
なにはともあれ、今載ってるミッションを確認することに・・・
ちゃちゃっと降ろして、エクステンションケースを外して、シフトロッドエンドも取って、ギアを入れて回転させてみて確認・・・
次にシフトロッドとシフトフォークを切り離して、ロッドを動かしてディテント・ボール・スプリングの効きをチェック・・・
更にディテント・ボール(丸型と俵型)を全部外して、シフトロッドとシフトフォークを再接続して、ギアに入れてみて確認・・・
一般的にはギア抜けの原因っていうのは、クラッチハブ・スリーブ、ハブリング、ハブキーの磨耗や、ギアのバックラッシュの過大や、ディテント・ボール・スプリングのヘタリや、シフトレバーの干渉などが主な原因・・・
今回のはどれに当てはまるか・・・全部やっときゃ間違いない
あとは、パーツを全バラにして、ストックのクロスギアやカウンターギア、ノーマルギアやクラッチハブなど、単体で比較(可動・目視・測定)して、再度メンドラの振れも測定・・・
このクロスは、メンドラギアとカウンターギアが食い込む癖があるから振動が大きくなりやすく、ベアリングのガタやクラッチハブの磨耗、バックラッシュの変化など少しずつの要因の組み合わせでこうなることもあるんじゃないでしょうか・・・
実際、このミッションをメンドラしか交換してないけど、組み立てたときに、こんなベアリングのガタは大きくなかったし、クラッチハブもユルユルじゃなかった・・・

あと、他に気になる箇所もあるので対策しとこうと思います
今回オーダーしたパーツが納入されるまで、ノーマルミッションに5速ねじ切れ対策用強化スリーブカラーを入れて、万が一の保険対策しようと思ってます・・・
クロスの確認は負荷に関係なく、回転数だけで抜けてたから、リフトの上で出来る予定です。
あと、預かったついでに、ウェストゲートのスプリングプリロードを少し強めておきます

最低ブーストを0.9Kまで下げないといけないシチュエーションはないと思うから

Posted at 2011/03/05 00:51:00 | |
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ロータリー | 日記