
車ネタでは無いため気が引けますが・・・
丁度8年前の今頃、下の子がもうすぐ最初の誕生日を迎えようとしていました。
ベビーシートから幼児用のチャイルドシートに替える必要があり、上の子のジュニアシートと妻もならぶにはセダンは小さすぎました。
収まったとしても乗り降りが大変です。
そこで、年末頃からベビーカーを荷室に収納でき、後席に3人が余裕で乗れる車を探し始め、偶然出会ったのが今乗っているD3でした。
出会ってほぼ即決だったと記憶していますが、今でもその決断に100%満足しています。
その頃からの夢は、家族4人でキャンプに出かけることで、幸い、まもなく実現し、D3とともに良い思い出をたくさん作りました。
もう一つの夢が、短くも自分を育ててくれた米国に子供たちを連れて行き、生活の場としての素晴らしさや米国人の生き方・考え方を、体験を通して感じてもらうことでした。百聞は一見にしかずです。
下の子が大人になっても記憶し、片道14時間の飛行に耐えられる年齢になるまで待ち、昨年末に家族で話し合って行くことに決めました。
どんな事態にも柔軟に対応できるよう、自分で全旅程を設計し、旅行会社を通さずに直接航空券の購入とホテルの予約をしました。大変でしたが、実はこれが後で良い結果をもたらします。
冒頭の写真は2017年12月25日の
首都のクリスマスツリー。周辺に50州+米国領の小さなツリーも。
翌日、自国の歴史を記録し、自国に貢献した者を敬うということの意味を考えて欲しいとの思いで訪れた
場所:


住んでいた当時、周りを車で走り回っていたのに一度も入ったことがなかった。首都を一望できる素晴らしい場所。
日本人として過去を考えて欲しいとの思いでちょっと足を伸ばして訪れた
場所:

昔はこんな開けた場所じゃなかったはず。大規模な工事が行われたいた。
さらに零下10度近くの極寒の地を歩き、途中、米国史において特異で強烈な歴史を刻んだJFKとニクソン両大統領が関係する、
ケネディーセンターと
ウォーターゲートビルを望みつつ、何故か日本人の誰もが知るリンカーンの有名な
演説の碑を見せに。


遠くに見える議会を今も監視しているんだよ、と像の前で娘に説明したら、少し関心を示した、かな?
150人以上のノーベル賞学者に研究の機会を与えた所:
米国カトリック系大学最古かつ最高峰の
ジョージタウン大学(クリントン元大統領出身大学):


左:Healy Hallの裏側(チャペル側)。右:同表側(門側)。
世界有数の
スミソニアン博物館群の中で人気の高い
自然史博物館:


NHKスペシャルなどで取り上げられているオパビニア、ハルキゲニア、ピカイア、アノマロカリスなどの本物の化石。全体に驚くほど小さい。
同航空宇宙博物館別館 (
Steven F. Udvar-Hazy Center) :



コンコルド、スペースシャトルディスカバリー、F35B。いずれも本物。
コンコルドは現役時代に見た時はちっぽけだったけど、博物館では結構な存在感。
我が?ディスカバリーは汚れているけどそのスケールに圧倒。写真左下に見えるのは大人。よくこんな凹凸のある非対称な物が垂直に飛び、大気圏に再突入できたものだと感心。
この後、北方にある大学の町に飛ぶ予定だったのですが、予期せぬ事態に。
乗った飛行機が離陸場所に移動中、突然妻がトイレで激しく嘔吐し始め着席できなくなったため、搭乗口に戻り、家族全員降機し(させられ)、妻は救急車で
病院へ。

幸い、その後1日で快復しましたが、旅程を大幅に変更し、大学の町は飛ばしてその次の行き先に移動。旅行代理店に航空券やホテルを頼んでいたら大変な手続きになるところでした。
その間、飛行機に載せた預け荷物が3日間行方不明になるという副産物が・・・。
2001年9月11日のあの事件以降訪れる機会が無かった
悲劇の地に:

この事件の時はまだ生まれていなかった子供たちに、何が起きたかを説明。
当時、我々夫婦も米国滞在中で1週間の足止め。
世界一有名な?
クリスマスツリー:

今回は少し小ぶりで75フィート(約23メートル)。歴代最長は100フィート(30.5メートル)。
この下に小さなスケートリンクあり。
ロックフェラー家について少しだけ解説。
12月31日午後3時ころの
6番街とW47stの交差点、西向き。

タイムズスクエアに行こうとしたところ、警察による制限がかけられていて入れず。自分の前にいたおばさんはこの先にある滞在中のホテルにも行けないと嘆いていた。
タイムズスクエアで新年を迎える人は、制限がかかる前に入って10時間以上トイレにも行かずに待ち続けるらしい。零下10度でそれは無理と諦め退散。
NYCでは、生活の楽しさを体験するためにキッチン付きホテルに滞在。近所のスーパーで食材を買って調理し食べることに。

アメリカンビーフステーキ+シーズニング、1パイントのアイスクリーム。これぞアメリカン。
最後は首都経由で帰国。試しにサービスの良さで知られるトルコ航空のラウンジに行ってみると、予定外に子供たちも入れてもらうことが出來、出発まで快適に過ごすことができた。
旅先ではUberとLyftを活用しました。4人だと、公共交通機関や自転車を使うよりも便利で安く、暖かく、経路記録も残る、と良いこと尽くめ。
テロなどが心配でしたが、途中の予期せぬ出来事以外特に大きな問題も無く無事に終わり、ほっとしているところです。これで、車の買い換えは当面無理に。
Posted at 2018/01/18 21:00:02 | |
トラックバック(0) |
旅先 | 旅行/地域