
マイカーFDが温まるとアイドリング不調&温間始動不良になるから、プラグを交換してみた・・・
もちろん、コンプレッションが著しく低下してるのは分かってる・・・
温間始動不良はそれが原因なのは違いない・・・
エアコン入れると、ISCVをどれだけ開くようにECUを変更してもアイドリングが下がるほど、酷い状態・・・
それでも、電気負荷以外は無負荷状態でも「バラッ・・・バラッ・・・プス

」ってアイドリングになるのは非常にツライ
プラグはHKSレーシングプラグ(デンソー製)に交換して約5000㌔・・・”ニューボルト”で一次電圧をMAXまで上げてるから長持ちしないとは思ってたけど・・・
トラストレーシングプラグ(NGK製)に交換してみた・・・
ウソのようにアイドリングは安定してる

温間でもバッチリ
個人的にはREに関してはデンソー製が好みだけど、性能の程は同じクルマで比較したことはないから分からない・・・
ただ、デンソー製とNGK製では低回転の空燃比が結構違う(当然ノーマルとはもっと違う)・・・デンソー製で最も安定するように、ECUは合わせておいたけど、NGK製だと濃くなりすぎて、アイドリングがラフになりやすくなって、そのまま放置するとカブリに弱い(と僕が感じてる)NGK製はどんどんアイドリングがおかしくなっていく・・・
その点、デンソー製はアイドリングから低速域は安定性&トルク感共にバッチリ・・・
高回転&高負荷はどっちもどっちって気がするけど、NGK製の方が信頼性が高いような気がするような気がする・・・(つまり違いはよく分からない

)
一方、純正プラグはいただけない・・・
レーシングと比べれば、カブリに滅法強いのは揺るぎない事実だけど、パワー・トルク共に極端に低い

純正プラグがそのエンジンのポテンシャルだと思ったら、サッブイ話

ちょびっとブースト上げるよりよっぽどパワフル

ただ、考えようによっては、いい面もある・・・電極が太く低速域の着火性能は高いけど、高回転ではスパークが弱すぎて激しく失火が発生するから、一方ではパワーが出ないけど、逆に言えば、燃焼室温度が高温になりにくい・・・つまりデトネーションが起き難いからエンジンブローの危険性はかなり下がる

僕も一時期市販ガソリンが良くなくてブローしまくってた時期があって、その頃から性能度外視で純正プラグを勧めてた・・・現在はオクタン価は当時よりも更に低下してるけど、品質は安定しているからレーシングを勧めてる
実際、FDなどで、純正プラグでは5000回転以上の高負荷では、失火しまくりでエンジンが回っていかなくなるクルマがたまにある・・・そういうクルマはプラグコードを低抵抗にしようが、一次電圧を上げようが、MDI付けようが、アースの取り直しやろうが・・・大きな効能はないことが殆ど・・・で、プラグをレーシングに交換すると驚くほど力強く回っていく
さらにプラグの熱価も11番相当はやはり、パワー&トルク感もじぇんじぇん違う

でも、カブリには極端に弱いから、濃い目の燃調ではあっという間にプラグが終わる・・・
”プラグが終わる”ってイメージ沸かない人が大半だと思うけど、キャブの単車でキャブセッティングをやってる人なら多分分かりますよね

あっという間って、何千㌔っていうオーダーじゃなくて、数分単位の話です

極端な話、アクセル一踏みで終わってる

終わると、パワーが全くでなくなるし、燃調も大きく変化する・・・極端だと電極とガイシがカーボン(超伝導体)でショートしてしまえば、全く火が飛ばなくなる・・・
だから、プラグは絶対レーシングで、熱価はプレート付き車両は9番相当、サーキットオンリーでインジェクターノーマルなら10番相当をお勧めする・・・仕様によって11番相当って感じかな・・・
RBとかだとサーキットオンリーは8番、プレート付き車両は7番ってとこかな・・・でも、オーバーラップなどの要素で変わってくる

アイドリング負圧が-400mmhg程度あるなら8番でもいいかな
違う見方をすると、プラグとガソリンがパワーにも、エンジンの破損にも最も大きく影響するわけだから、プラグは早めの定期交換、ガソリンは常に同じGSで、出来ればタンク内の変化や燃料の安定性から添加剤はあまり使わない・・・アルコール系物質はヘビーノックの原因にもなるから水抜き(中和)剤を入れたら、ガソリンが2~3回入れ替わるまで、高負荷連続走行は避ける・・・などの運用が重要だと思う
一応、明日は開けて1日から連休に入ります

Posted at 2011/04/30 00:48:16 | |
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