以下はモトフリークさん(
http://motofreak.jp)のブログからの引用です。
(元サイトの記事が消えてしまうかもしれないので、自分用に備忘録です)
オンロードバイク ラジアルタイヤあれこれ「タイヤの選びかた」
http://motofreak.jp/blog/?p=170
ツーリングタイヤからレースタイヤまでのグリップ
基本的には右のツーリングから左に行くほど
「タイヤが温まった時」のグリップは上です。
しかし公道や軽いスポーツランくらいでは
左端の純粋なレースタイヤは温まり辛いです。
走り出した最初の数分や峠道の軽いスポーツラン位では
ロッソ2やパイロットパワー系と言う
大当たりのスポーツタイヤと大して違わないグリップ性能しか
引き出していない方が多いと想像されます。
タイヤの選び方 その2 グリップ・ライフ一覧表
http://motofreak.jp/blog/?p=226
バイクの重量による得手不得手
タイヤにはバイク重量による得手不得手があり
グリップ・ロングライフ性能に多大な影響を及ぼします。
30%以上ライフが変化する場合も有ります。
温度管理によるライフの変化
タイヤには走行時温度の得手不得手があり
グリップ・ロングライフ性能に多大な影響を及ぼします。
一般論として高温が苦手なシリカ高配合系ツーリングタイヤで
サーキットランするとスポーツタイヤより減りやすい事があります。
また本来高温域が得意なレースタイヤを冷えたまま走りますと、
トレッド面が割れたり欠けたような偏摩耗を起こしやすいです。
ライフに強大な悪影響が有るとお考え下さい。
空気圧が及ぼす影響
タイヤには得意な空気圧が有ります。
一般的に低圧で使用するとグリップが上がりますが、
特にフラッグシップ系で冷間時に低圧使用すると、
極端に寿命が縮まる場合が有りますので要注意です。
50%も寿命が縮まる可能性さへ否定出来ません。
レーシングタイヤ カテゴリー
ダンロップ アンビートン
グリップは良好だが、やや温度依存性有り。
ジムカーナ用RSコンパウンドは峠最速級との噂も、、、。
ブリヂストン R10
グリップ良好だが、ややフロントの摩耗が速い。
大きなサーキットの方が実力を発揮するとの噂も、、、。
ピレリ スーパーコルサV2
グリップより接地感と安心感から来る乗りやすさ。
どんな場所、どんなライダー、どんな競技でも
平均点が極めて高く勝てるタイヤの筆頭格。
メッツラー レーステックK1・K2
スーパーコルサよりハードな乗り味。
レース後半では他のレースタイヤより安定している。
言い換えるとタイヤ損耗時は他のタイヤ使用者より
ハイグリップタイヤを履いている事と同義です。
「超」初心者の場合は、もしかしたら600ccより
1000ccの方が向いているかも。
スーパーコルサと並ぶ勝てるタイヤの筆頭格。
レーシングレプリカタイヤ カテゴリー
ミシュラン パワーカップ
相当なグリップだが、高温時走行が続くと
摩耗が早めな印象が有る。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ピレリ スーパーコルサSP V2
ソフトな接地感と減っても変化しづらいハンドリング。
フロントタイヤがインに向きやすく曲がれる自信を得やすい。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
メッツラー レーステックK3
スーパーコルサV2よりハードな乗り味。
やや温まり辛いが温まると冷め辛く安定している印象。
ドイツらしい実直な縁の下の力持ちタイプで耐久性有り。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ハイグリップカテゴリー
ミシュラン パイロットスーパースポーツ
ミシュランらしいスパッとした軽快なバンク感。
豊富なグリップを誇るが雨天は少々苦手。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ピレリ ディアブロロッソコルサ
グリップ・ライフ性能・温度依存性の低さが
高レベルでバランスしている傑作タイヤ。
リピーター率が異様に高いのも納得の
お買得タイヤの一角を占める。
1200ccクラスくらいまで行けるか?
