
・・・このタイトルの元ネタ解る人はそうおるまい・・・
フランCarです。
さて、あんまり調子は良くなくても、行動する時はクルマでしか
移動出来ない ような田舎に住んでいるため、いつもあずきちゃんの
お世話になっております。
で、移動中にいつも思うんです、「オーディオの音がもうちょっと
どうにかならんかな・・・?」
音楽とか音響にはあまり詳しくないですが、次のような不満が・・・
バスドラムあたりの音はちゃんと出ているようですが、イマイチ迫力が無い。
そして、フロアタムやタム、ベースとの音がぼやけた感じに聞こえるし、ギターや
ヴォーカルの音もどうもハッキリしない。
オマケにスネアや各種シンバルの音はするけど存在感が薄い・・・
だからと言ってスピーカーを4発社外品に変えるほどの資金も当面確保できそうに
ないし、どうしたものかと考えた末、自作でデッドニングをやってみたらどうだろうかと。
んで、デッドニングについてイロイロ調べてみたんですが、方法や効果については
沢山ありましたので、代替資材の検討や作業のイメージは出来ました!が、
その仕組みや原理についてがイマイチよく解らない。
それがわからないと、どの程度やればいいのかとか、これ以上はやめたほうがいいとか
目安が付けられない・・・
そんな時見つけたキーワードが、「デッドニングとは車のドア等をスピーカーと同じ状態に
近づけること。」
と、言う事は、家庭用のスピーカーの構造と仕組みについて調べれば何か解るかも知れない。
早速調べてみたら、それはそれはもう、目からウロコ状態でした(´。・ω・。`)
スピーカーASSYの構造については以下の6種類があるそうです。
・平板型―――――――→平板にスピーカユニットを取り付けた方式
・後方開放型―――――→そこの抜けた箱にユニットを取り付けたイメージ
・密閉型―――――――→密閉した箱にユニットを取り付けた方式
・バスレフ型―――――‐→箱に穴と筒を付けて中から低音を外に取り出す方式
・ダブル・バスレフ型――→バスレフ型の中を2つに間仕切って、穴と筒を追加したもの
・バックロード・ホーン型‐→箱の中を迷路のように仕切って、箱内の音を取り出す方式
詳しい説明は割愛しますが、このうちクルマで応用可能なのは密閉型とバスレフ型の
ようです。
その他の形式では、多大な面積だったり容量が必要なので難しいようです。
さらにスイフトの場合だと、ドアのアウターパネルとインナーパネル間隔が狭い
ので、筒を設置するスペースが取れないので、やはり密閉式を目指すことになります。
次に、どの程度の施工を行うか。
防音材貼り付けすぎて音がショボくなったとかなれば、もぅ目も当てられません。
なんて思っていたら、スピーカー自作サイトにて「密閉型は多く入れること。」
気にせずガンガン行かせて頂きまッス!
とにかく注意するのは、スピーカーユニット背後から出る音を、いかに前面に
出さないようにするかが大事なんだそうです。
スピーカーはコーンを振動させて音が出る仕組みですが、コーン前面と後面では
音の波長が逆になるので、その音が出会ってしまうとお互いを打ち消しあって
音が消えてしまいます。
さらに、波長が短い音(高音)は音の発生源からまっすぐに進むのでさほど問題
ありませんが、波長が長い音(低音)は音波が回折現象で回り込んで前面に出てくるため、
低音を打ち消してしまうそうです。
そして、音でドアの鉄板が共振したりすることでビビリ音が出たり、違った波長が
混ざって音のクリアさが無くなっていくとか。
となると、スピーカー周りの防音と防振は特に念入りにってことですねぇ・・・
使いたくなかったけど鉛板も使うしかないのか( -人-).。oO(・・・・・・)
ここまで調べて、ある程度の方向性は出たように思います。
1.コーンの空気バネ効果を発揮させるため、サービスホールはキッチリ塞ぐ
2.スピーカー背後の音や共振(とロードノイズ)を消すため、アウターパネルとスピーカ
マグネット部及びケース部分に防音材を貼り付ける
3.低音の消音と共振防止のためスピーカー取り付け部周りに最小限の鉛板を貼り付け
4.共振とビビリ防止のためスピーカー及び回りの内張りに防音材を貼る
こんな感じでしょうか?
近々実行に移そうかと考えていますが果して・・・?
もし詳しい方がこの記事見られましたら、アドバイスをいただけるとありがたいです!