
M号FDの作業が最終確認を残して完了しました

元々、HKSのGTマニに交換すれば大きな変更ナシで問題解決

と安易に考えてたけど、生産中止で他に使えるもの探しからのスタートとなってしまい、一番最初の概算からも、作業期間もオーバーしてしまった

当初の目論見が甘かったといえば否定できないけど、数年前までならありえないようなチューニングパーツの改廃が最近じゃ現実に起こってる(完全に言訳です

)
フロントパイプ、オイルラインIN・OUT、インタークーラーパイプ、導風パネルを作り直してエアクリーナーまで交換することになった・・・その代わり、排圧はGTマニよりもぐっと下げることができたので、T45Sタービンにとってはヨカッタ
で、今日の作業はM号FDの燃料ポンプをバッ直に配線変更してエンジン始動までのスタータ時間が短くなった

モジュレータもキャンセルするから安定性は向上

あとは冷却水のエア抜きもして、リフトの上でブースト領域までザックリ確認しといた。
あとはブレーキパッドの調査・・・いままで使ってたのはレーシングパッドではなかった・・・M号FDはフロント332φ、リア340φの大径ブレーキだからレーシングパッドじゃなくても過去の経験からももつと思ってたけど、燃えてないのに減りが早いことと、恐らくそれが原因でブレーキペダルが深くなることがあったこと、予想以上に早い段階からタイムが上がってるし、何よりラップペースが速いので、やはりレーシングパッドが次回からは必要になるだろう・・・
で、メーカーがモデルチェンジしてるので、現行モデルでこちらが望む特徴に何を選択すればよいのか、従来品のいいところも踏まえて相談した・・・
ちなみに、要望は・・・
第一にブレーキを踏む力を少し緩めたときにスーーーとローターが滑ってくれること

(緩めてるのにパッドがローターを掴んでる感がないもの)
第二に効きのコントロール幅が大きいこと

(踏力に比例して効きが変化する必要はないけど、奥効きでもいいから強く踏んだら強く効いて、引きずるような操作の時は滑りながらすこぉし効いてる感じ)
第三にローター攻撃性が激しくないもの

(カーボン配合などで著しくローター温度を上げやすいものはペケ、ローター面の磨耗はある程度仕方ない)
っていうもの・・・
つまり、フロント荷重の作り方だけでコントロールする乗り方だと踏力と比例した効きの変化があるタイプがいいかもいれないけど、蛇を効かせること最優先的な感じになるから、ハイパワーターボ車の場合、かえって立ち上がりでタイムを削る方向にしにくくなる(その理屈はここでは割愛します)・・・
だからメーカーがいう”リリース型”(ローター滑り性能がいいもの)の場合は抜くコントロールの幅までいっぱいあるから、ブレーキで前後荷重も横荷重も自在にコントロールできるし、コーナーまで残してもクルマは安定できるし、使い方によっては立ち上がり加速を最大限生かせる
そういう選択肢が多いメリットがある一方で、受注生産のため、納期はかかる・・・
昔、デモカーで使ってたものも受注生産のレーシングパッド(タイムアタック向き)で納期もかかってたし、金額も前後各4万円以上

今回検討してるのは前後合わせて税抜き48000円

Posted at 2011/03/01 01:01:39 | |
トラックバック(0) |
サスチューン | 日記