入院生活 ‐其の壱‐
投稿日 : 2013年12月30日
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先述ブログにてカミングアウトいたしましたが、
痔(痔瘻)の根治治療(手術、入院)で千葉県は我孫子市にあります、
「東葛辻仲病院」での入院生活の一部をかいつまんでフォトアップしてみました。
痔での入院生活などに興味がありましたら覗いてやってください。
当初4床室だったのですが(保険範囲内で収まる)、人員調整?とやらで、なんと2床室の窓側(差額 5,250円はサービス)に案内されました!
ラッキー♪
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(痔での)入院生活必需品。
中央に鎮座しているのが、ガーゼパット(140枚入)とネットパンツです。
―入院基本セットなるモノを入院初日に院内にある売店で購入させられます。
術後翌日より、出血や浸出液が出るので、完治するまでお尻にあてがっておく為のモノですね。
この上からネットパンツを履き(ガーゼを固定させる為)ます。
普通のパンツはしばらく履けないですね。
そして、脱水を予兆させるかのようなミネラルウォーター群。
下剤を補助的に流し込む為なのと、術後当日は水しか口に出来ない為です。
私の場合は治療的に飲用しました(苦笑。詳細は後述)。
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入院初日の最初のご飯。
素うどん。
数時間後には下剤と共に強制排除されてしまいます。
それまでには消化吸収されているか・・・。
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こちらは手術前日の夕食??
手違いか嫌がらせかと思いましたが、”流動食”とのこと。
色々な意味で激マズっ!!
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手術当日。
朝5時半に看護師さんに起こされ、
吐き気止めを飲まされたかと思ったら・・・
朝食が用意されていました(苦笑)。
下剤(2L)定食。
1時間半を要しながら、飲んでは10分間休んで、飲んでは休んでを繰り返して完飲します。
まぁ、飲んでいる途中から、お腹がギュルギュル言い始めますね。
1時間ぐらいの間に10数回はトイレに行きました。
出せば良いと言うものではなく、排泄物(腸内のカス)が完全に無くなるまで排泄命令させられます(涙)。
看「チャームさん、まだカスが出てるんだよね~、水飲んでなんとか出し切って!!」
私「はぁ・・・あっ!・・・ぐふぅ・・・あっ!・・・」
そんなやり取りを下剤を飲みきった後も続けました。
も・う・で・な・い
もうでない(>人<)
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”らしく”なってきました。
手術前に大腸内視鏡検査を行いました。
以前はだいぶ苦労した検査のようでしたが、苦痛は皆無。
横になってウトウトしていたら終わっていました。
そして、手術。
脊椎麻酔で地獄をみましたね。
どうも麻酔ポイントが普通の人より深い場所にあるらしく、なかなかたどり着かないようで、数回程背中をブスブスと(具合最悪)。
結局、長い針を使用しヒット!
この、脊椎攻撃が後に合併症を引き起こすことに(苦笑)。
でも、手術はあっという間。
手術室に焼き鳥のような香ばしい香りがしたと思ったら10分程で終わってしまいました。
脊椎麻酔の痛みと苦痛以外は快適でさえありました。
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手術後一夜あけて。
自力で排尿する自信がなかったのと、ちょっとしたプレイを・・・・・・楽し・・・もうか・・・と、思いました。ので、
尿道カテーテル。
生理反応が起きた時と、看護師さんにカテーテルを抜去される時の快感は忘れられません。
ありがとうございます。
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手術後初の朝食。
だが、しかし・・・
尿道カテーテルを抜去後、トイレに行こうと立ち上がった時だった。
痛たっ!
後頭部から首筋、そして肩甲骨にかけての痛みと強烈な頭重感に襲われたのだ。
入院する前よりネットである程度知識をかじってきたので、それがなんなのかはピンときた。
「脊椎麻酔後頭痛」だ。
麻酔針を脊椎に挿入する際に刺入箇所より脳脊髄液が多少漏れ出す為、髄膜内の圧が下がり、髄液内に浮くような格好になっている脳が落ち込んでしまったりと、なんやかんやが起因となり、頭痛や様々な不具合が生じるのだ。
通常、1回で済む針刺入を数回もやれば、ダダ漏れでしょうからね。
安静と水分補給が、手っ取り早い治療法とのことで、あの脱水対策として無駄に多く買ったミネラルウォーター(そもそも失われた水分や電解質は点滴で補給されるんですが)に結果救われる形になりました。
後頭部と首筋の痛みに加え、目玉や鼓膜も頭の中心に引っ張られるような痛みに入院期間中のほとんどを悩まされることになってしまいました。
引き換えに?お尻の痛みは皆無だったのには救われましたけどね。
入院生活 ‐其の弐‐
に続きます。
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