
予定通り、FDミッションの組み立て

ミッションの組み立ては部品点数も多いし、縦置きターボ用のミッションは知恵の輪状態だから、仕組みや構造を理解してないとエンジン組むよりよっぽど難しいけど、逆に分かってたら調整する箇所も殆どないから、組み出したらサクサクいきます
で、写真はREマンマミィーヤ製強化スリーブカラー

写真のようにリバースギアとこの後組み付ける5速ギア(カウンター側)の間に純正のバカ穴カラーに替えてスプラインに通して取り付けるカラーが優れものの強化スリーブカラー

純正のミッションを過去分解してみて約5割の確率でカウンターシャフトがねじれてリバースが抜けないからカウンターシャフトを切断して分解することになります。当然壊してバラすから部品が足りないので悩みます・・・
それにサーキット走行で5速を使ってアクセルをオンオフすることがある車両ではブーストアップでもきっちりパワーが出てるクルマならいとも簡単に走行中にカウンターシャフトがねじ切れて5速が使えなくなります

この強化スリーブカラーは1万数千円の経済的な価格な割りにカウンターシャフトの破損が避けられる超優秀なパーツです。FDには必需品です

(パワーが出てるFCにも必要)
ちなみにM号は少しねじれてたけどギアプーラーでムチャせずにリバースギア(カウンター側)が抜けたのでカウンターシャフト再使用で強化スリーブカラー組み込み

あと今回交換した部品はシンクロギア全部とカウンター前後ベアリング、メンドラ前ベアリング、オイルシール類、ロックナット各1個ぐらい・・・安く上げました

手持ちの各クラッチハブセットとシフトフォーク類、ロッドエンド類は全部使い切りました

まぁでも程度抜群のメンドラとカウンターシャフトをキープできたので良しとしときましょう

通常オーバーホールではベアリングが必要的交換部品とされてませんが、僕は交換します。なぜかというのは控えさせてもらいますが、クロスミッションのメンテやサーキットマシンのミッションメンテをやってきた経験から必要と考えるからです

ヒントはノーマルはエンジントルクに耐える目的ではなく10万kmのロングライフを目的としてるけど、エンジントルクを大幅に上げたり、サーキットで駆動負荷を大幅にかける場合には、トルクや負荷に耐えられるようにすることが最低条件ですから
あと、エンジンブロックにタップ立ててアールズフィッティング取り付けるための面だしを先生に教わりながらやりました。今日の先生はHHH君(またの名を底なしライダー)

光明丹塗ってはグラインダーなぞり&オイルストーン当てを数十回繰り返し、ほぼ完璧に面が出ました

そもそもこんな作業することになったのはヒーターラインを壊してしまった(これは事故ですが・・・)から

なんとかリカバリーできたようです

さすがの外道先生も喜んでくれました

Posted at 2010/06/14 00:41:25 | |
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ロータリー | 日記