
今日は祝日なので、お待ちかねのモノもな~んも来ない

かといって、極細目のコンパウンドで南無~、カンカンやるガッツも沸いて来ない
ヒマつぶしに底なしライダー1号機のデフでもバラしてみるか

開けてみたら、普通の純正機械式・・・旧ニスモのメカLSDと純正LSDの違いはカム角度と、プレート配列の違いくらいらしい・・・
やはり、フリクションプレートとフリクションディスクが交互になってないから、摩擦面が少なすぎてイニシャルトルクがかなり低く設定されてる・・・んでディスクとプレートの磨耗を点検したら、えっ

減ってない

ニスモカタログにはt=1.75とあるから、まんま1.75

とりあえず、8K配列にするために、各ディスクとプレートを交互になるようにして、8Kの場合はスプリングプレートの1枚をスプリングディスクに替えないといけないから、これだけ単品購入

なんかやっぱり1号機はエンジンといい、デフといい、ミッションといい、全てオーバーホールしてあったんじゃないかな・・・
もっと効く方がいいんかな・・・個人的には絶対2WAYで、効き自体は強くて、効き出しがマイルドなデフがお気に入りちゃん

でも、主流は低トルクで高ロック率、効き出しがシャープ(レスポンスがいい)、さらには効き出しの途中は多少引っかかる感じの滑りも発生してくれるようなフィーリングの1.5WAYじゃないかな・・・
デフも好みが人によって大きく違うから、どういうのがオススメっていうのが難しい・・・でもニスモの最新GT-proはカム角を45度仕様に変更して、効き出しをマイルド方向にしてる・・・これはサーキットのタイムアタックなどで、コーナーリング中(通常なら内輪差が発生してる状況)でアクセルに足を乗っけただけで、リアが動いてしまって挙動が安定しにくいという従来品(確かカム角30度?)の性格を特定のシチュエーション下で改善しようとしたものと思われる・・・
例えばジムカーナとかだと、クスコの場合、MZのケースにRSのディスクを組み込んで、効き出しをスーパーシャープにする方がトラクションを得やすい(乗り方にコツがいるけど・・・)など、用途によって求めるLSDの性格も真逆になるってことですね。
話が逸れたけど、要するに、純正メカLSDをバカにしちゃいけない

昔のトヨタ純正の2ピニLSDみたいなものじゃなく、日産純正はインナーパーツも全てニスモと一緒

カム角が45度なのも、GT-proを使う感覚からすると超ありがたい

なんといっても、今回のようにディスク&プレートの磨耗状況が良好なら、不足するプレート(数百円~千数百円×数枚)を買い足すだけで8Kや12K、加工やディスクチョイスによっては微調整も可能だから、ヒジョ~に財布に優しい

GT-Rは、S2000などよりかなり問題ないけど、デフオイルが上から噴きやすいような感じもあるから、カーツやMZみたいに滑りがかなり少ないLSDの方がオイル噴きはマシな気もするけど、乗って好みかどうかの方が大事ですね・・・
こんだけでも時間があったから、南無~、カンカンをもう1箇所やった

アタリを光明丹で確認したあと、アタリ幅を計ってみたら1.7mm・・・思ってたほど悪くないんじゃない

Posted at 2010/09/24 00:54:15 | |
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