ダンロップ α13
一度温まるとグリップが非常に良い。
低温時と中温時の2箇所に
やや温度依存性が有るとの噂が、、、。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ブリジストン BT003
他社のハイグリップタイヤより設計が古いが、
意外にもグリップと乗りやすさが良好で
雨天でもそれなりに走れる。
連続スポーツ走行時の摩耗、
特にフロントの摩耗が速い。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
スポーツタイヤカテゴリー
ピレリ ロッソ2
傑作ロッソコルサに隠れて目立たないが、
平均点が高く欠点が無い素晴らしいタイヤ。
誤解を恐れずに言えばパイロットパワー3に似ており、
あらゆる状況で安心感がある。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ミシュラン パイロットパワー3
ミシュランタイヤの最高傑作では無いだろうか?
と密かに思っている。
ツーリングタイヤの懐の広さと
ハイグリップタイヤの良い所取りで、
ロッソ2同様欠点が無く極めて乗りやすい。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ミシュラン パイロットパワー2CT
パワー3が発表されてもなお特に欠点が無く
名タイヤの実力が有るお買得タイヤ。
ソフトな乗り心地や温まりやすさなどから、
「公道用スーパーコルサ」と言ったライダーが居るが
非常に納得した記憶がある。
一度2CTを履いた方は是非ともパワー3も試して頂きたい。
最新タイヤの凄さを実感出来る事請け合いです。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
メッツラー M7RR
スポーツタイヤとハイグリップタイヤの
中間的な特性とグリップで凄く良く出来ている。
雨天や路面の状況変化に強く乗りやすい。
フラッグシップ系より重いバイクや
高温時間が長く続く走行をすると摩耗が進む可能性。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
メッツラー M5
メッツラーらしい質実剛健な作りのスポーツタイヤで、
600ccなど軽量バイクより750cc~1000ccくらいの
バイクやBMWで軽いスポーツランする方にベストマッチ。
ダンロップ ロードスポーツ
グリップ、温度依存性の低さや耐摩耗性と
高次元バランスしており非常に中庸な性格。
穏やかなバンク感で怖くないのも美点。
1200ccくらいまで行けるかな?
ブリジストン S20EVO
ブリジストンらしい昔から変わらない
クセの無いドシッとした実直な乗り味。
しっかりとしたグリップが有るが、
スポーツ走行が多いと摩耗が速い印象。
フロント荷重が多いバイクは苦手との噂も、、、。
ブリジストン BT016PRO
クセが無い安定したブリジストンらしい
往年の名タイヤBT012SSを思い出す走り。
街乗りから軽いスポーツランオールラウンド。
サーキット走行など高負荷高温状態が続くと、
フロントに編摩耗の気配が出てくるとの話も。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ツーリングタイヤカテゴリー
ブリジストン T30
ツーリングスポーツタイヤとは思えない程の
グリップは凄いのだが摩耗が早めなのは玉に瑕か?
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ブリジストン BT023
ツーリングタイヤらしからぬベタッとしたグリップ感。
しかし7分山位からグリップとハンドリングの
変化が大きくなるのが残念。
重量級バイクでも飛ばさなければ減りにくい印象。
ピレリ エンジェルGT
600ccからフラッグシップなど重量級バイクまで
耐摩耗性としなやかさを両立した凄いタイヤ。
ゴロッとしたバンク感だが意外にもサイドの
接地感はしっかりしており峠のスポーツランも安心。
