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まず買ってきたのは、中のスポンジ2種類(厚み2〜3mm程度)と中空ポリ板(ホムセンで1〜2000円程度のやつ)、アクリル板。


表皮の合成皮革は、たまたま自宅にあったので、新たに買う事はしなかった。
ちょっと値の張る、1m5000円くらいのものを使用。
日本の高温多湿な環境では、ポリウレタン素材は数年で表面がハゲ落ちてしまうので、表皮はケチってはいけない。


今回、一応は型紙を起こすが、作りながら現物と合わせていく。

知り合いに頼まれて、旧車(1970年代)のクラシックカー、ナローポルシェのドア内張りを作る事になった。

ちなみに数年前の話なので、細かいところは覚えていない(´・ω・`)

ざっくりした雰囲気でお察しください。

※型紙ほか、資料はすべて本人に返還・譲渡済みですので、コピーは作れません。

まずは現物を確認。色違いなのは、片方をオーナーが染めQで塗ったため。
元はタン革色の合成皮革。


70年代ポルシェのドアの内張りは、芯がベニヤ合板。
このため、湿度の高い日本では、しばしば腐り落ちてしまう。


中に挟まれているスポンジも劣化し、表皮だけ張り替えてもダメっぽいと判明。

やっと完成！！


するも、うーんイマイチか…？(´；ω；`)



引き出した長さがドンピシャで、ドリンクホルダ下部がオーディオケースの蓋に当たっている。

ちなみに、ドリンクホルダは2dinの下段に搭載する予定が、純正の木目調パネルのフタを残したかったのであえなく断念。

下のラックでは、ドリンクホルダを引き出した時にシガーソケットと灰皿が使えない。
あと、深さ(灰皿までの距離)が微妙に足りない。

アレを取っ払うつもりなら、ワンチャンかもです。



今の状態だと、ドリンクある内はコンポ操作が出来ないけれど、もはややり直す気力は尽きた。

ちなみに作業中はシフトレバーが邪魔になるので、Pの上のとこにあるボタンを押してパーキングを解除し、無理くりローギアに入れていた。

動作確認の時、忘れずにPに戻してね！

さて、作業も大詰め。

すっかり存在を忘れていた、 SVX純正のオーディオの枠？プラスチックの四角い目隠し(ケースの銀色の地が見えてしまうので)を嵌める。


これも無加工ではつけられなかった。
ドリンクホルダの枠が当たって、本来の純正枠が飛び出してしまうから、フタが閉まらなくなる。

なので、純正枠の左右(ドリンクホルダ部分)を2mmほど彫刻刀で削った。


サンダだと振動でプラスチックが割れそうだったから…(´・ω・`)

上辺は開閉に関係ないので、そのまんま。

ちょっとだけ、左右との段差がなくなるよう、端っこは削ったけども。

仕方なくフタ( 木目調のSVX側オーディオケース)を削る。


リュータで、本当ならSVXらしく美しい曲線で仕上げたかったのだけど、もはや気力が尽きた(´；ω；`)


でも、フタは閉まるようになった！！


で、取り付け…たかったけど、暗くなったので明日に持ち越し。