1UZ-FE エンジンオーバーホール ①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
いや~ ねっ!
純正部品 色々 揃えて 修理書を読み漁り
youtubeでE/G OHの動画とか色々
見ていたら
タイベルとステムシールのついでに
ピストンリングも換えたいな!と・・・
これから みんカラに整備手帳 挙げて
いくにも 車体にE/G付いてるより
E/G単体の方が説明もし易いし
作業自体も楽だな!と・・・
2
という事でE/G降ろす事に致します
車の下に潜る事も考慮し ウマの支え位置
変更(上昇)
車 触る人間だと ウマで通じますが
あまり 車に詳しくない方だと
『えっ? ウマ?』と、
不思議顔をされますね
3
それでは早速 作業開始
まずはオルタを外します
ピンク矢印部にオルタのバッテリー線
(黄色○)がありますので 取り外し
あまり使用する事のない 600mm
エクステンションの出番!
ナットを緩めたら フレキシブマグネット
ドライバー?で 取り出し
↑別に普通にスパナで緩めて 取っても
いいですけどね・・・
4
パワステ取り外し
これまたピンク矢印のパワステを下から
覗くと 黄色枠の取付ボルト2点で
固定されております
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以前 パワステをOHした際は 頑張って
狭い隙間から手を入れ 四苦八苦しながら
取り外しましたが タイヤハウスの下面に
個別のインナーフェンダーの様なモノが
あり そちらを外すと パワステのボルトに
アクセス出来ました(黄色枠)
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またx2、600mmエクステで
ボルト取り外し
別に こちらも頑張って手を入れて
腕力と根性で外してもらっても
全然 構わないですけどね
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パワステを退かして オルタ取り外し
パワステを取り外さないと オルタは
抜けません!
正直なところ 多分 車両工場でE/Gを
積む時は パワステとオルタは
予め E/Gにセットされ ASSYで
載せると思います
なので E/Gを降ろす時は オルタの線のみ
外して パワステは配管を縁切りすれば
そのまま引き抜けると思うのですが
パワステの液を抜くのが面倒だった為
パワステは 避けておくのみにし
タイラップで固定しておきました
今 文章 記載していて思いましたが
だとすると オルタは取り出す
必要ないですね
まぁ いいけど・・・
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せっかくオルタ外したので
スリップリングの状態確認
まぁ 以前 交換してから
1000kmくらいしか走っていない為
特に問題はありませんでした
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先程 パワステを外す際に取り外した
インナーフェンダーの対面と
アンダーカバー奥側の もう1つの
アンダーカバーも取り外し
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パワステ・オルタの対面である
エアコンコンプレッサーも 配管を
残して 取り外し
これで左右の配線コネクターが
ようやくフリーになりました
コルゲートチューブが 結構 朽ち果てて
いる為 追々 新品交換致します
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ここまでで取り外したボルト類
まぁ そこそこの数ですが キチンと
仕切って 名称を記載しておいてあげれば
恐れるに足りません
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ちょっと 脱線し ラヂエータから抜いた
LLCを保管する為 容器に移し替え
横着して そのまま入れようとすると
予期せぬ事態が起こり得る為
醤油ちゅるちゅるを使用し
漏斗にペーパーウエスを敷いて
簡易フィルターとし 異物侵入防止措置
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エキマニを取り外そうと思ったのですが
下面から覗いても かなり やり難そう・・・
こちらも先述致しました通り
多分 車両工場でE/Gを積む時は
エキマニはE/G本体に
取付けてあったであろうと推測!
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画像イマイチで申し訳ないですが
シリンダーヘッドから
エキマニを取り外すのではなく
触媒部で縁切りする事に!
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工具用意!
600mmスピンナーや
450mm程度のメガネ
ラスペネにウォーターポンププライヤー
最近 お気に入りのウォーポンとモンキーが
組み合わさった様な バイスプライヤー
だったかな?
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ナメる・・・(-_-;)
触媒は 左右6点留めで アクセスし易い
左右4本中 1本ナメってしまいました
作業していて思いましたが
こういうボルトは緩める瞬間に
一気に力を込めた方がバキンっ!!と
外れる
逆に 恐るx2 徐々に緩めようとすると
ぐにょん・・・とナメる!
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サンダーでボルト毎カット!!
ボルトにアクセスし易い所であれば
切り落として 新しいボルト、ナットを
取り付ければ良いだけです
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問題は こいつッスよ!
クリアランスがないから マヂ大変!!
(゚Д゚;)
12.7mmのスピンナー、
エクステ2本遣い等で挑み 助手席側は 何とか外れました
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運転席側
上記のロングエクステ+スピンナーで
インパクトの瞬間に一気に力を
込めましたが撃沈(;´Д`)
車両工場で組む際は 多分 触媒のみで
一旦 取り付けると思われます
触媒後ろのパイプが取り付くと
ボルト・ナットへ直線で
アクセス出来ない!!
ボルトを切断したいのですが
サンダー等 入るクリアランス等ない!!
そこで考えたのは
ミニ鉄ヤスリでボルト・ナットを
切断する暴挙に出ました
両手が入れば まだしも 片手しか入る
クリアランスがない為 ヤスリの端からしか
力を入れる事が出来ず 1時間くらい
掛かるかなぁ?と、
見積もっておりましたが
1時間で削れる量が1mm!!
マヂで 10時間 車の下で ひたすら
指先のみの力でボルトを
切断していきました
夕方4時から始めて 翌日 午前2時で
もう ギブアップし それでも8割程度しか
切れませんでした
昔 テレビで見た 脱獄犯が貧乏揺すりを
している体(てい)で 牢獄の床の板を
小さいノコギリだかヤスリで
ひたすら削って逃げ出したというのを
思い出しました
スティーブ・マックウィーンの映画
大脱走も スプーンで壁に穴を掘って
逃げだしましたね
正直 10時間掛けるなら エキマニから
サイレンサーまで外した方が早かったかも
知れませんが エキマニのボルト・ナットも
ナメッたら同じかな?
まぁ 30年くらい車 触ってますが
ダントツの事案でした
多分 E/G OHするよりも大変だと思う・・・
と、長くなりましたが
OHを始める前から躓いており 先が
思いやられるところではあるものの
乗り掛かった船という事で もう一気に
OHしてしまいます
サンデーメカニックの為 結構 時間が
掛かるかも知れませんが もし宜しければ
覗いていって下さい
続く
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