
今日は休みのはずだった・・・実家で「6日」に法要があるからと言われてて、今日実家に帰ると「明日じゃが」と言われ、「今日6日じゃがな

」と言うとカレンダー見ながら「明日は・・・・・6日じゃねぇのう」と

日にちも分からんバカな親に、クソ田舎のくせして土曜日に法要って違和感を感じながら、言われたとおりに帰るバカ息子(僕)・・・
だから今日の休みを改め、明日が臨時休業です

夕方には店に出てるかもしれないけど・・・
で、今日は仕事の気分じゃないし、どうしてもFDのリアのジオメトリーについて気になってしょうがないから、マイカーFDのダンパーを外してロール状態を擬似的に再現して評価してみた

作業をほったらかした底なし号には悪いが、今悩んで調査・仮説・実験・評価したことは違う車種でも応用できることなので、いずれ底なしRのためにも、他の人の為にもなることなので大目に見て欲しい

雑誌や、有名なお店、速いデモカーを所有している人の意見はまるで聞かずに自分なりの仮説・実験をしたことをベースに今の僕があるわけだから、恐らくこれは不治の病気みたいなものでしょうね
今日の確認は、M号の最大ロールのタイヤがハウス上部に干渉する角度から、1G状態(干渉から80mm程度タイヤが下がった位置と仮定)のアームの変化による、各アライメントの変化量チェックとアームの長さを変えた場合のジオメトリー変化に、どこがどう変化するのかをあちこちメジャーで計りまくってみた

ちょうど底なしライダーがいいところに来てくれたのでRをほったらかしてるにもかかわらず、あつかましく手伝ってもらった

一番最初に確認したのが、写真のように最大ロール時のキャンバー角・・・といっても車体に対する角度じゃなく、対地キャンバー角

そもそもキャンバーはコーナーリング時に路面に対して接地性を上げるためのものだけど、黄色い線をわかりやすくするために引いているが、タイヤのキャンバー角度と横方向が地面そのもの。一般的にFDは一定以上車高を下げると対地キャンバーはポジティブになると言われているけど、モロにその通りになってる・・・イニシャルキャンバーはこのクルマも2度近く付いてるけど、この有様・・・
それと、トーの変化も大きいFDだけど、イニシャルの車高が低いFDが今回の最大ロール角度になると基準ジオメトリーだと片側で7mmイン方向に変化した・・・これには驚いた

個人的にはノーマルジオメトリーでは車高は後期FDのノーマルから1~2cmダウンぐらいがサウペンションの動きを重視するなら基本になると思ってるため、ここまで低い状態でこういうアライメント変化の確認は過去にもしてなかった・・・デモカーでも車高は高かったためアウト方向に動いていた・・・結局、キャンバーもイニシャルがかなり低いと最大ロール角まで傾斜しても、さほどネガティブに変化しない・・・
まずはM号で起こってる現象をアームの角度から確認してみたわけ・・・実際の走行中はピッチングなど常にアームが動いてるから、アライメント変化量だけじゃなく、変化スピードも速いからタイヤがしゃくられてるような動きになっているからグリップを失い易い状況に常にあると思う・・・
次にトレーリングアームの長さ変更でジオメトリーを変化させ、どこがどう変わっていくかも確認・・・これも当初考えてたアップライトの傾斜とは違う結果となった

それでもキャンバーには大きな変化はなかったけど、トー変化に関しては影響が大きいことは分かった

もう一つ、これは簡易的に再現することができないけど、昨日考えてたパーツを使うことで、キャンバー変化について影響が大きいことがキコキコアームを動かしてみてたら分かったゾイ

今日確認するまで一長一短かなと思ってたけど、今回の状況では良い方向に影響すると仮説がたった
サスの基本は路面に対してタイヤの角度を保つことが重要で、よりグリップを得るためにはホーシングのように路面に対して垂直&直進ではなくキャンバーやトーのように角度を持たせる方が良いことは立証されてる(もちろん、キャスターなどのように入力角も重要)・・・その角度をロールに対して変化させることがジオメトリーと雑に理解するとわかり易い

だからアームの長さや取り付け位置や曲がり角度などにを変えると、変化の方向も変化の量も変わるわけです。
つまり基本的な要素はジオメトリーとロール量になりますね・・・
M号のように車高が低い車両はロールセンターがかなり低い位置に下がっていて、ロールセンターはロールする際の支点だから低いクルマは当然ロール量が大きくなります・・・そうなるとアライメント変化量も大きくなって、極端な場合はグリップを失い易い状況になりますね・・・まさに現状がそうだけど、かといって車高を殆ど上げられる状況にもない(オーナーのわがままではなくボディの関係上できない)のでロールセンター自体を一発で補正できればよかったけど、リアに関してはそれも難しい状況・・・
ならば、ジオメトリーを変えちゃいましょうっていうのが今回のリアサスのメニュー

今日の調査・仮説によって少ないコストで実験して大きく影響すると思われる箇所(アイディア)が2点

何をどうするかっていうのは、現状のクルマの角アームの角度などによって方法がまるで変わってくるからケースバイケースってことで伏せときます。結論だけ知りたがる輩がいるけど、通り一辺倒にこの車種にはこうすれば良くなるって単純なものじゃないし、それはサスに限らず、エンジンだって、ブレーキだって、デフだって走行を構成するパーツ全てに言えることだと思う・・・そういうのって関西人だから「たこ焼き」食っとけっていうレベルの雑な話になりかねん・・・ちょっと、意味が違うか・・・、まぁそんな感じ・・・
車高短オヤジ君には来週に別途報告して意見を聞いてみようと思います。実験とセットアップはレースで戦って実績を残してきたオヤジ君&こーげ氏のお二方を僕も信頼しているので、どう変化するか楽しみじゃなぁ

Posted at 2010/11/06 23:09:45 | |
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