
ドウモー。
しがない痛車乗りです。
痛車なの?
カスタムカーなの?
"痛車"自体がカスタムカーのジャンルなの?
…最近、よく分からなくなってきました。
さて、プレオに乗るようになってから、早6ヶ月。
そろそろイオの存在も忘れられかけてきた頃でしょうか?
まぁ、自分の頭の中では、まだまだ
「イオをどうしてやろうか」って絶賛妄想中な訳ですけれどw
…仕事中でもムフフ、ムフフフ。
…仕事帰りもムフフ、ムフフフフ。
当のイオさん、現在は茨城県にいます。
あんまりキチンとした報告もしていませんでしたが、一応、8インチのハイリフト化については昨年末に完成し、大阪のプロスタッフさんから帰ってきました。
細かい所を修正・調整してもらわなければならないので、再度、プロスタッフさんには持ち込んでお願いする事にはなりそうですが…。
見た目はこんな感じ。
雄雄しく猛々しい感じにはなりましたが、実際には"走らない"子になってしまいましたw
ブロックやタイヤ分、車重が重くなって、タイヤの幅が広がった分、抵抗力が大きくなって…ある程度予想していた事ではあるけれど。
どの位走らないかと言うと、道の作りが比較的スピードが出やすいとされている新東名高速において、今まで巡航出来ていたアクセルの開度で、巡航できなくなり、アクセルを開閉開閉…しながら走らなければならない感じになりましたw
完全にスタイル四駆です、本当にありがとうございました。
話は戻りますが、イオさんは現在茨城県にいます。
当ブログでも過去に出てきているラジカルってショップに預けています。
ショップ自体は知る人ぞ知るって感じのところですが、しっかりと話を聞いてくれて、しっかりと面倒を見てくれるのでお願いしています。
特に、今回はエンジンスワップで預けていますので、時間かかってでもしっかりと組んで、安全に仕上げて欲しいのです。
ドナーは昨年12月に茨城県の中古車屋で見つけたターボのイオTR。
13万キロのターボエンジンですが、ワンオーナーでキチンと整備もされていたようなので、素人判断ですが、飛びついて購入しましたw
とりあえずは、ターボのエンジンを乗せ換えてみて、オーバーホール等々は乗りながら考えていくつもりで、ラジカルさんと話を進めています。
ところで、エンジン性能、走行性能って聞くと何を思い浮かべますか?
ググったりしてみると、横軸に回転数を縦軸に出力やトルクをとった曲線グラフなどが良く見つかるかと思います。カタログなどでも最高出力や最大トルクなどの記載を確認できます。
パジェロイオについてまとめてみますと、下記のようになっています。
ここで、パワーウェイトレシオとして記載されている数値は、車重を出力の値で割り算した値で示されています。その値が小さければ小さいほど、加速性能が良いとされています。
ここまでの話はパワーウェイトレシオで調べて見ると良く出てくる話ですが、実際に、パワーウェイトレシオ値の逆数を取ると、残るSI単位はm2/s3で、単位を分解すると、
m/s×m/s2
となります。つまり、パワーウェイトレシオの逆数は、
走行速度×加速度
であり、パワーウェイトレシオの逆数は加速度に比例している事がわかります。
一方で、トルクについて、エンジンが発生したトルクがそのまま駆動力となる訳ではありません。また、トルクは力の大きさですが、「回転軸に直交する長さ1mの棒を取り付けた時に回転軸と反対側の棒の先に1Nの力が発生するような、回転する力の大きさ」であり、ギア比やタイヤ径が関わってきます。
(参考)「単位で考える トルクと馬力とパワーウエイトレシオ」
うちのイオに関して計算をしてみると、下記の様になります。
まず、リフトアップを実施した際にタイヤの径がノーマルよりも大きくなっている事により、駆動力、同じエンジンからのトルクで駆ける力は減ってしまっています。
特にハイリフト施工後、高速道路で4速巡航出来ない状態であった事を思い出すと、
駆動力<道路に対する摩擦力+空気抵抗力+機械の抵抗力
であったと考えられそうです。(道路に対する摩擦力に垂直抗力として、重量成分を含みます。)
また、ハイリフトした際にはブロックやタイヤの重量が多くなるので、少し車重に加算してやると、パワーウェイトレシオも変わり、加速も悪くなっていました。
これを今回、ターボエンジンにスワップしてやる事で、ある程度キビキビと動ける様に出来ると見込んでいます。
ついでなので、三菱車の中でのパジェロイオについても比較をしてみました。
ここでは"クロカン"性能的な意味から、1速ギアにおける駆動力に着目して、縦軸に"クロカン的戦闘力"、横軸に加速性能として、グラフ化してみました。
ただ、四駆界隈で、「あのジムニー戦闘力たけ~w」みたいな使い方をするかもしれませんが、この場合は駆動力の事に限らず、足の動きだったり、ボディの剛性だったりも含んでの"戦闘力"と考えられます。(実際に定義って、あるの?w)
…グラフを見ても…まー特にコメントしづらいですが…。
目指したいのは、
やはりパジェロエボですかねぇ。
…ほど遠いですけどw
同様に、クロカンタイプ四駆でまとめてみました。
さすがに全種類を網羅するのは厳しいので、年代やボディやエンジンの大きさをイオ周辺でピックアップして比較しています。
だいたい、RAV4Jやエクストレイルと同じくらいの性能である事が確認出来ました。エスクードやラングラーアンリミテッドに比べると、ちょっとは加速がいいんですねぇ。
まぁ、イオは不人気車でしたけど、クロカンタイプの中では、潜在能力は悪くなかったんじゃないかなぁと思います。
驚くべきは、イヴォークです!
前述の「三菱車~」の表と重ねて見ると、パジェロエボとほぼ重なってきます。
どちらかと言うと、シティ派四駆かと思っていましたが…高速道路でグングン抜き去られたのも納得できます。
理論上?グラフ上?はあーだこーだと書けますけれど、まぁ最後は乗って見ての感触にはなるかと思います。
エンジンスワップしたからって、別にスッゲー性能が上がってなくてもイイんです。キチンと走れるようになって戻ってこれるのか、楽しみに待っています。