
暑さと湿気で完全KOです
今日はS2000に乗った青年が就職の面接で間違いで?道を尋ねに?立ち寄りました。ハローワークの案内片手に来てくれましたが、残念ながらウチじゃない・・・すぐ近所の板金メインのお店(会社名と店舗名が違うから分からなかった)と判明しました
クルマが好きなんだろうと感じさせる青年で、クルマに関わる仕事に就きたいという雰囲気がにじみ出てる風に感じられて、まだ捨てたモンじゃねーなとちょっぴりウレシくなりました
ウチではスタッフ募集はしてませんよ。給料払えないから

二人体制が効率的にもボリウム的にも経験から言っていいのは分かってるけど、給料のことを考えると月単位で金が回せるように作業の順番や時間配分をしてしまいがちになるし、これはチューニングを生業としている者として致命的だと感じてます。とりあえず足として乗れればいいクルマなら相応の仕事にするのが要望に応えることになるんだろうし、チューニングってあくまで趣味だからベターはあってもベストはないし、進行形で進化させてそれに終わりがないものとして対応するものだと思う。
ステップごとに目標に対して作業の成果がどのようにあったかオーナーと評価して場合によっては微修正(調整)するところまでが一つの作業となります。だから実際に一つの作業に必要な時間というのはそこまでで、時間配分をしようとするのは店側の都合ということになります。一人は安気でいいですよぉ
写真はAさんFDでHKSのVマウントは外すときはなんか知恵の輪みたいに外してネジやカラーをごちゃまぜで保管してたから組むときは大変かと思ってたけど、案外ちゃちゃっと取付けできてるじゃなぁい
でも元々なぜか水温計センサーがロアホースに割り込ませて(エンジン降ろす前に水温表示がおかしいとは思っていた・・・)ある上に斜めにジョイント部に刺さるようにホースバンドを締めてあったりして、サムコのエルボウホースを追加注文したりで完成までたどり着けない
ここから作り物のオンパレードで時間がかかる割りに、進捗が傍から見ると全く分からない領域がしばらく続きます・・・

例えばオイルキャッチタンクの下部に穴を開けてNPTのアダプターを溶接したり、タンクの固定用のステーをワンオフ製作したり、タービン用のオイルフィルターのステーを作ったり、水温計センサーの取付を新たに新設したり・・・なんぼでもやることはあるけど地味すぎてはかどってる感じがしない
ただ造りこむことはアホでもできるけど、完成後メンテナンスしやすくないとメンテしないから、作業性を考慮しつつ、各パーツができるだけ機能するようにレイアウトし、更にスポーツ走行でのトラブルを可能な限り未然に防ぐことを全て両立させた造りこみは大変なんです

時間かかるんです

地味すぎて理解されにくいんです

それでもやらにゃならんのです

Posted at 2010/05/07 02:33:24 | |
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ロータリー | 日記