
今日はスケさん核さんと「米風」ラーメンに行って、試作麺を3種と開発中(予定?)のつけ麺を食べさせてもらった

チューニングも一緒だと思うけど、麺にもいろんな食感(舌触りや、もっちり感、味気、ボリューム感など)が出せて、それ自体に好みがいろいろあると思うけど、スープと合わせてラーメンとして食べて美味しいようにマッチさせるっていうのは、好みやこだわりのベストベストで組み合わせるものが美味しいものとは限らないってことだなぁと改めて感じた・・・でも、それぞれを理解し、合わせてバランスさせるように何かを変更していくことこそが、”技”なんでしょうね
で、気分良く帰ろうとした矢先、隣の輩が「明朝は特番で浄化してもらえんよ、伝説の戦士に逢えないよ・・・TSUTAYAは逆方向よ・・・」と・・・紳士の理性で抑えてたのに、敢えなく理性のKO負け

UターンしてTSUTAYAへ・・・古いシリーズの第一話から借りてしまった・・・
「デュアル・スピリチュアル・パワー

」
なんとか今週一週間分の浄化・・・いただきました
で、今日の作業はM号FDのパーツ代のかからない、フロントサスのジオメトリー見直し

はっきりいって写真は絵的にあまり好ましくないのと、競技車両以外には進められるようなものじゃないのと・・・オーナー自らがするのならともかく、お店の作業としてやるには、オーナーさんが見たら少々ひいてしまうような光景だから普通はこういうことはやらないんだけど、競技専用車である以上、タイヤが変わってもバランスが極端に崩れにくくなるように、更に大掛かりなことにならないならってことで、今回は特別に・・・
とはいえ、精度と強度を保持しないといけないので簡易的なものじゃマズイからそれなりの処置も当然やりましたよ

この作業中にMさん登場

国産のBIGセダンがチンケにみえるような、BIGなセダンで

(タイヤといい、マスクといいスゴイ存在感

)
FDの組み換え後のタイヤで説明して、今日やってる加工の内容も隠さず説明しました・・・通常はこういう加工はやらないということも・・・
本来なら違う方法でジオメトリーの見直しをやるのが望ましいけど、試しにやるには出費が大きすぎるので、今日の方法を試しにやってみてるってことも・・・
単にキャンバーが欲しい場合にもこの加工をする人もプライベーターには多いと思うけど、今回のはあくまで、ジオメトリーの見直し・・・
ジオメトリーは、サスペンションがロールすると、一般的な市販車ならアライメントに変化があまり起こらない構造が優秀といえるけど、スポーツ走行もするクルマなら、敢えて意図的に対地キャンバー角の適正化のため、ネガティブに変化させたり、クルマの動きをしっとり安定させるためにアップライト角の回転量をコントロールさせて、結果的にトーの変化も抑えたりなど変化を発生させる構造化といえる。
一般的には各アームの長さや角度を変えたり、支点を変えたりといったことでジオメトリーに変化は発生するけど、具体的な方法は無数にある・・・
だから、加工一つとっても、移動させる方向が違えば変化の仕方も違ってくるわけです。だから、何処をどう変えれば、サスペンションが動くことで、何がどれくらい変化して、結果的にクルマの動きにどう変化があるか、理論と経験値なしに語れない奥が深いものです

でも、だからこそ、分かると面白いのが積極的にジオメトリーを見直すサスセッティング

M号FDの場合、FDの純正のジオメトリーでは、一番グリップを失いやすいアームの角度を使ってしまう設定になってるので、ロールが起こることである方向には目いっぱい角度を変化し、別の方向には可能な限り変化しないという、極端な発想が必要となる・・・一応、それが可能になるように支点を変えて、アームの角度も二元的に変えた

この二元的にというのがミソ

なんとか、加工を終えて、タイヤをつけて着地させた状態が今日の写真

施工前との比較の為にマスキングテープを貼って角度をチェック・・・あんなアバウトな加工だけど結果的に左右が揃ってる

しかもタイヤ付ける前に、実際のジオメトリーの変えることでアームの動きに連動して、キャンバー&アップライト回転がどういう方向にどれぐらい変化するかチェックした状況と、タイヤ付けてキャンバーだけザックリ測ってみた状況でいえば、苦戦したフロントグリップがかなり回復する気がしてならない

明日はアライメント調整します

Posted at 2011/03/13 00:52:38 | |
トラックバック(0) |
サスチューン | 日記