。
進入ドリフトの場合は、まずはアッカーマンアングルの変更がベスト

(そのためにはナックルの交換が必要)つまり、フルカウンターで激しいトーアウトになるクルマに変更するってこと

(そうしないと、クルマがイン側にコースアウトしやすくなる(内巻き)から対処の術がなくなる)とりあえず、ノーマルでごまかすには、とんでもないトーアウトにセットして、鬼キャンにすること。(でも一般道路は危なくて走れないかな・・・

)
次にダンパー・サス編・・・
基本的にドリフトの場合はフロントダンパー減衰最弱(伸びを柔らかくする)、スプリングは硬め、リアはダンパー減衰強(伸びにくくしてロール維持)でスプリングは柔らかめ

グリップの場合は、走るコースのスピードレンジで決めていくのが基本かと・・・国際サーキットのように3速コーナーメインだと、柔らかめのダンパーはありえないし、かといって中山サーキットのように2速コーナーメインでも、最終と1コーナーの進入でのロールアンダーやフロント荷重維持の為にも柔らかめは厳しい・・・(リアは柔らかめがいいと思うけど、フロントのバランスでリアがフロントについて行くためにはやはりあまり柔らかめにはできないかな)
当然、クルマや、装着パーツ、車高、ロール量、コーナー、ドライバーなど全て異なる要素がミックスされるから、基本は基本としても、そこから先はそういった要素に合わせることがサスセッティングになるわけです

どういうパーツをどういう風に調整すれば、どういうシチュエーションで何処がどう変化するか・・・経験がモノをいうところで、分かって触らないとドハマリする可能性が高いチューニングですが、奥が深いだけにオモシロイ
あとは、アンダーカバーとフロントバンパーの間が大きく開いてたので、ラジエターに極力走行風を当てるため、超簡単にパネルを追加して、エアクリーナー周りをきちんと組みました

Posted at 2011/06/09 00:48:15 | |
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