ミシュラン パイロットロード4
ミシュランらしいスパッとしたバンク感と
耐摩耗性を両立しツアラーから
スーパースポーツまで何でもこなす凄いタイヤ。
軽いバイクで飛ばさないライダーなら
20000km走れる可能性は十分に有ります。
ただしフラッグシップ系以上の重量級バイクは
GTバージョンを選んだほうがライフが長いです。
ミシュラン パイロットロード3
「これレインタイヤか?」と思うほどの
サイプの多い見た目通り最強のウェット性を誇る。
サラっとしたコンパウンドに多めのサイプが有るため、
重量級バイクだと少々コシが足りない印象との噂も、、、。
しかしニンジャ1000ccなど軽量スポーツバイクだと
異様なほどのロングライフ性能があり
20000km以上乗ったライダーはザラです。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ピレリ エンジェルST
しなやかさとロングライフを両立した、
新時代ツーリングタイヤの先駆け。
エンジェルGTよりサラっとしたスポーティなバンク感。
1000ccくらいまでのバイクが向いている印象。
ダンロップ ロードスマート2
ロードスポーツ同様グリップ・ライフなどが
高レベルでバランスされクセがないので安心。
「実に日本人っぽいタイヤだなぁ〜」と言う
女性初心者ライダーにもオススメの
とても微笑ましい印象。
メッツラー Z8M
ドイツ企業らしいしっかりとした製品づくりを感じる
非常に実直で縁の下の力持ち的な安心感がある。
BMWを筆頭に重量級ツアラーなどにも負けない
しっかりとしたケース剛性と耐摩耗性が有る印象。
ダンロップ GPR200・300
バイク便御用達の実力派実用重視ラジアル。
GPR200は飾り気のない教習所的乗り味で
ロングツーリングや街乗りライダーに一押し。
このタイヤが前後二万円台で買えるのは奇跡。
タイヤの選び方 その3「冬でも走るライダーへ」
http://motofreak.jp/blog/?p=254
タイヤの選び方 その3「冬でも走るライダー編」
要点1
なんと言っても温まりが早いこと。
要点2
路面状況の変化に強い事
例えばツーリング先の峠で北側斜面に入った時
急に現れる低温かつ湿った路面状況にも対応できる事。
もちろん突然の雨などにも対応できる事は言うまでも有りません。
要点3
タイヤのケース剛性のしなやかさ
冬の低温はタイヤのゴムを硬くするので、
トレッド面に限らずケース剛性もしなやかなのは大切です。
タイヤが硬いまま走ると路面の凸凹で跳ねる為
接地時間が減りグリップ低下を招きます。
単純に言って接地時間が半分に成ればグリップは半分に成ります。
レースタイヤカテゴリー
ピレリ
ディアブロスーパーコルサ SC1ソフト
なんと言ってもスーパーコルサV2のSC1です。
本来レースタイヤは温度管理が狭くかつ厳しいので
余りに低温路面等では性能を発揮しません。
しかしスーパーコルサのSC1は温まりが非常に良く
レースタイヤの中ではトップで温度依存性が低い事もあり、
かなり遊べるタイヤと言えます。
「いつでも、どこでも、誰が乗っても」
安定して早く走れるレースカテゴリータイヤです。
メッツラー
レーステックインタラクト K1ソフト
ピレリのスーパーコルサV2に比べると
少々温まりは遅く感じます。
しかしこのタイヤの凄いところは
一度温まると冷めるのが遅く感じる所です。
この特性はレーステックに限らずメッツラータイヤ
全般に言える特性の様で安定した性能の大きな一因です。
ハイグリップタイヤカテゴリー
ピレリ
ディアブロ ロッソコルサ
ハイグリップ系タイヤの筆頭は間違いなくロッソコルサでしょう。
公道用バイクタイヤの中ではサーキットランで
とびぬけた性能を発揮するロッソコルサ。
しかしハイグリップタイヤで有るにも関わらず、
最高ランクの温まりやすさとしなやかなケース剛性を持ち
しかも耐摩耗性を高レベルに実現した魔法の様なタイヤ。
スーパーコルサやレーステックなどでは
なかなか暖まりきらない軽いスポーツランでも、
十分な発熱が有るので上位ランクのタイヤと
