
今日は、昨日一昨日と2日連チャンで国際サーキットに行ってたから、軽~く過ごすことに・・・
実際、雪が降ってあまりに寒いので作業する気にもなれんかった

誰かにケツ叩かれんと、ついたるんでしまいます
で、底なしRのバラさずにできる点検だけやっとこう

と思い立ち、ちょびっとだけチェック・・・
バラさずにラクに点検しようと、あまりに雑なダイアルゲージの設置方法ですが、常盤自体かなりの重量なので案外安定してました

要はピストントップとクランクのトップ位置の再確認をしました・・・
モチロン、クランクの先端だけがよじれてない限りにズレることはありえないので、バッチリ
・・・となると、まさかのアレしか考えられないので、まさかのアレをチェック・・・ちゃんと見るのに専用工具(壊れたクラセンの先端だけ切って角度の確認ができるもの)を作って確認・・・
元々、2号機に載ってたエンジンのEXカムが1枚目の写真で、今載ってるエンジンのカムが↓の写真・・・
まさかのアレは、まさかのまさかでした・・・

完全にクラセンのキーだけ進んじゃってます



(要するにバルタイはバッチリ調整できててもクラセンだけ大きくズレてるってこと)
クラセンは文字通りクランクのアングル(角度)をカムに取り付けて感知するパーツ・・・当然のことながら、4サイクルエンジンなので、クランク2回転で1サイクル、カムは1サイクル1回転・・・つまりカムでの少しの角度の違いはクランクでは倍の角度の違いになるからかなりの誤差になる・・・
見ただけで、カムでこれだけ角度に違いがあるってことはクランクの角度のズレは凄まじい
現状の点火タイミングはクラセンを最遅角させて、目盛りを振り切って45度付近・・・そこから少し進めたらアイドリング回転数が上がらなくてドドドドドって異常な燃焼になる・・・実際、1000回転以下のアイドリングで点火タイミングを通常20°から50°オーバーのタイミングに設定したら通電角度のロスを考慮しても完全に上死点のかなり手前で着火してるはずだから、まともな燃焼にならずにエンジンの力が足らなくなるのは明確・・・
ハーネス交換して、正常になったからこんな値になって解決方向が見えたけど、ハーネス変えてから負荷走行しなくてよかった

あんな早いタイミングで負荷かけたら、点火がエンジン回転のブレーキになるから間違いなくメタルが損傷したに違いない

最悪の事態は免れた
しかし、訳の分からんカムとプーリーをどうすっぺ

ちなみにカムは僕が売ってるパーツ・・・知らんぷりはできんし当然対応はする(モチ、メーカーさんにも確認してもらったうえで、何らか対応していただく)けど、ナイーブな僕チンを責めないでぇ・・・メンタルクラッシュしたら、どうなるか分からんで

(死んでもあり得んとは言われるけど・・・

)
Posted at 2011/03/18 00:53:35 | |
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レシプロエンジン | 日記