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今日は、水戸から白河、国道4号北上して宮城県に入りました。






白河の関を訪ねて

水戸を出て、本来ならばビューっと高速道路を使って行けば近いのですが、今回の休暇はなんと10連休！…有給使っていますけれども。

いつになく時間だけはたっぷりとある。

という事で、行きは全て下道で向かいます。

途中にはさっそく「がんばろう福島」のノボリが。


東北路へ足を踏み入れるという事で、まずは白河の関を訪ねました。現在は白河神社として、神社と公園になっています。

古くは源義経が平家討伐のために兵を集めた場所とかそんな歴史的なことはよくわかってない人ですが、故人の義経や芭蕉にあやかって、旅路の安全を祈願しました。

芭蕉の俳句の碑も。



いざ、被災地宮城へ

旅の前準備として、津波被災マップなるものを準備していた。

　　津波被災マップ

けれども、下道で来た為、宮城に到着したのは夜6時ごろ、ちょうど日没してしまった。遠く海側には田んぼが連なっていたが、さらに奥には工場の煙が見えていた。反対はすぐに山側になり、比較的、坂の多い地形だ。この辺りではあまり震災の爪あとは感じられない。

おなかも空いてきたので、途中、大川原町付近で見つけた牛タン屋が美味しそうで、確認しに戻ったものの、店内がマッタリとしていたので入るのをあきらめた。

とりあえずは、宿泊場所まで行かなければならない。

予定地へ向けて、国道4号をひた走る。

国道沿いのお店はほとんどオープンしていて、どこも普通に混み混みじゃねーか。
スタミナ太郎とかステーキ宮とかドンキとか。

あれ？

各メディアから得られる情報で、予想していた状況とは違っていた。


道の駅・上品の郷

とりあえず、宿泊予定地の道の駅には到着した。もう22時。仙台とか松島とか越えて来るのって意外と時間かかるのな。

　　道の駅・上品の郷

途中、「月の松島」ネタを頂きたかったものの、真っ暗な夜で月などなく。


今日はこの場所で車中泊です。

ついて早々に持ってきたバーナーでお湯を沸かし、さらに準備してきたカップヌードルを頂きました。

ラーメンをすすっていた所、隣のステップワゴンでキャンピングしていた方に話しかけられました。4人で東京は多摩から復興ボランティアに来ているそうです。明日もガレキ崩しだとおっしゃられていました。

テレビだったかな、今回の震災でボランティアで現地入りする人も多いでしょうが、前回の阪神大震災の時、迷惑だったのはボランティアの一部だという話。物資がない所に手伝いに行って、結局ボランティアの人たちがその土地の水や食料を消費してしまって、逆に辛くなってしまうと言う。

被災の現地入りをしても現地の物資には手をつけず、自分で持ってきた物資でまかなう。

　　ボランティアのみなさんへ

それがボランティアのあるべき姿だと思うけれど、さっきの町の様子を見たら、それもバカらしく感じられる。

現地の人は悠々とレストランで食事をしている一方で、ボランティアで来ている人はせまっ苦しい車中泊で過ごしている。テレビで見た電車で来ている人なんかどこでどうしているんだろう。

もう少し、ホテルの開放とかお弁当の提供とか、「ボランティアされる側」の地域の人たちも、「ボランティアする側」ともう少し一丸になれないのかなって感じた。

「がんばろう○○」は他人任せなのか。

ボランティアはそんな見返りを期待してはいけないのか、彼らは期待しないのか。

何か上手くまわっていない気がします。





…え？オマエさっき牛タンくいに行こうとしてただろうって？

なんの事さら。

ワタシはただの傍観者です。