
いやはや、連続投稿です(^_^;A
その1、その2で物性を含めた原理の話はほぼ終わりです。
今回からやっと効果の話。
さて、ボンネットを開けて右側にアルミの配管が2本見えます。
上側にある太いのが蒸発器から圧縮機の向う配管(低圧管)、細いほうが凝縮器から減圧弁に向かう配管(高圧管)になります。
皆さんの断熱レポートを拝見すると蒸発器から圧縮機に戻る低圧管を断熱してるケースが多いようです。
高圧管は細くて表面積ちっさいんで吸収する熱は少ない(低圧管に比べて)し、中を流れているのは液で体積膨張(圧力上昇)もたかが知れてます。
ということで、皆さんがやってる&期待できそうな低圧管を断熱した効果について色々考えてみます。
入口の配管(低圧管)を断熱するとどうなるかと言うと、エンジンルーム内の熱を吸収しないので、当然、低圧管の温度は低くなります。そして、一緒に圧力も低くなります(飽和圧力が低下するので)。
低圧管は圧縮機の入り口であると同時に蒸発器の出口ですから、圧力が低くなるということは、蒸発器ではいっぱい蒸発しやすくなります。
蒸発器でいっぱい蒸発する=いっぱい熱を奪う方向に行くのですが…
書くのが面倒になってきました(爆
簡単にいえばエアコンがフロンという冷媒が
循環するプロセスである以上、入る熱量と出て行く熱量は同じにならなければおかしいことになります。じゃないと最後はフロンが熱で分解するか凍りつくことになりますもんね。
冷媒に入る熱は室内を冷やすために使った熱、エンジンルームからの熱があり、
出て行く(放熱しなくてはならない)熱は凝縮器での冷媒の液化させるための熱が主と考えられます。
ということは、低圧配管を断熱して入る熱を抑えると出て行く熱が少なくなり、
凝縮器の負荷が下がり、つながっているラジエーターの負荷も下がることになります。
ほんとは圧縮機の負荷も下げられるはずなんだけど、圧縮機の制御は見た感じON/OFF制御(動いてる時の)能力は常に一定ですし、どんな制御してるのかによってどうなるか不明です。
で、肝心の冷風の温度ですが、普段はあまりあまり変化ないと思います。
でも、蒸発量が増やせる分(ラジエターの余剰能力分)だけ暑い日は変わる可能性は大いにあります。
ということで断熱の効果を強引にまとめると
1.入熱が減る分だけラジエータの負荷が下がり、冷却能力に余裕が出る。
(冷風の温度が下がるかは不明)
2.「1.」の余裕分だけ、ものすごく暑い日に冷房の能力不足を改善できる。
3.圧縮機の負荷が低下し、エンジン負荷が低下することで燃費アップ(?)
うーん、まとまりが微妙。
とりあえず夏も近いんで実行段階に入ります。
Posted at 2010/05/30 23:46:30 | |
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