
とりあえず今日は、底なしライダー1号機からアテーサのポンプユニットだけ部品取りで外して、なんとか転がるようにだけ細工して外に出して工場のスペース確保

RB26の補機類はとにかく多い

おまけにデカイ

さらに重い

エンジン補機類を片っ端から外して管理しやすいように分けて置いていく・・・ネジ類もEX回りやIN回りなど分けて保管・・・REやハチロク、ロードスターなんかだと全部のネジを一緒くたにしても後からどれがどのネジか分かるけど、RBやSRなど日産車はネジピッチが使う場所で違ったりするから分けとかないと後から分からなくなりそうで、そうしてる・・・

エンジン降ろしてるからマシだけど、そんでもタービンや、サージタンク&スロットル周りを外すのはメンドクサイ

車上だと完全に知恵の輪状態だから、もう二度と車上での着脱はやりたくない
ショートエンジン状態までバラして、ついでにヘッドも外す・・・外観はきれいだし、ウォーターポンプやインジェクターやあちこち新品に交換されていたから、リビルドえんじんかなんかかなぁと思っていたけど、タペットカバーをはぐって見るとばっちぃ・・・どうも比較的最近にヘッドを降ろして純正ヘッドガスケット交換&面研とウォーターポンプなど水回りパーツを全交換してる様子・・・ってことはヒートしたんじゃろな
ま、それでも直ってるってことは良いことだし、インテークポート内はピッカピッカだし、ピストントップもカーボンなんか全く積もってなし

確かにヘッドのカム室はばっちぃけどスラッジが溜まってる様子は皆無・・・ひょっとしたらヘッドはホントにオーバーホールしてるかもしれない
で問題は腰下・・・シリンダーに深い傷はない・・・クロスハッチも結構キレイに残ってる・・・多少ピストンのスカート部との干渉でクロスハッチが消え気味のところもあるけど、6気筒のバラツキはない・・・
クランクが使えるかどうかが最大の心配だった・・・ダイアルゲージでクランクの歪みを確認したいけど、タイミングギアが外れんじゃろうな・・・ってことはオイルポンプも外せんし・・・って考えつつ、タイミングギアをつんつんしてみた・・・動いた

おほっ

コネコネしたら抜けたぁ



クランクの歪み測定は底なしライダーにやってもらったら十分に基準値内の振れだったから、調子こいてベアリングキャップも外してメタルも確認しようってことでメインベアリングを確認して、ついでにコンロッドメタルも確認して、挙句の果てにはピストンリングも見て、ついには6発のクランクは重量感があって男らしいわ

って言いながらクランク外したら、もうバラバラじゃがな

当初の予定は、今の2号機のエンジンにカム&メタルガスケット&ロマンタービンだけ付けるはずだったのが、1号機のエンジンがバラバラ・・・いかぁぁぁん

また銭にならんことやってまっとるがねぇ(名古屋風)

でも、メタルアタリもキレイで(1箇所異物による傷アリ)シリンダーのクロスハッチも基本的にはしっかり残ってるし、ヘッドのポート内部や燃焼室もカーボンやスラッジが全くといっていいほど溜まってないし、やっぱり一度リビルドされたエンジンなんじゃないかと思う

当初1号機が動いてたときもエンジンが回ってても回ってなくてもハリのあるいい音してたし、吸気の音も空気が震えるようなRB26独特の存在感のあるドラマチックな鼓動に聞こえてた・・・どう考えたってコッチがいい

基本的にはこのまま1号機エンジンを組んで、まともに5速に入らない2号機ミッションを捨てて1号機ミッション(全てのギアがスコスコ入る)を2号機に移植しよう・・・ほんでもってついでにリアデフも要るでしょ・・・と
結局何もせずに組むことになると思うけど、久しぶりのレシプロはなんとも楽しいですぞっ

明日は以前調べたパーツ情報などを引っ張り出して、パーツ調査&見積もりをやろうかな・・・日曜日だから、正確な金額と納期は分からんけど・・・
Posted at 2010/09/12 00:10:21 | |
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レシプロエンジン | 日記