
とりあえずAさんFDはエンジンラッピングに入れるよう、バッテリーとクロモリレーシングナット、水量センサー、他をオーダーして一旦終了。
続いて、M号の作業に着手すべくリフトで上げようとすると、①エアロでかい②ロアブレスバー着脱のためフレームにかけれない③車高も低い④ついでにワイドボディ・・・
結局、リフトアップのための冶具を作るところからスタートし、左右の位置を1cm以内ぐらいの差で真ん中にクルマを持っていくのに20回ぐらい前後にちょこちょこ動かしてやっとリフトに上がったのが12時から始めて2時半過ぎ

ジメジメするし、あっついし、地べた這いつくばってクルマの位置を調整して既に僕の湿度は100%
エアロ外せればよかったけど、ワイドボディのエアロがリベット止めでエアロとエアロが重なってるからどんだけ外すことになるか・・・昔、当時のD1走ってたFC(エアロの地上高0cm)をリフトに上げて作業したが、これはエアロが超簡単に外れるシステム

になってたからM号より大分ラクにリフトアップできた・・・
今回もロアブレスバー、メンバーブレスバー+ロールバーが装着されている・・・サーキット専用車だからボディの剛性アップは必須だけど、こういった横方向を繋いでつっぱらかすと、個人的にはフィーリング良くない感じが強い

コーナー出口で最大限トラクション方向にグリップ使おうとするとかえってブレークする動きに感じる(実際に砕ける)んです

これはサスペンションとボディのバランスが崩れることが原因だと推測するけど、そこから別のところを補強して・・・てな具合に進めていくとどんどん深みにはまっていったクルマを何台か見てきた
今は街乗りの人にはこういう補強パーツもいいんじゃない?って勧めることもあるけど(ボディの緩みや修復暦の状態がいいクルマに限ってその状態を永く維持するため)、スポーツ走行目的の場合は、クルマの動きがおかしくならないように、別の補強方法を薦めてます。
でも、今回のクルマは付いてるパーツを外すのも一般的にオーナー心理からすると嫌なモンだろうし、ダンパーがクァンタムなんで、ガス圧が低くて初期の入力に対して過敏にレスポンスしてクルマが動くってわけでもないから、このままでも案外悪くないかもしれんし・・・やっぱり自分でドライブしてみんと判断しにくいわな・・・
いかんせん、ロアブレスバー(バルクヘッドも繋ぐ大げさなタワーバーも)は横を繋ぐだけの剛性はテキメンに上がるし、人間の実感では横方向の剛性アップしか大半の人は実感しにくいみたいだから、ええもんじゃろけど・・・
作業性悪すぎてメンテが億劫になる
僕個人は、チューニングカーやレースカーはメンテ性はエンジン・サス・ブレーキ・デフ・・・それらのバランス取りと同等かそれ以上の高い要素として位置づけてます

作りこみは一時的なものであって、オーナーの道具としてきちんとオーナードライブで機能させるための調整や未然のトラブル回避のための点検はクルマのスペック以上に重要なことだと思うなぁ

Posted at 2010/05/21 02:13:59 | |
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ロータリー | 日記