ESPN F1トピックスから・・・
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プレシーズンの最終テストがバルセロナで幕を閉じ、初回テスト初日同様にロータスのキミ・ライコネンがタイムシート最上位につけた。
第2回プレシーズンテストではフロントサスペンションのマウンティングに問題が発覚したため、新シーズンに向けてわずか4日間の走行しかできなかったライコネンだが、そのうちの2日間でトップタイムをマークしており、4日(日)にカタロニア・サーキットで刻んだベストタイムは同地で実施された2回のテストを通しても最速だった。昼休み直前に1分22秒030を記録したライコネンは最終的に121周を走り込んでいる。
フェラーリの真のペースはいまだ謎に包まれているものの、この日はフェルナンド・アロンソが2番手に入った。金曜日にはチームがマシンの完全な理解に苦戦していると認めており、セッション後に行われるはずだったドライバーのインタビューをすべて中止する措置を取っている。それでも、アロンソがたたき出した1分22秒250はF2012にとっての最速タイムであり、115周の走行距離は開幕戦に向けて大量のデータをもたらしているはずだ。
その一方で、バルセロナテスト最終日に最も関心を集めたのはレッドブル。午後はほとんどコースに出ていない。ドライブを担当したセバスチャン・ベッテルはアップデートされたRB8に乗り込み17周を走ったところでギアボックストラブルに見舞われ、その後しばらくガレージで過ごすことになった。残り数分になって再びコース上に姿を見せたベッテルは周回数を23に伸ばして作業を終了。加えて、ベッテルは午前の走行中にグラベルにはまり、新しいフロントウイングにダメージを負ってしまってもいる。新スペックのRB8は土曜日にマーク・ウェバーが70周を走り込んでいるが、レッドブルとしてはメルボルンまでにより多くの距離を走りたかったはずだ。
好調の兆しを見せているのがウィリアムズ。最終日は両レースドライバーにドライブさせ、午前の作業を担当したブルーノ・セナは1分22秒296のベストタイムで3番手、パストール・マルドナドは午後にロングランに励み9番手タイムを残している。
この日も堅実なテストを行ったフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが4番手。テスト前半にドライブラインのトラブルで失った時間を埋め合わせるように、午後はレースシミュレーションに取り組んでいる。
スーパーソフトコンパウンドを履き0.074秒差でヒュルケンベルグに続いたザウバーの小林可夢偉は午前中にセットアップ作業を行った後、レースシミュレーションに移行するもエンジントラブルによりコース上でストップしてしまった。
新パッケージを持ち込むマクラーレンは生産的な一日を過ごし、ルイス・ハミルトンが115周を走破、ライコネンからわずか0.4秒遅れのベストタイムを刻んでいる。アップグレードされたパッケージでは相棒のジェンソン・バトンの倍以上を走り込んだハミルトン。午後はオーストラリアGPに向けて最適なセットアップの見いだしに尽力した。
新シートを手に入れてケータハムCT01に乗り込んだヴィタリー・ペトロフの自己ベストは1分22秒795、全体では7番手だった。メルセデスのミハエル・シューマッハは午前のラスト1時間にソフトタイヤを装着してマークしたタイムで8番手、トロ・ロッソのダニエル・リカルドは10番手で作業を終えている。
【バルセロナ - 2012/3/4】
順位 ドライバー マシン タイム 周回数
1. キミ・ライコネン ロータスE20 1:22.030 121
2. フェルナンド・アロンソ フェラーリF2012 1:22.250 115
3. ブルーノ・セナ ウィリアムズFW34 1:22.296 53
4. ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディアVJM05 1:22.312 101
5. 小林可夢偉 ザウバーC31 1:22.386 72
6. ルイス・ハミルトン マクラーレンMP4-27 1:22.430 115
7. ヴィタリー・ペトロフ ケータハムCT01 1:22.795 101
8. ミハエル・シューマッハ メルセデスW03 1:22.939 100
9. パストール・マルドナド ウィリアムズFW34 1:23.347 48
10. ダニエル・リカルド トロ・ロッソSTR7 1:23.393 100
11. セバスチャン・ベッテル レッドブルRB8 1:23.608 23
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キミ・ライコネンの存在が、相当大きく感じられたプレシーズンテストと感じました、私♪
Posted at 2012/03/05 08:07:14 | |
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