1UZ-FE エンジンオーバーホール ④ 測定&前面カバー類取り外し
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
E/Gを取り出せた為
いよいよ 分解・洗浄・OHと
いきたいところではありますが
各部の計測や測定を実施し
不具合がないか確認していきます
まずはプラグの抵抗値から・・・
まぁ 一気に新品にしてしまえば
良い話なのですが 8本ともなると
結構 高いので まだ使えるのであれば
もう少し使いたい・・・(-_-;)
とりあえず 抵抗値を測定してみましたところ
特に差異はなく 全数 近似値の為
問題ないと判断
(本当に良いかは不明ですが・・・)
2
お次はインジェクター
こちらも 全数 近似値の為 上記と同等の
判断
これで何が大変だったかと言うと
左下の片手で測定しながら 写真を
撮るという事!!
3
圧縮比 測定
公称値としては 10.5キロらしいのですが
これが全然 数値が出なくて かなり色々な
事をしましたが どうにも こうにも圧が
上がらない!
もう埒が明かないし 疲れたので
諦めました
後から思いましたが 可変バルブの絡みで
OCVに電気信号が入らないと
高い圧力が出ないのか?
4
バルブクリアランス測定
IN:0.20mmで安定
EX:0.30mmで安定
物凄く優秀な値で 逆に驚きました
修理書に冷間時と記載がありますが
E/Gアッチンチンの時に
バルブクリアランス測る人いるのかな?
5
余談となりますが カムキャップの
ナンバリングが一番 先頭の所で
『2』となっております
これは 下画像 僕の指差部が
『1』となる為です
6
逆(右)バンクも右に倣えで測定
最下段 画像 右
またx2 余談となりますが
カムの接地面が肉抜きされ フリクション
ロスを軽減させております
こうやって 少しずつx2トライ&エラーを
繰り返して 良くしていくんですよね
7
クランクシャフトとカムの
No.1 シリンダー圧縮上死点セット
修理書より クランクプーリーと
カムシャフトタイミングプーリーの
位置を合わせる
と、記載があるのですが
これが分かり難かった!
正解は・・・
越後製菓!
ではなく 画像中央カムシャフトプーリーの
凹みなのですが
最下段 画像の如何にも!
と、言わんばかりのドグの様な
出っ張りに騙され 何周 クランクシャフト
回転させたか・・・
8
↑まぁ 苦労した分だけ
覚えていくんですけどね
気を取り直して お次はクランクシャフト
プーリーボルトの取り外し
こちらは別で所有している20ソアラの
E/G OHした時にも活用致しました
プーリーベルトを喰い込ませて
回り止めをして ボルトを緩める方法!
今まで色々な車のタイベル交換等してきて
取り外したベルトを 敢えて捨てずに
残しておき こういう時の為に使用致します
アイドラープーリーはベアリング
ご臨終の為 破棄するので こちらを活用し
クランクシャフトプーリーを
左に回していくと ベルトが喰い込む様に
していきます
22mmのソケットに
600mmスピンナーを取付け
更にガレージジャッキの柄を足し
左に回していくと・・・
『バキンっ!!』と、音を立て
ボルトが緩みます
専用のSST等 使用しなくても
身近なアナログ部品で事足りるのですよ
9
鬼門は通り抜けましたので あとは
細々した部品を取り外していくだけ!
プーリー自体を抜くのですが
適当に持ち合わせていたプーリー抜きを
持ち出して参りましたが
全然 固着しておらず 軽く抜けました
まぁ 良い事ではあるのですが
せっかく持ってきたので もう少し
手応えがあった方が感動が大きいですね
あと 上記と矛盾になるかも知れませんが
プーリー抜きなんてなくても
要はボルトの力を利用して
引き抜くだけですので
ボルト数本と 金属のプレートがあれば
お手製のSSTで事足りますよ
ないモノは作れば良いだけです
10
Vリブドベルトテンショナー取り外し
左に傾ければ ベルトを緩められるヤツです
内側(後ろ側?)にメカストッパーが
設けられていて 位置が決まる構造ですね
11
プーリーの奥側
中心軸からオフセットして プーリーを
取り付ける事によって 上記の働きを
しているという訳ですね
多分 中にスプリングが入っているかと
思われるのですが 加締め機構の為
これ以上 分解はしない方がいいかな?
洗浄してヨシにしようかと検討中です
12
先述した英雄のアイドラー取り外し
お疲れ様でした
中にベアリングが入っているので
ベアリングのみ交換予定です
ASSYだと 数千円
ベアリングのみであれば 数百円
13
こやつがラヂエターのファン・プロペラを
駆動させているポンプですね
旧式のプーリーから ベルト駆動で
直接プロペラを動作させている訳ではなく
プーリーからベルトでポンプを駆動させ
ポンプで油(フルード)を送って
ラヂエターで(トロコイド)ポンプを
駆動させて プロペラを回している感じ?
直接 プーリーからプロペラを
回転させるより ポンプ駆動の方が
フリクションロスが少ないのかなぁ?
ただ コストとしては
かなり掛かってますよね
追々 バラせたら 中の構造確認してみます
14
タイベルカバー取り外し
中にギアの様な円盤があり 凸凹を
近接スイッチの様なモノで
ON/OFFx2と信号として
検知しているって感じかな?
15
タイベルカバー類 全数 取り外し!
朝から雨で あまり やる気が出ず
昼から 子供の習い事の送迎で出掛けたりと
なんだかんだ 夕方近くからの作業の為
あまり 捗りませんでしたが
クランクプーリーボルトが外れたから
十分かな?と、思っております
また 週末まで 御預けですが
コツコツやっていきます
続く
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