
今日、周りの人にいろいろと聞いて回った。
ドリフトをやってた友人、Kカーでレースに参加してた職場の人、そして、C.D.I.を取り付けてもらったラジカルさんへ電話で。
少し自分で乗りながら様子を見て…とも思っていたが、先日のエボイエローさんのコメントがすごく引っかかり、考えれば考えるほど、
ヤバイヤバイと心配が強くなってきた。
仕事も手につかない。
結局、ディーラーの閉店時間に間に合うように仕事を切り上げて、再びイオを預けてきました。そして、もう一度、エンジンを開け、プラグの破片が見つかれば除去を、内部に傷が付いているようであれば修復を、まずは現状の確認と報告からお願いをしてきた。
これで調子が戻ってくれる事を切に願う。
今回のエンジン不調の原因としては、いくつか考えられるものの、
プラグコードがきちんと挿されていなかった事
が有力であると考えている。
ココからは自論であるから、間違っている可能性の方が高いかもしれない、と言うつもりで読んで下さい。
1.無くなったプラグ端子
先日のディーラーでの確認で、プラグ4本の内1本で端子が無くなっている状況が確認された。ただ、微妙な所でギャップを取れていたようで、はずす直前までスパークはしていたようだ。
この端子が無くなったのは、(繰り返しになるが)18日の名古屋高速でエンジンの異常振動が起こった時と予想される。その後の状況は、コレまで書いている通りだ。
プラグ端子はどうなってしまったのか。
カーボンですすけてしまっている為、詳細な形状は確認できないが、凸の方だけでなく、L字の方も無くなってしまっている。つまり、溶けたのではなく、飛んだのだろう。飛んだ破片は、燃焼室内に残ってしまい、最悪、シリンダーにキズを作ってしまうかもしれない。端子で使われているイリジウムの融点は2500℃付近、スパーク温度は2000℃くらいらしい。これだけ温度差があると溶けてはいないだろう。
レースをやっていた職場の人曰く、破片がピストンとの間に入り込んでしまい、キズを作ってしまったことがある、と。削らなければ直せないのでボアアップしたらしい。
そんな事例を聞かされたら、心配も一気に増幅する。
なぜ、プラグ端子が無くなってしまったか。
先日のディーラーでの確認において、プラグとC.D.I.の間をつないでいるプラグコードのプラグ側がきちんと挿し込まれていなかった事がわかった。
プラグコードはプラグに電力を供給し、その電力がプラグをスパークさせ、ガソリン混合気を爆発させ、ピストンを動かすエネルギーに換えてている。
高校の電磁気的な話で、電力W=電圧V×電流Iであるが、この電流Iは通り道となるコードや電線の断面積Sに比例するので、電流I=比例定数k×断面積Sとなる。
今回、プラグコードがきちんと刺さっていなかったと言う事は、在るべき断面積Sを稼げていなかった、しかし、一応プラグとコードが接触しているので、電力は供給する事が出来ていた。
電流Iが低いから、電力Wが低くて良い訳も無く、スパーク~爆発に一定の電力=エネルギーが必要だとしたら、電圧Vを上げてバランスを保ったのかもしれない。純正のDIシステムから社外・汎用のC.D.I.システムに変更していた為、昇圧が可能だったのか?
システム側では電圧を上げてみたものの、プラグ端子の耐電圧値を越え、端子は破壊されてしまった。加えて、高速道路におけるエンジン高回転域の繰り返し動作増も手伝って。
2.突然のバッテリー警告ランプ点灯
16日の夜、ドライブ中、信号待ちのアイドリング状態で突然、バッテリーの警告ランプとアクセルを踏んでもスカスカするだけの症状に陥った。電圧値は運転中には14V付近あるものの、アイドリングになると12Vまで降下していた。
ヘッドランプ・フォグランプ・エアコン・パソコン。いろいろと電力を使用していたし、先日から気になっていたバッテリーの寿命かなと思いながら、その時はエンジンをかけなおした。また、ヘッドランプとエアコンを切れば、電圧値はなんとか保てるようだったし。
そして、18日にはバッテリーを交換した。
だが、バッテリーは根本の解決ではなかった様だ。
スーパーオートバックス名古屋で確認をしてもらった感じでは、交換前のバッテリーの電圧値は12.5V程度残っており、正常範囲内であった。また、運転中に14V程度でオルタネーターも正常稼働している様だ。
ここでバッテリーの出力は一定上限に決まってくるだろうと考える。
ヘッドランプ・フォグランプ・エアコン・パソコン・モニター…etc.車検上がりの状態で、モニタータワーもつけていないので、少なくとも昨年の夏を1シーズン越えた構成と同じ。追加で大電力を必要とするパーツはつけていなかった。
となると、別の所で電力を消費していた可能性が考えられる。
それが、エンジンのプラグコードの話につながるのだとしたら…?
アイドリング状態になった時、バッテリーの供給上限を超えてしまっていた場合、必要な電力を供給できていない弱いスパークではエンジンを回すことが出来ず、エンストしてしまったのかもしれない。
こんな風に車検・修理上がってきてからの1週間の状況を総合的・複合的に考えてみると、上のトラブル原因がしっくりと合う気がしてくる。
ラジカルさんからは、燃料系統、インジェクターやポンプの故障の可能性もあるよと言う事は聞いているけれども、少なくともインジェクターはエンジンOHで開けた時に確認とカーボンの掃除を行ってもらっている事を考えると、可能性は薄いだろう。
まー、たぶん、エンジンOHの状況は完璧だったと思うんだ。ただ、最後の最後で「現状戻し」出来なかったんだな。
そして、街乗りでエンジンぶん回さずに乗っている人だったら、気付くのも遅れていたと思うんだ。ディーラーでも街乗りの確認しかしていなかったようだし。
あれ、パワーでねー、あれれ?って馬鹿みたいにアクセルをグングン踏むオーナーだったから、一気に症状が進行しちゃったのかなw
イオをディーラーに連れて行くところは、自走して行ったけれど、アイドリングからの加速中に
エンジンが止まりそうな感じの変な振動がするし、
ガツガツとか
カンとか、エンジンの方から音がしている気もする。そういう目で見ているからかもしれないし、本当に音がしているのかもしれない。
まずは、ディーラーによる状況確認を待っている。
Posted at 2012/07/25 21:25:13 | |
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エンジン回り | 日記