
今日は、これから神戸経由、小豆島へ行くので早めにアップします。
ハンガリーGPは、共産国だったからか、人の熱気が凄かったからか、解らないけど好きなGPでした。
どうして。F1にこんなに人が集まるのか?不思議な感じがしましたが。
先日、菅生のプレスルームで隣に座ったのは、写真学校時代の同級生だった。彼は、ゴルフ、テニスを経由して二輪にやって来た。数年後に、今度は鈴鹿F1のカメラマンスタンドで再会した。
どうしたの?うーん、F1はお金が沢山ありそうだから、、、はー、何だかなー。お前、二輪のGPでも同じ事を言っていたよな。そうだっけ、そうだよ。仕事なんだから、どこに来たっていいじゃん。ま、そうだな。
彼の写真が特別に上手いと思った事は無かった。しかし、ゴルフ時代は、岡本綾子さん、テニス時代は、伊達公子さんと時の人を撮ってきた。しかし、フラフラとスポーツ業界を動く彼に興味は無かった。
久しぶりに会った彼は、どこか?違って見えた。おー久ぶりじゃん、元気?タンボは?元気だよ。
最近の話をとめどもなく話した、で、同級生の彼奴は、福島に住んでるんだよ。で、自給自足で好きな写真を撮ってるんだ。良いよなー、そんな生活にちょっと憧れるよ。と言ったら、彼は最近の写真を見てくれとPCの画面を僕に、向けた。彼の撮っていたF1の写真では無かった、素晴らしい写真がそこには沢山あった。いいねー、上手くなったねー、と笑ったら、、、そうだろう、上手くなっただろう。笑顔が素敵だった。そして、お金にならない写真を撮ってるんだけど見てよ。と見せてくれたのは、結婚式の写真だった。これは、凄い、凄いねー。
良いというレベルを超えていた。そう、この世界にハマってるんだ。お金にはならないけど、、、写真を渡した人が、本当に喜んでくれるんだよ。それが、嬉しくて、どんどん撮ってる。えーーーー、あのお前が、、、お金じゃないと撮らなかった、お前が、、、ねー。
撮ってあげた人に褒められるって、凄く嬉しいんだ。パリに住んでた時に、散歩しながら撮ったというスナップも見せてもらった。え、お前は、写真が好きだったんだね。ごめんよ、勘違いしてたよ。
僕は、ある日、F1の写真を撮る事が嫌になった。僕にはレースが神聖だから、お金で撮る事が嫌になったからだ。でも、この世界が好きなんだと思う、久しぶりに行ってレーシングカーの音を聞くと血が騒ぐ。まだ、消化していない。今回の菅生で久しぶりに撮ったが、もっともっと撮りたいと思った。
オイルの焼ける匂いが懐かしかった。でも、Rの匂いじゃない、植物油じゃなくなっているなー
Posted at 2011/08/03 11:13:01 | |
トラックバック(0) |
F1 | クルマ