戦える戦闘力を発揮します。
スーパーコルサと並ぶ傑作タイヤでしょう。
メッツラー
スポルテックM7RR
スポーツタイヤとハイグリップタイヤの
中間的なグリップとバンク感などのスポーツ性能で、
ハイグリップカテゴリーとスポーツカテゴリーの
どちらに入れるか迷いましたが
敢えてハイグリップカテゴリーに入れてみます。
このメッツラー最新スポーツタイヤは、
温度依存性の低さや耐摩耗性など
相当なハイレベルで実現しています。
正直言いますとマジな峠走りやサーキット走行など
ハイレベルなスポーツ走行能力はロッソコルサの方が
少々上手の様です。
しかし突然の雨や峠の北側斜面走行時の様な路面変化、
一度温まると冷めづらいメッツラーらしさなど、
状況対応能力はこのM7RRに軍配が上がると思います。
ブリジストン
BT003ST
他社のハイグリップタイヤに比べて設計は古いですが、
意外に走り安く良いタイヤです。
ただしロッソコルサやパイロットパワー系など
最新傑作タイヤにはやや遅れをとりますが、
設計年次を考えれば致し方ないでしょう。
比較的温まりやすい特性と穏やかなラウンド形状で
場所を選ばず走れる万能タイヤです。
やや耐摩耗性が低いのが珠に傷ですが、
たまに特価セール等も有るようなので、
見つけた方は買って損は無いと思います。
スポーツタイヤカテゴリー
ミシュラン
パイロットパワー2CT
パイロットパワー3
ミシュランを代表する傑作タイヤだと思います。
本来ストリートでの急な小雨にも対応できるよう
温まりの速さを追求して生まれたパイロットパワー。
それまでの旧態然としたスポーツタイヤと違い、
温まり方の立ち上がりが素晴らしい為、
上位ランクのハイグリップタイヤとも戦える戦闘力を持つ。
最初期モデルの、いわゆる無印パイロットパワーは
やや耐摩耗性に難が有りましたが、
センターとサイドでコンパウンドを変えた2CTで欠点を解消。
さらにパイロットパワー3では「2CTプラス」技術を採用し、
タイヤ摩耗時の剛性バランスも相当アップしました。
また名作2CTをも軽く上回る温まりやすさと
耐ウェット性能など事実上欠点の無いタイヤと言えます。
ピレリ
ディアブロロッソ2
ロードバイクにモタードの安心感が欲しい方におススメ。
このタイヤも温まりの早さや路面状況対応力、
耐摩耗性など赤点が無い極めて平均点が高いタイヤであり、
選んで失敗の無い名作お買い得タイヤと言えます
このタイヤで特筆すべき点は、
表面のゴムだけにハイグリップ性能を持たせたのでは無く、
ケース剛性のしなやかさから来る路面追従性で
接地時間を長くしグリップ性能を強化した点です。
路面が凸凹していても他のタイヤより
接地している時間が2倍に成れば同じゴムでも
グリップは2倍に成るわけです。
かつてのスポーツタイヤは硬いケースに
柔らかいゴムを分厚く載せていた為、
摩耗してくると極端にタイヤ形状が変形して
走り辛く成るものが多かったように思います。
しかしロッソ2はケース剛性を見直して
接地時間でグリップを強化している為、
減りにくいゴムを使用する事が出来るのです。
これはグリップと耐摩耗性を高レベルでバランスし
溝が少なく成る最後まで使える事を意味します。
もっと評価されて欲しい素晴らしいタイヤです。
ダンロップ
スポーツマックス ロードスポーツ
このタイヤを一言で説明するなら、
「クセが少ない日本らしいタイヤ」でしょう。
良く頂く質問に
「クセの無いタイヤがイイから日本製かな?」
と言うのが有ります。
正直タイヤはバイクと乗り手の目的が一致して
やっとバランスが取れるものですから、
タイヤ単体のクセの有無は余り意味が無いのですが、
強いて中庸な日本的タイヤを選ぶならこのタイヤでしょう。
温まりやすさ、硬すぎず柔らかすぎずのケース剛性、
耐摩耗性と穏やかなバンクスピードなど、
日本人が想像する中庸なタイヤではないかと思います。
街乗りからツーリング先の峠のスポーツランまで、
スムーズなスポーツランをしたい方におススメのタイヤです。
メッツラー
M5
このタイヤもメッツラーらしく
しっかりしたケース剛性が有るので、
