2011年04月20日
燃費向上運転のコツ②
(。・ω・)ノ゛ コンチャ♪ ぴろぴろりです>w<
最近の燃費運転で、ちょっとした反響があったので、
私のブログのアクセスが2番目に多い「燃費向上運転のコツ」の
シリーズ第二段として燃費テストを兼ねて載せてみたいと思います♪
(別にいらないとかいわないでねっ!)
前回のブログでも書いてある通り、
やはりプリウスで燃費良く走るためには、
「いかにエンジンを止めて走れるか」が
鍵になると思うのは今でも変わりありません>w<
よく燃費の詳しい人たちの中で、
「滑空」とか「グライダー走行」っていう言葉を耳にしますね☆
これはHSI(ハイブリッドシステムインジケーター)で、
走行中にアクセルを離すと(CHG)の方に線が伸びると思いますが、
アクセルをちょっと踏んで、線が右にも左にも出ていない状態の事を
示しています>w<
こうすることによって、エネルギーの回収も使用もしていない
惰性走行をすることができます。
では、なぜこれが良い方法なのか??
疑問に思う方もいると思いますので、ぴろりなりの解説をします>w<
「エネルギーを回収すれば電気で走れてエコなのでは?」
→その為の回生システムなのですが、走行しているエネルギーから
回収できるエネルギーは半分以下といわれています。
なので、わざわざ回収をするくらいなら、今のエネルギーをそのまま
走行で使ってしまったほうが燃費的にはよくなります>w<
「電気エネルギーを使って走行したほうがエコなのでは?」
→その通りです。しかし、電気を使用すると、
バッテリーの残量がどんどん減ってしまいます。
あまり使いすぎると、いざエンジンでの加速の時に、
エンジンのエネルギーがモーターでの発電にたくさんとられて
しまうので、効率が悪い場合が多くなります。
それならば、電気を使わない「滑空」をしたほうが安定した
低燃費走行ができるというわけです。
※もちろん、道路によっては、
電気を使ったほうが効率の良い場合はたくさんあります>w<
っというわけで、燃費良く走るためには「滑空」をできるだけ
使うことが重要になってきます>w<
しかし、「滑空」ばかりしていると、速度はどんどん落ちてきます。
そして、落ちた速度を戻すために、エンジンを使って加速します。
その繰り返しが基本的にはプリウスの燃費を伸ばすコツと
いわれているわけですが・・・
ここからが本題です(=゚ω゚;)
「じゃあ、どの速度まで加速して、どの速度まで滑空の繰り返しが燃費がいいの??」
コレ、気になりますよね・・・(´・ω・`)
実際は「滑空」で走ることが出来る距離と、
エンジンを止める時間が長い方が燃費にはよいわけなのですが、
良くわかりませんよね>w<
そこで・・・
体を張って実験してきました(`・ω・´)b
テストコース:国道275号線。当別町金沢付近。
テスト距離:目視でわからない勾配を3.5kmを18本。
テスト時間帯:23時~25時
テスト時気温:3℃~4℃
乗車:1名。
ガソリン:9/10積載。
コースは片側2車線の道路で、目でみてもわからないほんの少しの
登り坂3.5kmを走行し、Uターンして下り坂3.5kmを走行する計7kmを
9種類の走行方法によって検証しました☆
テストの方法
① HSI45%程度で20km/hまで加速。
② HIS100%程度で上限速度まで加速。
③ HIS0%で下限速度まで「滑空」
④ ②と③の繰り返し。
⑤ 3.5km走行した時点でHSI-10%程度でブレーキして停車。
⑥ 登りと下りの2本、計7kmの燃費を計測。
(補足1)
HSIは停車時を0%とし、CHGの左端を-20%、PWRの右端を120%と
読み取っています。
(補足2)
速度は実速度でメーター速度ではありません。
車載のプリウスのメーターは大きな誤差があるのは
知っている方も多いと思います>w<
テストでは実速度で検証しています☆
ちなみに・・・
20km/h→メーター表示22km/h
25km/h→メーター表示29km/h
30km/h→メーター表示34km/h
35km/h→メーター表示39km/h
40km/h→メーター表示45km/h
45km/h→メーター表示51km/h
50km/h→メーター表示56km/h
55km/h→メーター表示61km/h
60km/h→メーター表示67km/h
となります・・・>w<
上限速度と下限速度の設定は次の通り。
① 上限60km/h下限40km/h(滑空域20km/h)
② 上限55km/h下限35km/h(滑空域20km/h)
③ 上限50km/h下限30km/h(滑空域20km/h)
④ 上限60km/h下限45km/h(滑空域15km/h)
⑤ 上限55km/h下限40km/h(滑空域15km/h)
⑥ 上限50km/h下限35km/h(滑空域15km/h)
⑦ 上限60km/h下限50km/h(滑空域10km/h)
⑧ 上限50km/h下限40km/h(滑空域10km/h)
⑨ 上限40km/h下限30km/h(滑空域10km/h)
テストのイメージとして、①を例にとると、
20km/hまでモーターで加速して、エンジンにて60km/hまで
加速。その後「滑空」して40km/hになったらまた60km/hまで
加速。その繰り返しで走行して、3.5km走ったら信号が赤で
ブレーキで停車。
って感じだと思います>w<
テスト結果はこちら☆

では、ぴろり的に解説していきます(/ω\)
全体的に見て、やはり車速が低いほど
燃費がいいのは明確ですね>w<
コレは車速が高いと空気抵抗や上限速度に達するまでの
エネルギーの消費が大きい事からこの様な結果に
なったと考察できます☆
「滑空」の速度域を大きくしても小さくしても、それほど差がでない
という事も実験からわかりました☆
では、登り坂ではどうでしょうか>w<
登り坂では、高い速度域で長い滑空速度域をとるよりは、
低い速度域で短い滑空速度域で運転するほうが、
燃費が良くなる傾向がありますね☆
下り坂ではどうでしょうか>w<
滑空速度域での燃費の変化はほぼありませんね!
むしろ、高い速度域では、滑空速度域を長くとるほうが
燃費が良くなる傾向がでました☆
まとめると・・・
①滑空に入るまでの加速は低い速度の方が燃費が良い。
②低勾配の登り坂では低い速度でこまめな滑空が燃費が良い。
③下り坂では、滑空をなるべくたくさんするほうが燃費に良い。
市街地等で現実的に走行する場合にあてはまることは、
①安全運転はエコランに繋がる。
②登りでは「おさきにどうぞ」のゆとりに心を持つ。
③峠の上りでは、直線で加速、カーブはアクセルオフ。
④信号を先読みし、無駄な加速はしない。
⑤エンジンをかけている時間を短くする意識を持つ。
こんなとこでしょうか>w<
もちろんこの実験結果からあてはまらない場合もあり、
様々な運転の仕方によって、燃費向上のコツがあると思います>w<
それはやはり、
⑥自分自身の経験値
が一番の燃費走行に繋がるはずです☆
このデーターがたくさんの人の参考になって、
ほんの少しでもみなさんのクルマの
燃費がよくなれば幸いです(/ω\)
では、またまた超長くなりましたが・・・w
最後までありがとうございました☆
また、意見、質問等はコメントやメッセで頂ければ
私なりにお答え致します>w<
※エコランはまわり車両に迷惑にならないように注意して
安全運転で燃費向上をめざしましょう☆
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燃費 | クルマ
Posted at
2011/04/20 14:12:09
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