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9月15日は元WRCチャンピオン、コリン・マクレーの命日です。

結婚1年目の94年、僕はスバルインプレッサWRXを買いました。
以前からWRCに嵌っていた僕は、目の前についに現れた自分でも新車で買えるグループAホモロゲマシンに飛びつきました。

僕がインプレッサに乗り始めた翌月の94年8月、ニュージランドラリーで同車初優勝、翌95年スバル念願のマニファクチャラーズ＆ドライバーズタイトル獲得と僕のラリー熱(スバル熱)はこの同い年のラリードライバーの躍進とともに沸騰しました。
クラッシュの多さからマクラッシュと渾名された豪快なドライビングでファンを魅了したマクレーは、三菱のマキネンと激しく争いながらスバル黄金期を築き、当時僕もインプレッサオーナーとしてイベント毎に一喜一憂していました。

彼がスバルを去ると共に僕のラリー熱も徐々に下火になり、マクレー自身もフォード、シトロエンではスバル時代のような輝きは発揮出来ず、その後ダカールラリーを経てアメリカのXゲームズでの活躍を噂に聞いていた07年9月15日、マクレー自身の操縦するヘリコプターの墜落事故によって、その長男他2名とともに39歳の若さでこの世を去ってしまうのです。
そのニュースをネットで見た時、セナが死んだサンマリノGPのTV放送冒頭を見た時の何倍もショックで、自分でも驚くほど落ち込み、心にぽっかり穴が開くとはこういうことかと思ったものです。

明日であれからもう3年、まだ3年、スカパーのラリージャパン放送で、あまり激しい挙動を見せない現代のラリーカーを見ながら、マクレーのようなドライバーはもう現れないのだな～としみじみ考えたりしています。

画像のモデルはトロフューの1/.43のモデルで、マクレーが初めてインプレッサで出場した93年RACラリーのマシンです。
マクレー追悼の限定モデルで台紙には彼がWRCで記録した25勝のイベント名とコ・ドライバー名が記載されています。
発売当時買いそびれていましたが、今年6月、カーリーさんと鈴鹿を訪れた際にGPコレクションで偶然見つけてゲットしました。
セール中で20％オフでしたが、プレミア価格でもたぶん買っていたでしょう(笑)

15日の夜はこのミニカーを傍らに置いて、BOSCO MOTOのWRC95年総集編DVDを鑑賞したいと思います。