ドアミラーカバーサテンメッキへの道のり

無駄に遠回り＆出費したドアミラーサテンメッキ（に、近づける）加工の記録です。

画像１：最初に加工したカバー、これは特殊メッキ加工した物です。
遠目には綺麗で、サテンメッキに近い仕上がりです。

加工費も物凄かった・・・(T^T）とても言えません凹

が、メッキ加工は最終的に失敗となりました。

画像２：加工面の拡大です。表面が鮫肌になっています。
細かいと思われるかもしれないですが、実物は近くで見たくない仕上がりです。


メッキ加工は基本的に「研磨仕上げ」が難しい事、プラスチックのメッキは「真空蒸着メッキ」が良いらしいのですが、その手法ではサテンメッキのような落ち着いた艶が出せないそうです。

画像３：更に拡大してみます。

写真サチっていますが、良く見ると埃を噛んでいるのが見えると思います。

この後、再加工してもらい、何とかなったものが手元に届き、画像１の装着となった物です。

画像４：艶加減、メッキ感は気に入っていたのですが、下記理由でこれは没になりました。

①洗車機厳禁、スクラッチ傷が発生
②晴天時に見ると、若干だが色味がゴールド
③写真残っていませんが、後日、気泡が発生し周囲が白濁

画像５：再加工、最終完成品の全体です。

写真が天気曇り気味で良くないですが（ｗ；

この加工は、最初のメッキ品①～③が全て解決できました。

画像６：加工から届いた直後の画像です。

加工方法は単純です。

オプションのメッキミラーカバーに、
マットクリアを塗装

それだけです（＾＾；

画像７：それだけと言っても、メッキパーツへの艶消しクリアの塗装は難しいです。

加工して頂いた塗装業者の方は、詳しい塗装手法はノーコメントでした。「取り敢えず、もう一回依頼されたら極力遠慮したい」との事凹
尚、工期は依頼してから３ヶ月近く待ちました（ｗ；

耐久性・対候性・艶加減を導き出す為に、本塗り前に何度もサンプルメッキへ塗装→耐久テスト等を繰り返した後、研磨できない為、一発必中で仕上げたそうです。

ちなみに、虫がついても、鳥フン攻撃を受けても、水洗い（With洗車機）で綺麗になります。正に純正品相当、満足です。