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9日～10日で海外出張してきました。






行き先は、今、台風が当たりまくってて話題の上海です。



当初の予定は、8日から2泊3日だったのですが、8日の便は相次いで欠航していた為、9日の始発出発となりました。

日本じゃ、こんなに晴れているのに、



中国は、今、まさに被災してました。

木が根っこから倒れていたり、



鉄道の下を通る道がかん水していたり、



街中の道もクリーク状態。



元々の道路環境のひどさや設備の悪さもありそうですが、正直、東北大震災の津波の後の状況より酷かったと思います。
「助けて」｢水が無い｣｢食料がとどかない｣「ガソリン優先してまわせ」｢義援金援助して｣…などなど、東北大震災の後は良く見かけましたが、中国の人たちはいち早く自分たちで復旧していました。
クリーク状態の街中の商店は当然、床上浸水です。商品もパソコンもコピー機も水に浸かっていた所もありました。そんな光景を目の当たりにしてふと反対側を向いてみると、普通の日常で、メシ食ってたり、採れたばかりのフルーツを並べた露店が出てたりしてるんです。また、かん水した水辺で遊んでたりするんですよ。「助けて」「国の対応が」云々言ってる人はほとんどいないのかも知れません。自分たちの力で生きて行かなければって、意識レベルの違いを感じました。



私は…と言うと、9日は上海空港から、東京と静岡くらい離れた寧波と言う街で打ち合わせをし、10日は上海郊外の松江と言う街で別の会社と打ち合わせをし、帰ってきました。



こんなホテルみたいな所で打ち合わせ先の方々と夕飯食って、



夜の街にちょっと出て、



部屋の広さが日本で泊まるビジネスホテルの倍はありそうな寧波シェラトンホテルに泊まって、





（シャワールームガラス張りだしｗ）





白酒の飲まされ過ぎで即行で寝て、もったいない事に朝食を食いに行けず…



慌しい2日間で、移動に時間のほとんどを使っていて、打ち合わせなんて1日2時間もやってません。現地、上海と寧波の間を車での移動の時は、寝ているか、外を眺めているか。

一昔前の映像だと、中国の道路事情は自転車やバイクが所狭しと移動しているイメージでしたが、今は車がガンガン走っていました。恐らく、名古屋も大阪も比較にならないくらい、運転は荒く、後ろから横からクラクションの嵐だし、赤信号でも人が道の真ん中に立っているし、突然の停車も逆走も何でもありな状態で、自分が運転していたら、必ず事故れる自信がある、そんな状況でした。こえェ。
走っている自家用車は欧州車が多く、セダンタイプが多かったようです。メーカーとしては、フォルクスワーゲン・アウディ・ベンツ・ＧＭ・トヨタ（レクサス）・ホンダ・マツダ・ニッサン辺りかなぁ。印象的なところで、フォルクスワーゲンは、サンタナ、トヨタはカムリ、ホンダはオデッセイ、マツダはマツダ2（デミオ）とマツダ6（アテンザ）、ニッサンはダットラなど。スズキは1台も見なかったし、日本であんなにたくさん走っているミニバンは少ないし、軽カーサイズの車に至っては1台も見ませんでした。
一方で、トラック業界ではトランスフォーマーが流行っているのか、運転席のトビラのサイドにトランスフォーマーステッカーを貼っているトラックとたくさんすれ違いました。




今回、観光じゃない所で渡航出来て、見るものいろいろとま新しく、楽しめました。1泊2日と短期であったので、そこまで感じませんでしたが、中国語で会話できればどんなにか楽しさも増すんでしょうね。

以上、駆け抜けた2日間でした。