
昨日に引き続き、FDのエンジン部品&補機類の洗浄から・・・
ローターハウジングも今回アペ割れした方は、傷が深く、傷の場所が良くないので別のに交換・・・これもポート加工してたストックパーツで、ポート形状をM号用に修正・・・
エンジンに関しては、シール類の新品が入荷するまで、作業は進まない・・・
で、コレクタータンクの加工を少々・・・加工ってほどじゃないけど、元々インタンクポンプ用なので、本来ポンプからの送り側フィッティングを外し(このNPT-ANフィッティングのネジ山が壊れてて燃料モレが僕が最初にチューニングする前から発生してた)、タップを通してNPT1/4メクラキャップでフタをして、外付けボッシュを採用するため、極力、ストックしてる部材を生かして最低限のフィッティングの追加で済むように、AN10番オスをタンクに溶接加工・・・
今日の作業はそんなモン・・・で、マイカーFDのプラグ交換のその後・・・
実は連休中に酷い目にあってた

NGK製のレーシングプラグ9番に交換して快調になったと思ってたら、普通に街乗りしてて少し渋滞(といっても井原方面の渋滞って全く大したことない)してたら、エンジンストール

しかも再始動できない

しょうがないから、セルで道の脇まで移動させてハザード・・・
数分待ったらエンジン始動できる・・・これを5分おきぐらいに繰り返した

原因はレーシングプラグの特徴で、高回転・高負荷時の失火はかなり減らせる代わりにアイドリングから低速域の着火性能はノーマルと比べて結構悪い・・・ことに起因してる。
マイカーFDはそれほどに、いちじるしいコンプレッションの低下が原因して低速域で着火しなくなるみたい・・・特に上り坂をしばらく走った直後に2~3回連続して信号にかかったら、コンプレッションはかなり厳しい状況になるから、ついには着火しなくなってストールする・・・しかも、直後はその低コンプレッション状態で低回転の着火性能が乏しいレーシングプラグでは再始動できない

ムチャして一時的にかなり薄めの燃調になるように細工してもアイドリングがラフになって止まりそうになる・・・でもこの燃調ならアクセルを少しだけ開けてたらなんとかストールは免れる程度に・・・(正常な燃調ならアクセル開けてても無視されてストールしてた・・・)
とてもじゃないけど、マイカーがこれではあまりに乗るのがツライから、デンソー製のレーシングプラグ(元々付けてたもの)をワイヤーブラシで磨いて付けた

実はデンソー製レーシングはアイドリングや低速域の着火性能はかなり高い(安定してる

)マイカーFDほどの低コンプレッション車なら、ノーマルプラグよりも安定してる

と思う。ただ、高回転・高負荷では燃焼温度が上がりやすいような気がしてる・・・(個人的な感覚なので当てにならないかも・・・)
でも、街乗りでもサーキットでも、性能やエンジンの運用面などを考慮してデンソー製をREには勧めてる
交換後は・・・一応アイドル調整(TASやバタフライ調整で少し開き気味にして、ISCで若干下げ気味の制御になるように調整)とデンソー製用の低速域の燃料噴射マップを減らして薄めにした・・・
アイドリングがバラつくこともなく、当然ストールも一切なし
・・・つまり、また新品のようなNGK製のレーシングプラグの中古のストックが増えただけ

Posted at 2011/05/09 00:01:11 | |
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