750cc以上くらいの重さが有るバイクが
相性良さそうな印象が有ります。
600スーパースポーツなど軽めなバイクは
ロッソ2やパイロットパワー系を考えて頂くのも
一つの手だと思います。
ただし比較的温度依存性が低いタイヤなので、
神経質な感じがしないのは流石だと思います。
このタイヤもZ8M同様長く乗って頂くと
メッツラーの良さを分かって頂けると思います。
ツーリングタイヤカテゴリー
ピレリ
エンジェルGT エンジェルST
エンジェルシリーズに限らずピレリタイヤの
大きな特徴に「しなやかさと温まりやすさ」が有ります。
エンジェルSTはサラッとしたクセの無いコンパウンドに
やや尖り気味のトレッド形状でスポーツ性を加味して有ります。
隼やZZR1400などフラッグシップ系以上の重いバイクですと
摩耗が進みやすい印象がありますが、
それ以下のリッタースポーツやZRX1200などで有れば
相当なロングライフとグリップ性能の両立を可能とします。
新作のエンジェルGTは600ccクラスの軽量バイクから
フラッグシップ系の大トルクと重量にも負けない
より一層の耐摩耗性としなやかさを高次元に実現している
相当に凄いタイヤだと思います。
トレッド面のラウンド形状はSTより穏やかで
やや穏やかなスポーツ感ですが、
バンク時を始めとするあらゆる接地面積が向上しており、
ツーリングタイヤと言う印象を裏切るハイグリップです。
ミシュラン
パイロットロード4シリーズ
「このタイヤ一本有れば何でも出来る!」と言われた
名作「パイロットロード2」の再来だと思います。
前作パイロットロード3は
ロード2のマイナーチェンジでしたが、
ロード4ではフルモデルチェンジとなり
根本的に性能の改善が行われました。
パイロットロードシリーズの特徴である
驚異のロングライフ性能や温まりやすさは勿論、
ロード3では少々不満が有ったスポーツ性能など、
相当なレベルでスープアップされております。
ミシュラン特有のスパッとしたバンク感もあり、
「ライフは気に成るけど峠のスポーツ感も欲しい」
そんな方にはおススメのタイヤです。
ミシュランタイヤの中でパイロットパワー系と並び
最高傑作タイヤの方翼を担っていると思います。
メッツラー
Z8M
やはりこのタイヤもメッツラーらしい、
ドイツを感じるしっかりとした作りの良さと
一度温まると冷め辛いと言った安定感を感じます。
他社のタイヤの様なパッと乗ってスグに感じる
分かりやすい派手さやポップ感は無いのですが、
1000cc前後以上のツーリングスポーツバイクで
四季を通して一年中あらゆる所を走るライダーには
とてもおススメ出来る実直なタイヤです。
夏に履き替えて秋のツーリングシーズンを超え、
冬のスポーツランで「コイツ本当にスゲェや、、、」と
感じる様な長く乗って判断して頂きたいタイヤです。
ダンロップ
ロードスマート2
やはりこのタイヤもロードスポーツの様に、
「日本らしい中庸さ」を感じるタイヤです。
特にどこが目立つ、と言った事の無いタイヤですが、
各性能のバランス良く角の無い丸いバランス特性で、
例えば初めて大型バイクを買った女性ライダーなどに
おススメしたい、どこか穏やかな乗りやすさがある
微笑ましい印象のタイヤですね。
ダンロップ
GPR200 GPR300
GPR200は上記タイヤに比べると
少々安い価格帯のラジアルタイヤであり、
バイク便などが使う実用タイヤと言えます。
しかし天下のダンロップタイヤだけの事はあり、
街乗りから峠のスポーツ走行まで
なんの問題もなくこなしてしまいます。
GPR300は上位タイヤの様なセクシーさが有り、
価格を超えたグリップ性能やスポーツ性能が有ります。
正直な話し街乗りメインでたまにツーリングに行く
と言った程度の方でしたら何の問題も無く使えます。
フラッグシップ系前後より上の重いバイクだと
少々摩耗が早く進む可能性が有りますが、
リッタークラスまでのバイクでしたら
価格からは想像出来ないイイ走りをします。
「一流のラジアルを履きたいけど値段が、、、」
と言う方には一押しのタイヤです。
もっと評価されて良いタイヤだと思います。