ESPN F1トピックスから・・・シューマッハがトップタイムで可夢偉選手は6番計時。
”雨”の幕開けとなった韓国GPです♪
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2011年F1世界チャンピオンが誕生した鈴鹿での熱戦でチェッカーが振られてからわずか5日、F1一行は韓国・霊岩(ヨンアム)にある韓国インターナショナル・サーキットに再集結し、14日(金)10時から2011年FIA F1世界選手権第16戦韓国GP金曜フリー走行1回目に臨んだ。
お気に入りと言う鈴鹿での優勝は逃したものの3位表彰台に上ってドライバーズタイトルを手中に収めたレッドブルのセバスチャン・ベッテルは、プレッシャーが軽くなったことを認めつつも、チームのコンストラクターズ選手権連覇の目標がまだ達成されていないため、これまでと変わらないアプローチで残りのシーズンに挑むと誓っている。
年間王者が決まった一方で、混戦の展開を見せているのがランキング2位争いだ。日本GP終了時点で210点を手に2位の座を維持するのはマクラーレンのジェンソン・バトン。フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が202ポイントで続き、マーク・ウェバー(レッドブル)が194ポイントを獲得して4位につけている。
総得点178ポイントで5位のルイス・ハミルトン(マクラーレン)は3人からやや点差が開いているが、優勝すれば一気に25点が加算されるため、今週末にも2位に急浮上する可能性はある。
各チームもデータをあまり多く持たない韓国インターナショナル・サーキットにピレリが持ち込んだドライタイヤはソフトとスーパーソフトのコンパウンド。ブリヂストンタイヤが使われた2010年の初回レースは大雨に見舞われて雨天用のタイヤが活躍した。
初日のフリー走行1回目は次戦インドGPでレースに出走予定のナレイン・カーティケヤンがビタントニオ・リウッツィに代わってHRTの作業を担当。また、トロ・ロッソはレースドライバーであるハイメ・アルグエルスアリのマシンにルーキーのジャン-エリック・ベルヌが乗り込み、ロータスではヤルノ・トゥルーリの代わりにカルン・チャンドックがステアリングを握った。
予報通り雨がぱらつく中、気温17度、路面温度17のウエットコンディションでセッションが始まる。ピットレーンがオープンになるとHRTのカーティケヤンとダニエル・リカルドを先頭にベルヌ、ジェローム・ダンブロジオ(ヴァージン)、セルジオ・ペレス(ザウバー)がコースへと向かった。
水しぶきを上げながら約15分をかけて全車がインストレーションラップを終えると、雨のコース上はしばし無人の状態が続いた。
2日目以降は天候が回復すると予測されていることもあり、各陣営とも雨天で無理にプログラムを進めることは避けたい様子で、マシンを降りてリラックしているドライバーも多く、ハミルトンがゆっくりとサーキットを1周した以外は特に動きもないまま、セッションは折り返し地点を迎えている。
開始から50分、なおも静けさを保つコース上に姿を現したのはまたしてもハミルトン。さらにはチャンドックとセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)がガレージを後にする。
チャンドックはコントロールラインを通過せずにピットに戻るも、ハミルトンはこのセッション初めてのタイムとなる2分05秒484をマーク。続く周回で自己ベストを更新してピットへと帰還した。
残り30分を切ってタイムを残していたのはハミルトンとブエミのみだったが、そこにリカルドとザウバーの小林可夢偉も合流する。それぞれウエットタイヤで慎重に作業を進める中、他の陣営も順次ドライバーを送り出し、次第にコース上は賑わいを見せ始めた。
ラスト20分に入り、10名がタイムを残していた時点で可夢偉が2番手にポジションアップ。ブエミ、可夢偉、ハミルトン、ミハエル・シューマッハ、ニコ・ロズベルグ(共にメルセデスGP)がトップ5に並んだ。
その後さらに数名のドライバーがタイム計測を開始したが、コンストラクターズチャンピオンシップで2位のマクラーレンに130ポイントの差をつけるレッドブル勢は2人のドライバーがそれぞれ1周を走ったきりで動く様子がない。
タイムシートに14人の名前が並び、セッション時間が残り10分になろうかというタイミングでようやく2年連続王者となったベッテルが始動し、チームメイトのウェバーや4周を走っていたアロンソも再びピットを離れた。
そこかしこでスピンやコースオフを喫するマシンが見られたものの、幸い大きなアクシデントにつながってはいない。ベッテルが17番手からじっくりとペースアップを図った一方で、アロンソはタイムを残さないままガレージへと戻っていった。
セッション終了が間近に迫る中で好ペースを見せたのが7度の世界王者に輝いたシューマッハ。先に自己ベストを塗り替えたベッテルが2番手となり、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)がトップ3につける状況でチェッカーフラッグが振られている。
しかし、最後のタイム計測ラップに入っていたポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)がチームメイトのタイムを上回り、2分02秒784のトップタイムを刻んだシューマッハにベッテル、ディ・レスタ、スーティル、ブエミと続くオーダーで韓国GP最初のセッションは終了した。
可夢偉はブエミに次ぐ6番手タイムを記録している。18名がタイムを残すも、フェラーリとルノーの4台、およびバトンとロータスのヘイキ・コバライネンはノータイムだった。
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Posted at 2011/10/14 12:41:07 | |
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