8AR-FTS考察

NX200tのエンジンスペックは、
直4 2.0Lターボ(8AR-FTS)
排気量
1,998L
最高出力
175KW(238PS)/4,800-5,600r.p.m
最大トルク
350N・ｍ(35.7kgf・m)/1,650-4,000r.p.m
となっています。

とあるデータから8AR-FTSのトルク特性をグラフにしてみました。欧州車の4気筒ダウンサイジングターボとほぼ同じトルクカーブですね。

赤い曲線が8AR、青はかつての名（迷？）エンジン、トヨタ（ヤマハ）4気筒ターボ3S-GTEのトルクカーブです。比較すると8ARの最大トルク領域はまっ平らで、実用域においては3S-GTEとは比べものにならない大トルクが低回転から「どーん」と出ています。燃焼制御を細かに行ない、緻密なエンジン回転シーケンスが作り込まれています。4000r.p.m以上での高回転の切れ味は3S-GTEより劣る様に見えますが、どの欧州４気筒ターボも高回転まで良く回るので、あんま気にしなくても良くね？、ははは。

で、他に注目したいのが、これ。

200t F SPORTのインパネは、タコメーターにちょっとした仕掛けがありますね。4000r.p.mまでのスケールは等間隔で、そこから上はスケールが大きく（広く）なっています。
どんな演出になっているか楽しみですね。