毎々お世話になってます
ESPN F1トピックスから記事拝借しました。
可夢偉選手も是非・・・シャンパン・ファイトに加わってほしいです♪
↓↓↓
5レースが終わったが、F1界の最高の頭脳をもってしても
奇妙で魅力的な2012年シーズンの謎を解くことはまだできない。
完全に支配した昨年と同様、レッドブルの
セバスチャン・ベッテルがドライバーズチャンピオンシップをリードしている。
だが、レース前にウィリアムズのパストール・マルドナドが勝者になると聞いていれば、
「大金を賭けただろうね!」とベッテルは認め、「オッズは悪くなかったと思うよ」とほほ笑んだ。
実際、バルセロナの週末を前に、イギリスの大手ブックメーカーの『William Hill(ウィリアムヒル)』での倍率は500倍になっていた。
同社のスポークスマンは予選前に2人だけが10ポンド(約1,300円)前後をマルドナドに賭けていたと明かす。
マクラーレンのジェンソン・バトンは「
ウィリアムズはなぜここでレースに勝ったのか分からないだろうね」と『Guardian(ガーディアン)』紙にコメント。
しかし、開幕から4戦でバトン、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)、ベッテルが勝利を上げたのに続く2012年の新たなウイナー候補は、かつて"ペイドライバー"だと揶揄(やゆ)されることもあったマルドナドだけではなかった。
過去数週間の報道を振り返れば、
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、マーク・ウェバー(レッドブル)、キミ・ライコネン、ロマン・グロージャン(共にロータス)、ミハエル・シューマッハ(メルセデス)に加えてザウバーのセルジオ・ペレスと小林可夢偉の両名にも勝利の可能性があると見なされている。また、それぞれのチームメイトが優勝していることを考えれば、苦戦するフェリペ・マッサ(フェラーリ)やブルーノ・セナ(ウィリアムズ)もそのリストに加えるべきかもしれない。
クリス・ホックレーは『Sun(サン)』紙に「くそ、
こうなりゃカーティケヤン(HRT)だ!」とつづった。
その若さにもかかわらず自身をF1の当惑する純粋主義者の一人だとするベッテルは「今はすごくクレイジーだね。何が起こっているのか難しくて説明できないよ」とドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に発言。
状況はF1の観衆を、頭を振る純粋主義者と、前代未聞のショーに驚くその他の面々に分けている。
「ショーがスポーツを追い越した」とパリの日刊紙『Le Figaro(ル・フィガロ)』は伝え、 前述のホックレーは「それぞれのチームでさえも、誰がウサギで誰がカメなのか、いかなるサーキットでも分からない」と付け加えた。
ベッテルと同点でランキングをリードするアロンソも純粋主義者の陣営だ。アロンソは『El Pais(エル・パイス紙)に次のように述べている。
「もちろん、観客にとっては、誰が勝利するのか、誰がポイント圏外なのかが分からない状態でモナコを迎えるのは魅力的だね。でも、ある意味、11年をF1で過ごして今はフェラーリにいる僕としては、もっと安定している方がいいな」
また、『AS(アス)』紙に掲載されたジャッキー・スチュワードの言い分はこうだ。
「今起きていることが信じられない。新しいルールと新しいタイヤの影響だと思う。多くの要素があるだろう」
マルドナドのレースエンジニアであるセビ・プヒョラーは「予選規模の小さいチームが本当に良い結果に値することをタイヤが可能にしている。今、最も重要なのは、良いセットアップと気温の面での運だからだ」と説明した。
そのタイヤ供給元である
ピレリは、きわめて大きな役割を果たしていることについて批判と称賛の両方を受け取っており、「ピレリは大胆かつ勇敢だ。メーカーにとって時にはメルセデスと言うより早く摩耗するタイヤを作るのは楽なことじゃない」とホックレーは言う。
しかし、ピレリのマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラ会長に悪びれる様子はない。
「われわれが提供したのはチームの要請によるものであり、簡単なことではなかった。われわれのエンジニアはたぐいまれなことを成し遂げた」と同会長はイタリアメディアに語っている。
↑↑↑
ブログ一覧 |
F1 | 日記
Posted at
2012/05/16 12:36:36