
とりあえず、一番重要な排気ポートの形状決めからやってみました

ローブースト設定だとしても、タービンレスポンス(エンジンレスポンスじゃないっすよ

)を上げて、コーナーの立ち上がり加速を特に狙った形状です

まだ、完全に形が整ってませんけど

当然、チューナーさんやプライベーターさんで各々考え方が通り一辺倒じゃないから、いろんな意見があって然りですが、徹底的にいろんな形状を試しまくった僕の経験による見解ですんで
でもこういう形を性格の違うタービンと組み合わせると世にも恐ろしいことが起こります・・・

だから結局なんの参考にもならないし、「へ~~」って流しといてください。
レシプロのECUセッティングではバルタイを数パターン試すので、REのポートについてもエンジントルク特性・充填効率・オーバーラップ量がどこをどう拡大すれば変化するか、変化したらどういう特性になるか、理屈として理解できるようになりました

REも完全に4サイクルエンジンですから、REについてというより、4サイクルガソリン内燃機関として考えると、全くレシプロエンジンと同じですよ

ただターボチューンはエンジン特性だけじゃなくて、組み合わせるタービンの特性をあらかじめ理解し、エンジンとの相性(排圧特性)によってポート形状を考える必要がありますね

例えばEXポートは下側が開き始め、上側が閉じ終わり、横方向はカムでいうならリフト量に相当します。どこをどう削ったって排圧は上がります。パワーはポートを大きくすればその分パワーが上がるというものでもありません。排気のさせ方でタービンの仕事量をコントロールして、タービンの仕事具合によってエンジンの吸排気のガス交換効率が決まるという流れになります。
この排気の要素にオーバーラップは吸気も直接排気に影響を与えるからEXポートとINポートはセットで決める必要があるんですよ
世の中の大半の人はわけ分からんでしょ

でも、同じエンジン・同じタービンでもバルタイ(REの場合はポート)の違いだけで驚くほどフィーリングもパワーもドキドキ感

も違うってことを体感しちゃうとメチャおもろいわけですよ

RBなんかもバルタイだけでブーストの立ち上がりを超シャープにすることもできてしまうんですよ

んでもってパワーもはねあがってしまうんですよ

ドキドキワクワク感はそりゃぁもう・・・

Posted at 2010/05/25 02:31:35 | |
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ロータリー | 日記