2016年04月22日
前回までのあらすじ・・・
前回を読んでくださいませw(・∀・)
そんな訳で、疲労とアルコールが効いて深く寝入った家族だったんですが・・・
4月16日深夜・・・
ふと目が覚めたんですよ。
何か聞こえる?あぁ、家族の寝息か・・・
我が家の仏間と応接間に布団を引いて家族まとまって寝ていたんですが、それは
静かな夜でした。
あの瞬間まで・・・
1時25分頃
ガタガタガタ!
また来たァ!!((((;゚Д゚))))
と次の瞬間には、今まで体感した事のない・・・
何て言うか、3Dなんですよ、揺れが。
縦揺れと横揺れっていうより、台に乗せられて揺り回されてるというか、とにかく
やばそうな揺れ。
生まれて初めて、無意識に悲鳴を上げたと同時に心から“死”を意識しました。
そしてこれまた、生まれて初めて普段ではありえないような行動を無意識でとって
たという・・・
とっさに家族に覆いかぶさって「大丈夫!?」と叫んでいたというね(;・∀・)
「あの時はどうかしてたよ、てかナニ、オレちょっとカッコイイかも(*´ω`*)」
(フランカー後日談)
所謂本震なんですが、とにかく恐ろしかった。
寝て入た場所にはデッカイタンスが倒れていたり、ってか家の中が爆撃でも
喰らった後みたいにムチャクチャで・・・
地震が弱くなったタイミングで縁側から脱出、裏の広場に避難して不安な一夜を
過ごしたのでした。
朝になって暫らくした頃に、消防団の方が来られて、「孤立するかもしれないから
避難所に非難してください!」
という指示を受けたので、わんこも一緒に避難所に避難して、余震に怯えつつ
一夜を過ごしました。
・・・そうして、私たち一家の被災者としての日々が始まったのです。
ただ、幸いにして家が無事なので生活は出来ているのですが、とにかくメンタル的
にキツイです。
でも、こうして一週間過ごしてきて、本当に人のありがたさが身に染みています。
地震発生直後から救援活動を行っている消防や自衛隊、警察他公務員の皆様・・・
勿論それだけでなくインフラ復旧を担っている建設業や関係者の皆様など。
それにボランティアの皆様などなど、携わっている皆様に本当に感謝しています。
お陰で何とか生き長らえています。
空を仰げば自衛隊のC-1輸送機やヘリコプターが飛んでいく、移動すれば
インフラを復旧している作業員の方々がいる、避難所にいけばボランティアや
スタッフが・・・
・・・本来なら私もそういう立場に居なければならないのに、働けなかった自分が
情けなく思います。
いつか、きっとこの思いと感謝の気持ちを返したい、そんな事を考えずには
居られません。
いや、今は無理でも、後で必ずこの気持ちを返さないといけない!
そういう気持ちで一杯です。
そして・・・
一生懸命頑張って熊本の復興の下支えをしたいと思ってやまない今日この頃。
がまだせ熊本!
てかがまだせオレ!!(;´∀`)
*がまだせ=熊本弁でがんばれの意味
Posted at 2016/04/22 21:54:33 | |
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