
今日は底なしRのまさかのアレをアレするためにアレをした・・・(田舎のおじいちゃん風)
まさかのアレはCAM(カム)だったことを確定するためにEXカムを外した・・・
インテークにお高級なVCAM様が付いてるから雑なはずし方も出来ず、結局バラバラに・・・
さらに、もう一発、比較するために降りてるエンジンからノーマルカムも摘出・・・
しかし、RBはカムホルダーキャップとボルトのクリアランスがキツキツ過ぎて外すときは毎回厳しいデス

その代わりに、カムとホルダーのクリアランスがきちんと保持できてるんだから、いたし方のないところか・・・
で、ノーマルと、今回使ってた264カムの比較したのが↓の写真・・・
こんだけズレてたら、よく見なくても一目で分かりますよね

メーカーに送り返して確認してもらうとしましょう・・・でも、今日送っても来週になるから、底なしライダーにも現物確認してもらおう
それから、M号FDの車載動画を見させていただきました

ご自身の判断どおり、ゆとりが少々足りないのと、それが操作に出てるところもありますね・・・

ただ、スバラシイ

ポイントもありました

それは、アクセル開けるタイミング&量&スピードの操作とステア戻しの連動がほぼデジタル的に連動できてる

これは上級者には必須の基本動作で、ズレる(ステア戻しが遅れると)とテールスライドを誘発するし、逆にアクセルが後れると加速が生かせない・・・基本動作とはいえども、これが完璧に出来るのは一般の人の中でもごく一部の人に限られる

これをマスターするのは、かなり厄介なんだけど、Mさんはカートで鍛えられてるおかげか、出来てる
ここで、それがマスターしてる人に限って使えるテクニックとして、完全に連動させるよりも、ステア戻しのタイミングをワンテンポ早くしてステア戻しスピードも少し速めにして、その分アクセルの開けるタイミングは変えずに量を多め&開けるスピードを少し速めることで、タイヤグリップを横方向の使用率を下げて、縦方向のグリップ比率を上げられるため、立ち上がり加速を生かしやすい方向になります

テクニックというより、ほんの少しの知恵ですが・・・
でも、今回のレースのときはオーバーステアがキツイようで、そんな小細工ではレースペースを劇的に上げることも難しかったでしょう・・・レーススタート直後からアクセル全開タイミングがかなり遅れてましたが、レース終盤にはさらに遅れて、更には進入からオーバーステアに変化してましたね・・・
でもそれは、ドライビングの問題じゃなく、クルマのステアバランスが直接的な要因です・・・GSコンパウンドのタレがクルマのステアバランスをより顕著に現わしたんでしょう・・・
恐らく、グリップバランスが適正になれば、今回の予選よりも2秒はとりあえずアップすると思いますよ
あとターンインでは、ノーズの入り方がスバラシイですね

こないだのハンコックを履いてた時とは確かに激変です

ブレーキングからターンインはレースではまだまだ詰める要素がありそうですが、敢えて現状のままの方がいいと思います

それは、進入では一度も大きくロスするようなミスがないし、あれだけノーズがアウトからクリップまで持っていけるなら曲げるためのブレーキングを使うことも必要的ではないし、進入速度を殺しきらないでコーナーに入っていけてるからタイムには影響はほぼないでしょうから

でもクロスミッションで良かったです・・・早めのシフトダウンでもオーバーレブしなくて済みますから

Posted at 2011/03/19 00:54:10 | |
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レシプロエンジン | 日記