
今日はBFRさんから昨日の国際サーキットでのクラッシュ映像(車載)のアップのお知らせがあったので、それを拝見させていただいたのと、業者さんが来られて、REVスピードのセントラル耐久でのREの有名ショップのクラッシュについて話題になった・・・
人様のそういったそれぞれのレーシングアクシデントについて意見する立場でないし、人は人なので、各事象について評論するつもりもない・・・
ただ、一般的にレーシングアクシデントは、各ドライバーのゆとりを削ったペースで競争してるわけだから、当然起こりうるものでしょう・・・そして、原因となるのは車両のトラブルによってコントロール不能になって起こるものと、人為的な要因によっておこるものと大きく2種類なんじゃないかと思う。
どちらも発生率をゼロにすることはできない・・・
ただ、車両のトラブルについては、何人かで何回かに分けて、車両のチェックをするしか現実にリスクを減らす方法はないんじゃないかという気がする・・・(僕らは一応トラブルを極力避けられるパーツ選定や加工方法を大前提としてます・・・一応仕事ですから

)
それから人為的な要因で起こるアクシデント・・・この中には単純な判断ミスや操作ミス、もっと言えば第三者のクルマや自然の障害物を避けるためのものまで多様にある・・・その中でも僕個人が最も問題視するのは、平常心を失うことから起こるミスや危険行為・・・もちろんみんなゆとりを削って走ってるので気分の高揚は多かれ少なかれあろうかと思う・・・でもプロ並みに速いドライバーは例外なく極めて冷静。そうしないとギリギリのコントロールで引き出しから何種類もの技を使いこなして決められた周にラップをまとめるなんて出来ないはずです。恐怖や怒り、狼狽など平常心を欠いた状態では普段ではあり得ない行動にでることも、誰しもあるだろうし、平常心を欠くことで腕や手のひら、膝や肩など不要なところに力が入ることでステアのタイミングやスピードが大ハズレになってる人もよく見かける

レース中になにやらわめいてる人も稀に見かけるが、こういう人は特に要注意

ドライビングテクニックで基本的で重要なことだけど、呼吸を整えるのが全ての操作のタイミングを計るリズム取りになるはずだけど、しゃべってたらリズムがないわけだから、やってる操作がデタラメってことになるんですよ・・・コーナーの攻略法があっても毎回同じことができないわけですから
あとレースの基本で横に並んだり並ぶことが避けられない状況では、相手の為に必ず1台分のスペースを残しておく(自分がイン側ならアウト側に1台分、自分がアウト側ならイン側に1台分)こと、ストレートではレコードライン以外にラインを変えないこと、コーナーの進入からクリップ通過するまでは間違っても前方のクルマに接触しないこと・・・特に注意するのはそんなモンだと思う・・・レースではこれらのことができてなかったと判断されれば、ペナルティが課されます。
こういう車両メンテやサーキットモラル、メンタルコントロールがみんながしっかりできればレーシングアクシデントは減るだろうし、少なくとも見てて気分の良くないモメ事にならなくて済むんじゃないかと思います

ちなみにどっちの映像も一方のドライバーには避ける余地はなかったですね・・・
で、M号FD・・・とりあえずリフトアップして確認・・・やっぱり、リアのキャンバーは限界まで付けてありました・・・むぅぅぅ・・・
ハンコックとヨコハマのタイヤの性格の違いは大きいけど、ヨコハマの方はある特徴的な形状だから、現状のアライメントでグリップが出てたのかもしれない気がしてきた・・・でもそうすると、現状がヨコハマでのベストではないかもしれないと・・・ちょいと1~2万円のパーツを追加して、ハンコックでもヨコハマでも良くなるか試してみたいと思います・・・どっちにしても悪くはならないはずなので・・・ご安心を・・・
あと、クラッチの件もなんとか目処が付きそうです

Posted at 2011/02/08 01:54:11 | |
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