
連休明けはとにかくドタバタ
修理受付に・・・オイル交換に・・・ラジエータ屋さんに外注依頼に・・・業者さんアチコチに業務連絡&相談に・・・それに頼まれものに・・・


M号FDはこんな状況も想定して、休み中にすぐ降ろせる状態にまでは作業をやってました

>>>転ばぬ先の杖

前置きインタークーラー&ラジエータの脱着が猛烈にめんどくさいので、ボンネット外し&ミッション降ろしでほぼ真上にエンジンを釣り上げる・・・完璧な段取り
あっという間に取り外し完了

レースカーだからこそ整備性も重視して、作りこんでるからです

>>>自画自賛
ついでに燃料ポンプのやり直しをするために、初めてこのクルマのコレクタータンクを外して中身を確認した・・・
きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ





「みゃぁぁぁぁん」っていう盛大な音が鳴ってるから、てっきりJECS製のRポンプかその系統だろうと思ってた・・・
ところが、すっとこどっこい、安物ポンプでないの

SARDなどのデンソー製はあんな大きい音はしないし、ポンプの大きさが小さいからこのポンプの容量が大きいんか小さいんかも分からん

国産ならこのサイズで最大吐出量でも200L/h(燃圧3.0K時)、普通ハイパワーターボチューニングに使うのは280Lクラス・・・>>>猿の水練

>>>猿も木から落ちる


>>>サル知恵


今までタンクの中身を開けて見なかったのは、フィッティングの取り付けに怪しい箇所が2箇所あって、当初結構ガソリンが滲んでて増し締めしたら滲まなくなったものの、増し締めの際、NPTネジ山が怪しいことになってると分かったから、”ポンプを替えないなら、開けて確認しなくてもいいだろう”と思ってたから・・・(ハイ、完全にいい訳です

)
で、インタンクコレクター以外の燃料系を全てやり直したおかげで、燃圧などバッチリ安定してたから、大丈夫だろうと・・・
・・・で、更に確認・・・
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ





ポ、・・・ポ、ポ、ポンプのホ、ホース口が折れてるぅ




こんな短いホースが斜めに引っ張られる角度で配管してるのが直接の原因だけど、こんな配管の仕方・・・ありえない

普通、真っ直ぐ配管できるようにポンプを固定するか、可能ならブラケット側の配管の位置か向きを変えるかするのが当ったり前

(大昔にはブラケット側の配管を切って抜け防止加工ナシで取り付けされてるものや、ポンプの固定をいい加減にされてるものを見かけたけど、現代社会じゃ、こんな酷いの見かけんぞ

)
・・・ってーことは・・・コイツが原因でエンジン停止後に燃圧を保持してくれてなかったのか・・・折れてない方のポンプの出口側に圧をかけてみる(というより口で吹いてみただけ)と、底からなんのためらいもなくドバドバ漏れる

この・・・お漏らし野郎

つまりポンプ2個とも撃チン

この状態で、壊れないエンジンは世の中に絶~対

に存在しない

と言い切れるから、ある意味猿人破損の原因が特定できてスッキリした部分もある
でも、なんで僕がチューニングする前までこんな状態でトラブルなく動いてたのか・・・



そうか

フィッティングの取り付けからガソリンが滲んでてそこが、ある意味レギュレータの代わりになってたのか・・・
燃料モレという不可欠な修理をしたことで、元々の取り付けの不味さと、ポンプチョイスの不味さが原因して今回のトラブルになったってことでしょう・・・
なんか、ガソリンじゃないけど、過去にも他人がチューンしたクルマの不可欠な修理をしたことで、本来の不具合が悪化してエンジンが壊れた経験を思い出した・・・
一から自分の思うとおりにできるチューニングだと、そういうハプニングは起こらないのよね・・・猿人2号機は特にノーマルから仕上げたクルマだから、全て分かってるだけに安心感がある

(僕にはね

)
まっ

でも、このコレクタータンクを純粋なコレクタータンクとして使えば、5.5L程度の大容量コレクターとして使える

でもこれが終わればM号FDも一通り引っぺがしたことになる

から、安心仕様になるのかな・・・

Posted at 2011/05/07 00:50:00 | |
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