
今の愛車に出会ったのは春だった。
試乗もそこそこにハンコを押した。
それから数年経ち、エアコンの利きが悪いことに気が付いた。
ガス補充してもらおうとディーラーへ。すると、悲しいお知らせが。
「このクルマ、R12仕様ですよ」。そう、現在使われている冷媒のR134aに対応していなかったのだ。
同じSW20・Ⅱ型でも、わが愛車の誕生直後のロットから、小変更でR134a仕様になっているらしいが、
そんなこと、このときまで知る由もなかった。
R12ガスはすでに使用禁止なので、ディーラーでは取り寄せ不可。
かといってエアコンのシステムを改修するレトロフィットには10万円以上を要するという。
ま、走りにエアコンなんて必要ないぜ、などとハードボイルドを気取りつつ、幾年月…
ムリッす。
ここ数年、4月終わりごろから暑い気候が続き、肌で感じる地球温暖化に悪態をつきつつ、
そして、汗臭さと熱中症の脅威にさらされつつのドライブを強いられてきた。
集中力も削がれ、やはりエアコンは必要じゃん、第一、付いてるのに使えなきゃただのバラストじゃん、
と気付かないふりをしていた現実と向き合い、
いよいよインドの山奥で作られているという裏R12を探そうと決意。ネットで検索を始めた。
すると、ヒットした魅惑の言葉“代替フロン”。
その存在は知っていたものの、冷えが悪いとか、コンプレッサーを傷めるとか、悪評を伴っていたので、
敬遠していたのだが、なんとそのHPには、トヨタ共販扱いで、ディーラー施工した体験談が。
おいおい聞いてないよ。
早速問い合わせ。対応したディーラーマンがわからないというのを、とりあえず調べてと強引にねじ込む。
すると数日後、担当営業S氏からのコールバック。「できますよ」。ありがとう!
そーだよなー、新車ディーラーはふつー、代替フロンなんて使わないもんなー。
最初の窓口クンや、かつての担当サンを責めることはできないよなぁ…。
さっそく、作業の予約を入れ、当日。1時間ほどの作業というので、近所の池で釣りをしながら待つことに。
それから1時間後。不意に携帯電話が鳴った。終わったかな、と出ると、なにやら不安げな声。
まさか、最悪の事態=コンプレッサーまでイッてたか!?と身構える。
しかし、用件は作業が遅れそうなことと、予定よりガスが1本余計にかかるとのこと。
どうぞどうぞ、ゆっくりやっちゃってー!
それで気が楽になるや、1投で30cmほどの元気なブラックバスをキャッチ!満足して悠々と引き上げる。
ここで教訓。釣竿背負って、テカテカに日焼けしてディーラー行くのはやめたほうがいい。驚かれるから。
そして愛車とごたーいめーん!ドアを開けると、ヒヤッとした空気が!!
喜色満面、クルマって、涼しいものだったんですね!との実感こもったひと言に、S氏苦笑。
帰り道も笑いが止まらず。対向車のドライバーは不気味だったろーなー。
その夜は、これまで長い間、この灼熱に耐え続けてくれた彼女を、
感謝とお詫びの気持ちを込めてドライブ&ディナーに誘ったが、負けず劣らず感動していたようだ。
ほぼ唯一の問題点を解消したMR2とのカーライフ。ますます楽しくなりそうだ。
今回の費用…オイル\1050/ガス(4本)\6600/工賃\5145=計\12795也
Posted at 2010/08/15 12:54:30 | |
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