
バタバタしっぱなしだった割に、何か片付いたんだか、何にも進んでないんかよく分からん一日・・・
朝から予定通り、FDの入庫・・・リアアッパーアームのナックル接続部のピロのガタを確認して注文してひとまずひと段落するはずだった・・・
あれ

左って言ってなかったっけ

ん

でもガタはあるぞ・・・あちこち触診・・・アッパーマウントのピロじゃがな

それにトーロッドのメンバー側もガタがある・・・
ありゃ

以前、見たときにはアッパーアームピロにもガタがあったはず・・・お

右じゃった

まさかこっちも・・・ぬぉっ

こっちのアッパーマウントピロのガタはハンパじゃない
サスは古~いZEAL・・・スプリングはID60・・・殆どのFD用のサスは大径ピストン仕様でID65だからきちんと座るアッパーマウントを探さないと・・・でも、ダンパーは抜け抜け

走っててフラフラする&足回りのコトコト音の点検だったけど、フラフラは目視でアライメントがおかしいから、そいつが原因と思うけど、アチコチのピロのガタとダンパー抜けも影響してるはず・・・
ちゃんと直そうとすると各部純正ピロ交換、ダンパーオーバーホール若しくは車高調新調、アライメントってことになるけど、このクルマは他にもタービン(恐らく本体ブレード破損)回りも不調で、加速が正常じゃない・・・これらを順番に修理するとなると相当の費用が発生するから、よほど思い入れがないと難しいかな

僕らはどうせ乗るなら、正常な性能を楽しめる状態で乗って欲しいけど、オーナーにしてみれば、何もFDに乗らないといけない理由はないだろうし、修理をウチに依頼しないといけない理由もない・・・オーナーが判断するための材料を洗い出して判断のお手伝いをするだけかな

結果的にはとりあえず、アライメントだけ取り直すことになったんだけど、はっきり言ってこのオーナーは少し気の毒・・・セブンメインの中古車店から購入して、何度も加速に関しては点検に出されたようだし、足回りの異音も購入当初からだったみたい・・・結局何も改善されることなく今に至るけど、その間に車検もあったのに、こんな状態(特にアライメントっていう以前にサイドスリップで見ても無茶苦茶)でなんで車検に通ってるの
そんなこんなで、時間がかかってしまって、慌ててM号の点検・・・冷間時と温間時でそれぞれコンプレッション測定・・・おっと、程度のいいFC用ハウジングはコンプレッションも上々

平均でも9K近い

もちろんサイドハウジングの程度も良くないとここまで圧縮でないけど、驚くのは昨日と今日は特にアイドリングしかしてなくて、長時間アイドリングの直後の値がこんなにいいってこと

ノーマルエンジンならアイドリング直後でも問題ないし、かえって一定の回転でエンジン回したほうがいい。でもアイドリング負圧が920rpmで-340mm/hg程度のオーバーラップサイドで軽量フライホイール&エアポンプレスではアイドリングでキレイに燃焼はしてくれないから、シールの動きに影響を与えるので、コンプレッションは通常高めには表示してくれない

そう考えると、このコンプレッションはこんなサイドポートにしてはかなり優秀

あと、エンジンオイルも減ってた(カットバックタービンでアイドリングさせてるとタービン回転が低すぎてオイルがでてしまうから)から、オイル足して、OMEGAの1000番もチョイ注入、それから燃料とレース用2ストオイルも注入。A/F計、燃圧計のセットなど・・・
なんともたいしたことやってないのにバタバタ・・・
Posted at 2010/09/17 02:09:14 | |
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ロータリー | 日記