各国の後期丸目の仕様事情。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
EAGLEEYES社製のOEMタイプ(要は純正リプレイス品)を入れてから妙に対向車からパッシングされる事が増えました。
光軸ちゃんと合わせてないからかなと思い、その都度下げてたのですが全開まで下げてもまだパッシングされるので本格的に合わせようと重い腰を上げ作業に入ると驚愕の事実が。
右のライトのカットラインが上下逆になってます。
そりゃあ、どれだけ下げても眩しいわなぁ。
なんか違和感は感じてましたが気付かなかった自分が恥ずかしい…。
ちなみにUS純正は年式次第でそのまま車検に通ります。1998.8までの製造車だとハイビームだけで通るのでクリアできますが98spec.以降の車は危ないかもしれませんね。
放置するわけにはいかないので前々から考えてた対応策を取ることにします。
2
イギリスからの帰国子女です。鶏肉の箱に入って遥々やってきました。
我が家のアメリカからの帰国子女とツーショット。
いいタイミングで価格も安く程度の良いものを買うことが出来ました。
セカイモンは手数料はかかりますが一度現地で検品してくれるので愛用しています。これの前に落札したものは出品画像じゃわからない部分のステーが折れていた様で、画像と説明でキャンセルするかどうかの問い合わせが来ました。結局キャンセルしましたが、手数料も含めて全額返金されました。
US純正と比べるとUK純正の黄ばみのなさが一目瞭然です。
UK仕様なら左側通行なので問題ないはず。という事で購入しましたがカットラインだけじゃなく国が違えば仕様も違うようで比較して見る事にします。
3
後ろから。左はUK、右はUSです。
US仕様にはライト中央部に水平器、左端に左右どちらにどれくらい合わせてるかがわかるインジケータが搭載。
UK仕様にはその2つはありませんが、マニュアルレベライザーがついてます。今回は右しか買ってないので繋げませんが左右揃えば繋げるのもありかもしれません。
レベライザースイッチは運転席エアコンの吹き出し口の下に付くようです。サンルーフ付きの車だと開閉スイッチ付いてるところですね。
4
US仕様右側のカットライン。
プロジェクターの光は逆転するので下に遮光板がついています。なのでこの場合左上が1番大きくをカットされる事となります。
5
UK仕様右側のカットライン。
こちらは右側をカットして左側は大きく照らすようになっています。これなら日本でも使えそうです。
見てみると国によって遮光板の形も違いますね。
板が反転してるだけかと思いましたがそこそこのルールに乗っ取った仕様になっているようです。
6
取付の際ですが、ラジエターのリザーバタンクが、レベライザーが邪魔してそのままでは付きませんでした。
仕方ないのでステーでちょっとずらしましたがUK仕様はどうやって入れてるのか気になるところです。
※調べたところ96spec.のステーと98spec.のステーが違います。98spec.のステーなら最初からこの辺りの位置になってるので無加工で付くようです。
7
これを求めてました!
調整後試走をしてみましたが、パッシングされる事はなくなりましたし、右下が明るくなりました笑
8
取り外したヘッドライトを点検してみたところ、本来下になければいけない遮光板が上に付いてました。さすがはチャイナクォリティです。
他にも数か月しか使用してないにも関わらずバルブのブーツがピキピキにひび割れて破れていたりと品質の悪さはなかなかなもんです。
裏の作りは雑ですが表面はそこそこ良いので、近いうちに殻割りして直してみようかと思います。
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